見出し画像

小説を書くことで、新しい何かが始まる其の弐拾

恋愛小説を書くと、人生がかわる というお話をお届けしています。ハードルが高いのよねと、言われました。恥ずかしいのだそうです。日本には「恥の文化」があります。

欧米人から見た日本人や日本の文化について研究した「日本人論」の中で、アメリカの女性人類学者ルース・ベネディクト氏が書いた著書『菊と刀』 The Chrysanthemum and the Sword (1946) のなかで使った用語。 他者の内的感情やおもわくと自己の体面とを重視する行動様式によって特徴づけられる文化をいう。

小説を書くということは、自己顕示欲の表れであり、だれかに認めてほしい、褒めてほしいというものだとしたら、恥じることはなにもないはず。この思い切りの良さが、日常生活の続きで出てくることは難しいから、あえて恋愛小説を提案しているのです。

すでに書かれているおとぎ話を使って、その続編を書く。これは非日常です。あなたは、架空の存在になり、また、自由な立場を得ることができます。それを潜在意識に働きかけることで、さらに自由度が加速します。

物語を書くときは、別の誰かに変身したほうが簡単です。書くことは楽しいから、今日も五行書いてみてください。

では、また明日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?