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milet tour “stairs” 二段目 @仙台

日程:2024年8月10日(土)
会場:仙台サンプラザホール
住所:宮城県仙台市宮城野区榴岡5丁目11−1
開場:15:00
開演:16:00
座席:Cゾーン 2階B列54番
※miles最速先行の次のローソンプレリク
公演時間:約1時間50分(ほぼ市川と同じ)

Gt. 野村陽一郎
Ba. Kota Hashimoto 橋本幸太 (@voodoo_wap
Dr. 堀 (@Hori_ScamCircle
Key. カメダタク(@came_da_taq
Cho. Elley(@ElleyMusic)

 5AMから読んでいただいている方はご存知かと思いますが、ネタバレがあります。

 今回の公演からmiletちゃんが「自分の口で直接伝えたい」と話している内容については、このnoteでもネタバレを避けたいと思います。

 本日の座席は、miles最速ではクレジットカードの不正利用検知に引っかかってしまい、取れませんでした。そのため、ローソンプレリクでチケットを取りましたが、2Fのほぼ正面で通路側という非常に見やすい位置でした。ステージ全体がしっかりと見渡せて、ライヴを堪能するにはとても良い場所でした。

仙台サンプラザホール 座席表より引用

ライヴ前

本日は仙台に前泊していたこともあり、早朝に仙台プラザまで3km程度だったかな。足を伸ばしてジョギングをしてきました。朝はまだ誰もいなくて、静かな街の中を走るのは気持ちが良かったです。

 開場が始まった15時頃になると、会場の入り口から外にかけてスモークが漏れていて、何だか量が多いように感じました。5AMの時もこんな感じだったかな?会場の作りのせいなのかもしれない。もくもくしてたよ。

二階からの景色

今回は仙台サンプラザホールの2階から初めて公演を観ることができました。しかも、通路側の”二段目”というポジションでした。昨年の5AMでは2階はなかったので、すごく新鮮で新しい視点からステージを観ることができたのはとても良かったです。

 前回の5AMツアーの仙台公演では最前列の正面だったため、ステージ全体がよく見えませんでしたし、「stairs」ツアーの初日の市川でも最前列だったので、今回の2階席からは、演出やステージ全体の構成がよく見えて良かったなぁ。仙台の円形になっている客席も包み込まれている、繭みたいな感じがあって好きです。

 本日の当日券はSOLD OUT。立ち見の人が中央や左右に合わせて150人くらいいたように感じました。それだけ多くの人がmiletちゃんのライブを求めているんだと、実感しました。

二段目の幕開け

 音楽が流れ始めると、両サイドから白い光線が駆け巡り、それに合わせるようにブルーライトが点滅し始める。市川と同じように、幕が両サイドに上がると、miletちゃんが階段の中央で白い衣装を纏って登場しました。2階からだと全景がよく見えて良かったです。

 2曲目の「On the Edge」を歌い上げる前に、miletちゃんは「会いたかったよー、miletです」と元気に挨拶し、観客に向かってニコニコしてました。パープルとオレンジのライトアップに照らされながら、階段を一段一段ゆっくりと踏みしめて降りてくる。

 続けて躍動感のある「Fine Line」を力強く歌い上げた後、「Diving Board」が始まりました。この曲の
”どこまでも深く”
”どこまでも高く”

という歌詞の部分で、地面を指差しながら
「深く!」って歌うところ好き。

歌詞と身体の動きがリンクしていて、曲の持つメッセージがしっかりと込められていて、客席に届く様に歌う姿がやっぱり印象的。

jamを歌い上げた後にmiletちゃんが軽く挨拶が入る

改めまして、miletです。
今日は前も来てくれた人も、今日初めて来てくれた人も
存分に楽しんでね!最後までよろしく!

us

この曲はアレンジされていて、最初の一音がアカペラで響き渡る。
静寂の中でmiletちゃんの声がまっすぐに届き、その瞬間、時が止まったかのような感覚に包まれたし、一音一音が2階まで聴こえてきた。

”好きだと言ってしまえば
何かが変わるかな
約束なんていらないから
抱きしめてよ
I want you”

特に”I want you”の部分の声の伸びは、息を呑んでしまうほど綺麗だったし、深くに染み渡った。miletちゃんの持つ声の伸び、柔らかさと力強さが、まるで自分だけに向けられているかのように感じられ、その瞬間、usの世界に完全に引き込まれた。言語化するのが難しい感情が込められていて、それが一音一音に宿っていることを改めて感じました。

 ラストのサビの前、miletちゃんはそっとマイクを客席に向け、「みんなも歌って」と促しました。彼女の仕草に、会場の多くの人が自然と声を合わせました。仙台のmilesが一つに繋がったような気がして、胸が温かくなった!

Somebody

 グリーンとパープルの照明に照らされながら、静かに歌い始めた瞬間、会場全体がその美しい光に包まれました。階段もレインボーに輝き、まるで歌声に呼応するかのように色彩が踊り始めます。

「誰かじゃなくて、あなたじゃなくちゃダメなんだ」

miletちゃんが紡ぐ曲に込められたメッセージを受け止めるのがライヴなんだよね。今回のセットリストの中でも特にこの曲が心に残ってるかなぁ。

miletちゃんの"X"より

衣装チェンジ

 miletちゃんが袖にはけた後、ステージに残された階段のテーブルが青色にライトアップされ、ゆっくりと回転し始めました。時間にして2分くらいだったかなぁ。その間に、エリーさんの美しいコーラスが重なり、まるで青い光が音に形を与えているかのように感じられた。エリーさんすごく良い!ってまず1回目ここで思いました。

 その光景は幻想的だったし、結構印象に残っています。エリーさんのコーラスが優しく包み込むようにステージを彩り、miletちゃんが去った後の余韻をさらに引き立てていました。この小休止というか、心が穏やかにな幕間の様な時間。

Anytime Anywhere

 カメちゃんの美しいピアノ伴奏に導かれ、静かに始まる「Anytime Anywhere」。その音色が会場に響き渡る中、miletちゃんは上手の方を向きながら歌い始めます。横顔が、オレンジ色の温かい照明に柔らかく照らされます。しばらくの間、その横顔を私たちに見せながら、心を込めて歌い続ける。階段の三段目にそっと腰をかけてリラックスした雰囲気で歌うその姿は、とても優しさを感じた。客席というよりは、天に向かって、そこに存在しない誰かに向かって歌っている様にも感じたなぁ。

 穏やかな表情と、ピアノの音色、そしてオレンジ色の照明が作り出すあたたかい空間の中で、歌声はさらに輝きを増し、心に深く染み渡っていく。5AMの時からAnytime Anywhere好きだけど、ますます好きになった。

挨拶

”あらためまして、starisにようこそ!
まだ二公演目、まだ二段目なんだね
みんなの熱が完成されている様に感じる
楽しみだな、きてくれてありがとう
今回のツアーから新たにバンドメンバーが加わってる”

ここでバンドメンバーの紹介が入る

”まだまだ一緒に歌っていこうね!
次の1曲は小さな子が1歩大人の階段を踏み出す
そんな曲なんだ”

THE SHOWにつながってからの

私の大好きなメドレー

Undone〜Imaginary Love〜Higherへと続く
特別なメドレーが始まりました。

初日もそれぞれの曲が少し短く感じたのですが、やはりメドレーだったんですね。正直なところ、フルバージョンで聴きたいなぁと思った瞬間もありましたが、このメドレーも良いかなと思ったり。

特に「Higher」は、いきなりサビから始まった。その突如として始まるサビが心を揺さぶり、さらに曲の途中で3秒ほど静止するアレンジが加わり、会場全体が一瞬息を飲む瞬間がありました。その後、miletちゃんがキレのある動きを見せたところでは、時間が止まったような感覚から一気に現実に引き戻され、そのGAPがまた新鮮でした!かっこよかったー!

 メドレーが終わると、続いて新曲「We All Lie」へと移っていく。ステージを取り囲む7つの炎が、ドラマ『スカイキャッスル』のドロドロ、ダークな感じを彷彿とさせるように赤々と燃え上がる。どんな曲でもmiletちゃんの世界に染まると、かっこよく見える。

Wings〜2人のハーモニー

 上手側のエリーさんが立っているところに、miletちゃんとエリーさんが仲良く座って始まる。二人はお互いに向き合いながら、声を重ねていきました。エリーさんの声がとても素敵で、miletの声と見事に調和している。二人の声が混じり合い、お互いを引き立て合いながら、美しいハーモニーを奏でていました。本日2回目のエリーさん良い!って思った瞬間。声すごく綺麗でした。

 曲が進むにつれ、階段を一歩ずつ登っていく。その時、上手側の斜め下からライトがmiletちゃんに当たり、彼女のシルエットが丸い影の中に浮かび上がる。そのシルエットが背景にある満月とリンクしていて、その美しさに息を飲みました。満月の光の中に映し出されるmiletちゃんが登っていく姿がとても美しかったです。

 stairsのイラストにも描かれている、この満月は日没後に現れたのか、それとも朝焼け前のものなのか、観る人によって違うのかもしれない。その曖昧さが、今回のシーンを引き立てている気がする。miletちゃんの音楽が作り出す特別な世界、聞き手と歌詞を通じて対話している感じがステージを通して伝わってきました!

GREEN LIGHTの時の、miletちゃんのこの写真覚えていますか?

 左手で手すりに手をかけながら、慎重に登る姿を捉えた写真。この時のmiletちゃんは、どこかか弱く、繊細に見えましたが、今回の「stairs」で見せた一歩一歩は、着実に一段、二段とステップを踏んでいた。このツアーのテーマでもstairs。

 「GREEN LIGHT」で見せたmiletの姿と重なるようなシーンですが、今回は彼女のステップがしっかりとしている。人間は羽を持たないからこそ、一歩ずつ自分の足で進んでいかなければならない。そのメッセージが、miletの動きから自然と伝わってくるようでした。

MC1

 miletちゃんがステージで語ってくれた内容の中で「自分の口で伝えたい」と話していた部分がありました。その核心に触れる部分はこのnoteでも割愛させていただきます。noteがSNSのジャンルに入る入らないは別として、テキストベースだと伝わらないところがやっぱりあるからです。ここの部分についてはmiletちゃん自身から直接聞くことが大切かもしれない。miletちゃんはそう話していました。

"stairsが始まるまではこれまでとは違った心境だったんだ。やさしいみんなが待っていてくれて良かった。wings歌っている時に、羽がね落ちてきたんだけど、何か守られている感じがする”

省略

まだまだ階段は下にもあるけど、上にもある。
星に届くのかもしれないし、下に行くと深海魚に届くのかもしれない
みんなにも一方があるから、それぞれの一歩ね
かけがえのない一歩、死ぬまでいえないような一歩もある
立ち止まっても大丈夫、階段をつくりあげれば良いんだよ
みんなもこの階段を持って帰って良いよ。心の中で作ってね

省略

人のこういう話は文字や電話で話していても
伝わりにくい、面と向かってでないと伝わらない

”こういう話”というところは、本人が直接伝えたい部分になるため
このnoteでは”省略”しています。

 コミュニケーションや想いを正確に伝えることは、本当に難しいものです。誤解を招いたり、誇張されて伝わってしまったり、気持ちがうまく伝わらなかったりすることがあります。特にSNS上で発信された言葉は、憶測が憶測を呼び、事実とは異なる内容が広まってしまうこともあるよね。

MC2

アンコール後はライヴTシャツの両肩と裾をカットした
すごくおしゃれで一層可愛さが増したスタイルで登場するmiletちゃん。

miletさんの"X"より引用

ありがとうございます。
かわいい?(※会場から可愛いの声が溢れる)
※Tシャツを指さして
このポラロイドね、私が撮ったんだよ!

私の推しグッズはこのカップね。
私が描いた、シャチがあってね、さっき歌った
テーマソングにもなってるんだ。
シャチが大好きになったから描いたんだよ。
今回のグッズでボストンバッグを出しているんですけど
何個かには直筆でTシャツのポラロイドに描いてある
写真を同じものを描いてあります。
すぐわかると思うんだー!

前回、市川ではこうしたことを話していなかったから
こういう内容は聞き逃してしまうと、ボストンバッグ買って
なんか描いてあるー、これプリントデザインかな?で終わっちゃうよね。
ちゃんとネタバレしてくれるmiletちゃん優しい!
直筆版は会場売りと通販とどっちなんだろう…。
(もし描いてあったよーという方いたら、こっそり教えてほしい)

milesのファンクラブのRaffle Draw、こちらは参加賞のパス
あとは、CD買ってくれた人にはhanatabaのアー写の
ピクチャーチケットがもらえます。
良かったらで良いのよー!

(ここで会場から笑いが起きる)

今日はね、牛の舌をいただいたせいか、声が出た

牛タンとは言わないところが、miletちゃん好き。
私も昨夜は牛の舌をいただいたので
市川より声出た気がするな!笑

実は仙台は何回かきてるけど、前乗りは少なくて
今回は前乗りしたのね。
それで、昨日の夜に仙台東照宮に行ったのね
すごく綺麗だった、blogに載せるね
仙山線(せんざん線)に乗ってんだけど「開ける」を
押さないと扉が開かないのね。乗ったことのない電車に乗るの好きなんだけど、ドアの前に立っていても開かない。お兄さんが押してくれて。。バスは前から乗るのか後ろから乗るのか、いつ払うのかとかわかんない(笑)。みなさんの地元を満喫してますー。
アンコールもう一曲歌うね。

公演後の余韻

 二段目は、仙台の皆様の優しさに包まれてました。
一段目よりも二段目の方が幸せが増えていた気がする。
まだ二公演目だけど、ここからどんどん進化していくのが
miletちゃんのライヴだよね。
5AMの時も序盤と終盤だと印象が結構違う気がするんだよね。
これからますます楽しみ!
そして、ライヴ中にもライヴ後もそうですが
その瞬間瞬間ってすごく楽しいなぁ、幸せだなぁって思う。
生を実感するんだよね。
こういう時代だからこそ、miletちゃんの様な
北極星の様に輝き道標になるようなアーティストは
すごく大切にしていきたいな、一緒に歩んでいきたいなって思います。

miletちゃんの"X"より引用

2024.8.10 セトリ

  1. Love When I Cry

  2. On the Edge

  3. Fine Line

  4. Diving Board

  5. jam

  6. Before the Dawn

  7. us

  8. Somebody

  9. レッドネオン

  10. Anytime Anywhere

  11. THE SHOW

  12. Undone(メドレー1)

  13. Imaginary Love(メドレー2)

  14. Higher(メドレー3)

  15. We All Lie

  16. Wings

  17. hanataba

  18. Bluer
    < Ancole >

  19. Who I Am

  20. Rewrite

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2024.8.9-8.10 グルメ










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