We can dance to every note

先日は友達のライブに遊びに行った。いやー、なんでいうかめちゃくちゃ良かったです。いわゆるフロアライブってやつで、演者との距離がゼロ。円形に組まれたバンドを取り囲む形で客がいて、みんな酒を片手に360度めちゃくちゃ笑顔みたいなイベントだった。

中高、そして大学もか。その頃は「ああ、この時が終わって終えばもうこういう日々は送れないのかな」と思っていたけど、なんやかんやこうしていろんな新しい友達が出来て、めちゃくちゃ酒を飲んだりとかして、あの頃思ってたことなんて殆ど嘘だったな〜と気づいた。

「バックビートに合わせて踊る 楽しいだけじゃ上手くいかない」という意味の歌詞を書いたのは別に何かに絶望しているとかではなかった。楽しいだけじゃ確かに上手くいかないこともあるけど、反対に楽しいだけでいい夜も沢山あるよなあと思ったからだと思う。
現実問題として、音楽という媒体でお金を生み出すのは結構難しい。
そもそも、CDをリリースして、それを売ってツアーを回るという形態がもう成り立たなくなっている。めちゃくちゃ売れてる人なら、「サブスクには出しません」と言えるのかもしれないが、現状そこら辺にいるアーティストはサブスクに出さないと土俵にすら上がれない。
加えて会場費の高騰などもあり、世界を股にかけてツアーを回るバンドが「俺たちはもはやTシャツ屋さんだ」と言い始める始末。

そんなことを考えて落ち込んでいても多分仕方なくて、楽しい夜は楽しい夜だと割り切って浴びるように酒を飲んで友達を増やすほうがもしかしたら人生は豊かになるのかも!と思い始める。
そもそも何のために曲を作る?何のために歌う?何のためにギターを弾く?僕にとってそれは「何かを作りたいから」という気持ちだけしかない。

楽しんでいこう!ハッピーでピースな日々を作っていこう!そう思って今日も進んでいく。
自分が企画したイベントまであと20日。めちゃくちゃでかいパーティーにしたい。大学の時にやった大人数の飲み会みたいにしたい!
楽しいだけの夜が、たまにはあってもいいじゃないか!と、みんなで分かち合いたい!

タイトルはMONOEYESの楽曲”What I Left Today”の歌詞から。
「どんな音にだって踊れるぜ」
みんなで踊れる美しくも醜い夜が、きっと訪れるはずだと信じて楽しみにしててくれ:-)

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