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エヴァンスとフルートにまつわる物語

ビルエヴァンスは生涯で二人のフルート奏者とアルバムを録音している、ひとりはジャズフルートの第一人者ハービーマン、そしてもうひとりはジャズフルートの鬼才ジェレミースタイグである。

なぜエヴァンスがワンホーンカルテットでの録音にトランペットでもテナーサックスでもなくフルートに拘ったのか、それはエヴァンス自身がフルートをピアノに次ぐ第二の楽器に選び、エヴァンス自身がフルートを吹いていた事が大きな理由の一つだと思われる。

ビルエヴァンスは公式な録音こそ残ってないものの、かなりの腕前でフルートを吹けたという、兵役時代は陸軍バンドでフルートを担当していた経験があるし、盟友ジョンコルトレーンに寄せた手紙にも「最近はフルートを毎日吹いている」と記している。

つまりエヴァンスは自身の第二の楽器にフルートを選ぶくらいに、フルートという楽器のサウンドに魅力を感じていた。
だからこそ一流のフルート奏者と共演することで自らの音楽にフルートのサウンドを取り入れたかったのは安易に推測できる。

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エヴァンスとフルートにまつわる物語

ディスク岩本の邪頭小僧徒然草。

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主にモダンジャズに関する記事を書いていくつもりです。 文章を書くのが好きですが基本的にはトランペッターです。
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