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海外生活の始め方 百聞は一見に如かず 00004

生活リズムが変わると

何かと理由をこじつけて

習慣にしようと思っていたことを

遠ざけてしまうこの性分

前回投稿から2週間程? 空いてしまいましたが

なんとか戻ってこれました:)

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YES!!!!

空港まで迎えにきてくれたおじ様に対して

こんな短い英文 いや単語で幕を開けた私の初の海外生活

マリコさんに聞いた話をフラッシュバックして

まだ心臓バクバク

なんとか自己紹介

I am Gorilla(仮名)......

するとサングラスにタトゥー姿のおじ様が

Mark!!!! と

え? 頭の中更にパニック

すると そんな顔で察してくれたのか

My name is Mark!

とサングラスを取りながら

満面の笑み エンジェルスマイル:)

この笑顔で一瞬にして不安が吹き飛び

頭の中が冷静になり

あーこの人の名前はMark なんだと

相変わらずそれ以外は何を言っているかわからないけど

とりあえず笑顔で Markの自慢のトラックに乗り込みお家へ

道中

どでかいハイウェイに大興奮:)

映画の中でしか見たことなかったキャデラックに

イカつい黒人さん

ピンク色のハーレー

とにかく大興奮

ふと運転席を見ると

Markが何かを言いながら汗を拭う

@%$#^*&^#......

ん? 耳を凝らすと

%$@^%$^Hot.

暑いのか! 暑過ぎてめっちゃ汗かいてんのか!

なんとか英語を理解できて嬉しい

ここで ふと思い出す

私は大の汗っかき

日本では何をするのにも汗をかいていて

夏場なんて大惨事

なのに 今は全く汗をかいていない

車の移動でだいぶ落ち着いた私は

下手くそな英語でMarkに説明

日本では汗かく なのに汗かいてない なぜ? 的な

めちゃくちゃな英語で

すると おそらくホームステイでいつも英語が下手な日本人相手をして

慣れているMarkは 何かをくんでくれたらしく

@%&$#*&^Dry と

Dry 乾燥

頭の中で湿度が違うから汗かかないのかと納得

汗っかきがコンプレックスだった私はここは天国だなー:)

なんて思っていたら Mark邸に到着

映画の中で見た大きな前庭 緑色の芝

家の中から大っきいゴールデンレトリバーと

人の良さそうな おば様 登場

また

I am Gorilla と自己紹介すると

Catherine!! とおば様

ここでやっと わざわざ I am とか My name is とか

言わなくていいんだなと理解:)

家の中を色々と紹介してもらい早速夕ご飯

Mac & Cheese というアメリカの代表的なご飯

マカロニにチーズソースを絡めただけのとてもシンプルな一品

美味しかった:)

その後は相当疲れていたのか 時差ボケなのか

マリコさんのマシンガントークのせいで飛行機で一睡もできなかったからなのか

ベットへ直行して朝まで爆睡

目覚めると早速朝食

シリアルと牛乳

朝から肉を食べないと気が済まない私には

これが一番しんどかった

しかし当然そんなことを言い出せるわけもなく

シリアルとは1週間仲良くしました:)

さて何をしようと考えていたところ

中庭にあるプールを発見

入ってもいい?

と頑張って聞いてみたら

快くOkay:)

でそのプールにダイブ

まさかの深さに 溺れそうになるも

平静を装ってCatherineにアピール:)

何か言ってるけど 全くわからないから

とりあえず笑顔:)

プールで泳いで半日

昼食

そしてプール

平泳ぎを習得した頃に

Markが真っ赤な顔して プールに浮かべて寝れる

浮き輪みたいなのを持ってきてくれた

必死に口で空気入れてるところを想像したら

笑が止まらなかった

そしてプールに浮かべて

Markに

ここ持ってて 的なことを言われ持っていると

まさかのMarkが浮き輪の上に横になり就寝:)

俺はー!! と思いつつも言い出せず

というか英語でなんて言うかもわからず

ただただ まるまる太ったMarkの可愛い寝顔を見ながら平泳ぎ

こんな生活を2,3日続けていたら

Catherineが可哀想に思ったのか

街に連れ出してくれた:)

あまり物欲はなかったけど

当時はやっていたNEW ERAが欲しいと頼み

ショッピングモールを散策

専門店を見つけたものの

なかなかタイプのものがなく

まよいまくっていたら閉店時間

こんだけ時間をかけたのに何も買わないのは申し訳なかったので

1つ購入 

あとはビーチやらなんやら連れて行ってもらったけど

ほぼ記憶なし:)

ただ覚えているのは

ある日のディナーに連れて行ってくれたマクドナルド

バーガーがでかい

そして極め付けは

マックフルーリー

どでかくてトッピングはマーブルチョコレートみたいなのが

どっさり

上にトッピングしてあるだけなのかなと思ったら

中身までどっさり

食べることに関してはかなり自信があったけど

人生初の途中リタイア:) 無念

そんなことを思っていた4日目の夜に ふと気づいたのは

その日MarkとCatherineが喋りかけてきた事を少し理解できたなと

頭の中で単語とか文法うんぬんではなく

説明はうまくできないけど

理解ができた

相変わらず私の口から出るのはデタラメな英語だけど

理解できてきているということに

少し嬉しくなりながら就寝:)

次の日の朝はいつも通りにシリアルを食べながら

MarkとCatherineの会話に夢中

なんとなくわかる

ニヤニヤしながらプールへ:)


結局その後は目立ったことは何もせずに

最終日を迎え

Catherineとゴールデンレトリバーに別れをつげ

空港へ

Markにもハグしてバイバイ

そしてまたデタラメな英語を使って出国審査を済ませ搭乗:)

思い返せば返すほど

あっという間の1週間

ただ この1週間の中で受けた感動と衝撃は一生物

何よりの収穫は

たった1週間で英語がなんとなく理解でき始めていたということ

この時に

英語の勉強は読み書きよりも耳からということを学び

(もちろん英単語と文法の勉強も大事)

なぜか自信がつきました:)

この1週間がなければ今後の私の海外生活はあり得なかったでしょう:)




読んでくれてありがとう:)

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