『Mリーグ』のせいで健康麻雀店のオーナーになっちゃいました
『海より広いイーシャンテン』
『真っ赤っ赤、ザリガニくらい赤いね』
この解説が私を健康麻雀店の
オーナーにするなんて彼は思ってもいないでしょう
少し自己紹介します。
1983年生まれ41歳。
愛知県豊橋市出身。
そうあの格闘技の朝倉兄弟と同じ出身地、、、
いや最高位戦日本プロ麻雀協会所属U−NENTパイレーツ鈴木優プロと同郷です。
優さんの元お店は実家から徒歩5分のところで気付いた時は驚きでした。
18歳で上京し、19歳で麻雀に出会い、2年ほど狂った様に打ちまくりました。
麻雀店での勤務経験は19歳の時に新宿の某チェーン店で1ヶ月だけ働きました。辞めた理由は1ヶ月勤務して500円しか残らなかったからです。
それから1年に1回打つか打たないかくらいのペースで麻雀と付き合っていました。
2020年コロナの影響で経営してた会社の事業を休止すると共にステイホームを余儀なくされた私は、家でやれることを探した結果ネット麻雀に行き着きます。
始めたのは当時リリースしたてで勢いが凄かった『ジャン魂』。そこそこ普通に打てる私はすぐに雀聖まで到達しました。そこから王座の間でボコられながら、気付けば4着を取ると私生活に支障が出るくらいハマっていきました。
そして、久しぶりに麻雀というゲームに毎日触れるにつれ、リアル麻雀が打ちたくなってきました。
そんな折取引先の担当者から麻雀のお誘いを受けました。コロナも落ち着いて来ていたので私は久しぶりのリアル麻雀に足を運びました。
その中の１人が私に麻雀を教えてくれた師匠に似た『強さ』を持っていました。
どっぷり麻雀にハマっていた私はその『強さ』の根源を知りたくて初めて麻雀を勉強しようと思ったのです。
何から手をつけたのかハッキリと覚えてはいないのですがYouTubeで麻雀のことを調べているとあるチャンネルに行き着きます。
その主は、時に麻雀が嫌いとか、やりたくないとか本音で語り、ただ麻雀の牌譜について話す時は誰よりも深く、初手1打1打に理由をつけて解説してくれる。そして一言でただただ『面白い』私はそのトークにすぐに虜になった。
この人の麻雀を観てみたい。『Mリーグ』という麻雀プロリーグの『渋谷ABEMAS』というチームに所属しているらしい。
私はすぐにABEMAに加入し試合を観た。そこにはいつもふざけてるオジさんはいなかった。一人の雀士として闘牌していました。
ただただ格好よくてキラキラしていた。ルパン三世の様な、ワンピースのルフィーの様な、ドラゴンボールの孫悟空の様な普段馬鹿やってるけど『強い』まさに主人公。
そう彼の名前は『多井隆晴』誰が何と言おうが私の『スーパーヒーロー』です。
そして『Mリーグ』という舞台が私には衝撃的で、今まで『個人競技』だったものが『チーム戦』になり、大人が麻雀で泣いたり笑ったり抱き合ったりしているのです。私は麻雀観戦に目覚めました。
勿論『渋谷ABEMAS』推しですが全ての対局を観る様になりました。各団体のリーグ戦や最強戦、タイトル戦、夕刊フジ、神域リーグなど全て観るようになりました。気付けば麻雀が生活の一部になっていました。
そして麻雀に携わる仕事がしたいなぁと漠然と考える様になりました。
まずはプロになるか！プロになってタイトル取って店を開きたい！！ただ年齢的にこの順序は正しいのか？少し歩みを止めました。
その頃思いがけない事実を知ります。私の嫁ちゃんの両親が麻雀が大好きだということ。二人で『健康麻雀』に行っているそうなのです。驚きました。
そして嫁ちゃんはお父さんの『認知症予防』になると『家族麻雀』をする様になりました。
私は決意が固まりました。もう店開いちゃお！！
それから私もいろいろな麻雀店で闘牌しながら物件を探し始めました。
某チェーン店に初めて来店した時にたまたま月例大会の日で飛び入りで参加させてもらい43人の中優勝させて頂きました。
麻雀プロでもない私が突然お店をやると言い出したのできっと不安であっただろう嫁ちゃんを少しだけ安心させられたのではないかと思い、私自身めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。
その時の記念撮影のポーズは勿論『麻雀Love』です
そして『多井隆晴』に出会って『Mリーグ』に出会って『白鳥翔』に出会って『松本吉弘』に出会って『日向藍子』に出会って
2024年2月10日（土）西川口駅徒歩5分に『健康麻雀ひなた』が誕生しました！！
熱狂を外へ！を実現し、そしてまた私がここから熱狂を外へ！！
お店の目標は『全ての麻雀好きが楽しめる空間作り』
あと野望は大きく『Mリーガー』輩出です。
私もまだまだ道の途中。皆様と共に楽しく元気に成長していきたいと思っています。
最後にお店の名前の由来について質問が多いので伝えます。
最初私が１番好きな麻雀用語『河底撈魚』にしようと思ってました。少し漢字4文字では固く感じるかなと思い『河底らお魚』にするなどの工夫をこらしてみました。
『覚えづらい！分かりづらい！』と反対されました。次に思いついたのが『渋谷ABEMAS』といえば『麻雀Love』これだ！！『健康・麻雀Love』完璧だ。決まった。そう思った私は油断してました。
西川口で『Love』はないわ。関わる全ての人に反対されました。あまりにも手応えがあったのに反対されたので、迷宮入りしました。マジで思いつかない、、、
そんな折、歯が痛くなりかかった歯科が『ひなたデンタルクリニック』という名前でした。私はぼそっと呟きました。『ひなたぼっこ』
ぽかぽか温かい空間にしたい。そんな思いも文字に込め、そしていつも誰よりも丁寧に深々とお辞儀をする日向藍子さんの麻雀に対する礼儀が大好きなので少し名前をお借りして
『ひなた』と名付けました。すごく気に入ってます。
長々と読んで頂きありがとうございました。少しでも多くの方に麻雀を楽しんでもらえるように日々努力しますので、こんな人がやってるお店ならいってみようかと思って頂けたら幸いです！『Mリーグ』やプロの対局のお話しながら闘牌しましょ！
お待ちしております！
鈴木亮介
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