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ボイジャー3号の「ゴールデンレコード」に収録すべき玉置浩二。

今から40年以上前に打ち上げられた探査機、ボイジャー。その中に収められた黄金に輝くその名も『ゴールデンレコード』。

金ピカなレコード、さぞお高そう。現在の価値に換算すると50億円くらいになるのかな?と思いきや純金製ではなくて銅に金メッキでした。それでも当時の最先端の技術を集結したものだったことに変わりはないです。

まだ見ぬ宇宙の知的生命体に向けて、地球に住む生命、人類の文化の存在を音楽や画像などにして収録した記録媒体が『ゴールデンレコード』なのです。

豊かな自然に恵まれた地球の自然の音多数の言語でのあいさつも収められています。

音楽に関しては民族音楽、おなじみのクラシックの名曲からチャックベリーまでバラエティに富んだラインナップで異星人にもきっと楽しんでもらえるようなサービス満点のレコードに仕上がっています。

日本からは『鶴の巣ごもり』というナンバーが収められたそう。尺八が牧歌的な情景を思い起こさせる曲です。

2020年の今、ボイジャー3号を再び宇宙に送り出すとしたら?

そこに搭載するゴールデンレコードに是非とも収録いただきたいのは玉置浩二、その人です。

生まれ持った才能。それを英語でギフトと言います。天より与えられし特別な能力。

この世界にはたくさんのギフテッドの人たちがいますよね。類稀なる歌声を与えられ、歌を歌うために生まれてきた存在が玉置浩二だと思うのです。

たくさんのアーティストがリスペクトしてやまないその歌唱力。衰えることを知らない歌声。たくさんの動画の中で何度も繰り返し繰り返しみているお宝動画でご紹介です。

夏の終わりのハーモニー/ 玉置浩二 井上陽水

これはもう何回見たかわからないぞ…。井上陽水、玉置浩二のキレッキレ全盛期のお歌ですよ。レジェンド級のお二人がさらっと弾き語りでこのクオリティです。隣に座ったほろ酔いタモリさん、歌がめちゃめちゃ染みてるのも微笑ましい。

メロディー/ 玉置浩二 森山直太郎

たくさんの人とコラボをしている玉置浩二。番組の企画ものでも動画がたくさんありますので、かたっぱしから見ていくのもいいですね。

その中でも猛烈に推したいのがこちら。森山直太郎とコラボした「メロディ」という曲です。

玉置浩二の声と森山直太郎の声、全然似てないですよね。これを聞く前は「んーどうでしょうね?」と思ってたんです。

聞いてみてびっくり。森山直太郎のお声、こちらの曲にとってもぴったりだし、なんといっても見せ場はそのハモリ!玉置浩二の圧倒的な声量にきらめきを添えるようなハーモニーに神々しささえ感じるじゃないか。鳥肌すぎる。

これはもうね、もんのすごくいい曲なのよ。切なくて儚くて繊細でやさしい。
こちらは原曲で23年前のコンサートの動画です。ソフトな歌声も力強い歌声もどちらも歌いこなせるから、楽曲がいきいきと表情豊かに聞こえます。

お次はこの曲。

サーチライト/ 玉置浩二

この動画の公開が2018年でその頃のコンサートだとすると、この時のお年は60歳くらいかと思います。聞いてびっくりなのが、その声。「え、全盛期ってなんのことだっけ??」と言うくらい、今聞いても非の打ち所がないほどの歌声。

声量も声の質も恐ろしいほど正確に音程を捉えるところも、若い時のそれと比べてもなんら聞き劣りしないのです。そしてこの色気。どこかのタイミングで一度転生したとしか思えない。人智を超えた存在です。

そしてなんと今年2020年12月23日に新しいアルバムをリリースすると!楽曲提供した曲をセルフカバーしたアルバムになるそうな。

まさにその生涯をかけて歌を歌っていくと言う星の元に生まれた男、玉置浩二。そんなアーティストがここ、地球に存在している奇跡。

無限の星々にあまねくその歌声を届けよう。さあ今こそ、ボイジャー3号にゴールデンレコードを乗せて。