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江戸のメイルマガジン第352号 2024年1月12日、お届けします

江戸のメイルマガジン 352号 2024.1.12発行

京都から伊勢神宮に早朝参詣。ぴりりとした空気の中、新しく
エネルギーチャージされた気がしました。新年の参詣ができて
よかったです。今年の始まりに、何を実現させたいのか、書き
出してみるといいですよ。
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1. 東京国立博物館 博物館に初もうで 謹賀辰年―年の初めの龍づくし―
2. 第58回 京の冬の旅 非公開寺院も期間限定で公開(1月-3月開催)
3. 国立新美術館 マティス 自由なフォルム
4. サントリー美術館 四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎
5. MOA美術館 名品展 国宝「紅白梅図屏風」
6. 上野の森美術館 モネ 連作の情景
7. 千葉市美術館 サムライ、浮世絵師になる! 鳥文斎栄之展
8. 足立区制90周年記念 広報番組「琳派の花園 あだち」
9. まもなく終了 小石川後楽園【夜間特別開園 灯りと笑いで福招き】令和6年1/12(金)-1/21(日)
10. 丸紅ギャラリー 企画展 源氏物語 よみがえった女房装束の美
11. 伊勢神宮参詣きっぷ 近畿日本鉄道
12. 山種美術館 【特別展】癒やしの日本美術―ほのぼの若冲・なごみの土牛―
13. 出光美術館 青磁 ─世界を魅了したやきもの
14. まもなく終了 SOMPO美術館 新宿 ゴッホと静物画ー伝統から革新へ
15. グッチ銀座 ギャラリー GUCCI VISIONS
16. 相国寺承天閣美術館 京都 若冲と応挙
17. 小石川後楽園 「小寒(しょうかん)」 1/6-1/19の見どころ
18. まもなく終了 早稲田大学演劇博物館 没後130年 河竹黙阿弥―江戸から東京へ―
19. 皇居東御苑 花だより
20. 江戸のくずし字講座の1月 宣伝です
21. 台東区ボランティアガイド フリーガイド(浅草・上野・谷中)のご案内
22. 「順徳院」書籍のご案内
23. 国文学研究資料館 くずし字を読む、国文研千年の旅
24. 江戸のくずし字講座 2024年1月の後期講座のご案内
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1. 東京国立博物館 博物館に初もうで 謹賀辰年―年の初めの龍づくし―
https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=10980

令和6(2024)は辰年です。「辰」は十二支の五番目にあたります。古代中国
の天文学に端を発した十二支は、東アジアの人々の生活に深く浸透し、
方角、時刻や月日、そして十二年ごとに一巡する年回りを示すように
なりました。十二支にあてられた動物を十二支獣と呼び、辰には龍が
あてられます。龍は十二支獣の中で唯一想像上の動物です。

会期 1月2日から28日まで
東京国立博物館は、2024年も1月2日(火)より開館し、恒例の正月企画
「博物館に初もうで」を開催します。

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2. 第58回 京の冬の旅 非公開寺院も期間限定で公開(1月-3月開催)
https://souda-kyoto.jp/event/detail/kyoto-winter.html
普段は見学することができない通常非公開の文化財が、期間限定で特別公開されます。
今回のテーマは「紫式部と源氏物語」と「辰年のご利益 京の龍めぐり」。 2024年の大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部と、1000年にわたって読み継がれてきた王朝文学の金字塔『源氏物語』にちなんで、物語ゆかりの地にスポットをあてます。

公開期間 2024年1月6日(土)- 3月18日(月)
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3. 国立新美術館 マティス 自由なフォルム
https://matisse2024.jp/

巨匠マティスの愛した手法、「切り紙絵」を本格的に紹介
マティスが晩年、精力的に取り組んだ切り紙絵に焦点を当てた展覧会は日本初。マティスが長い芸術家人生で最後に到達した記念碑的な表現に迫ります。

会期 2024年2月14日(水)- 5月27日(月)
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4. サントリー美術館 四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/future.html

本展は、織田有楽斎の四百年遠忌に際し、有楽斎ゆかりの寺・正伝永源院の
寺宝を紹介するとともに、有楽斎にまつわる茶道具の名品や手紙などから
その稀有な人物像に迫ります。
会期 2024年1月31日(水)- 3月24日(日)
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5. MOA美術館 名品展 国宝「紅白梅図屏風」
https://www.moaart.or.jp/events/moabestcollection2024/

本展では、「紅白梅図屏風」をはじめ京焼の大成者・野々村仁清作「
色絵藤花文茶壺」、三大手鑑の一つとして著名な手鑑「翰墨城」の
国宝3件の同時公開に加え、コレクションの各ジャンルを代表する
名品を精選して展観します。梅花咲き誇る2月、隣接する瑞雲郷梅園
とともにぜひご鑑賞ください。
令和6年2月2日(金) - 2月27日(火)
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6. 上野の森美術館 モネ 連作の情景
https://www.monet2023.jp/about/

パリで生まれたモネはル・アーヴルで成長し、風景画家ブーダンと
の出会いを契機に戸外で風景を描き始めました。第1回印象派展
から150年を迎えることを記念し、国内外のモネの代表作60点以上
が一堂に会します。

会期 2023年10月20日(金)- 2024年1月28日(日)
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7. 千葉市美術館 サムライ、浮世絵師になる! 鳥文斎栄之展
https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/24-1-6-3-3/

鳥文斎栄之(ちょうぶんさい・えいし1756−1829)は、旗本出身と
いう異色の出自をもち、美人画のみならず幅広い画題で人気を得た
浮世絵師です。浮世絵の黄金期とも称される天明-寛政期(1781-
1801)に、同時代の喜多川歌麿(?−1806)と拮抗して活躍しました。

会期 2024年1月6日[土] – 3月3日[日]
 前期:1月6日[土] – 2月4日[日] 
 後期:2月6日[火] – 3月3日[日]
休館日・休室日
休室日:1月9日[火]、15日[月]、2月5日[月]、13日[火]
 第1月曜日は全館休館
観覧料 一般1,500円(1,200円)、大学生800円(640円)、小・中学生、高校生無料

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8. 足立区制90周年記念 広報番組「琳派の花園 あだち」
https://www.youtube.com/watch?v=77uh416JGs0

「普通にイメージする『千住』と『琳派』のギャップ感。
何だろう」と思ったところからのスタートだったのです」
(武蔵野美術大学 玉蟲敏子教授/あだち広報インタビュー
より)。平成22年ごろから足立区に関わる玉蟲教授は、
から次々と貴重な美術品が発見されることに驚いたと
言います。「東京都内でこれだけの琳派の作品がまと
まって出現したことはこれまで聞いたことがなかったの
です」(同上)。
足立の地で「琳派」が花開いたのは、江戸琳派の祖とも
いわれる酒井抱一や鈴木其一が千住にゆかりの人物だった
ことに端を発します。其一に学んだ村越父子が江戸後期
から明治にかけて千住に居を構えて活動したことで、
さらに多くの作品が生まれ、豊かな文化が育まれてきました。
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9. まもなく終了 小石川後楽園【夜間特別開園 灯りと笑いで福招き】令和6年1/12(金)-1/21(日)
https://www.tokyo-park.or.jp/announcement/030/detail/53965.html
当園で初めての夜間開園では、隣接する東京ドームシティにて開催中の「TDC 笑(SHOW)イルミ」とコラボし、「笑い」をテーマに冬の夜をお愉しみいただきます。新年の訪れを祝い、当時の諸大名も笑顔溢れる時を過ごしたであろう宴の夜に思いを馳せ、心温まる「笑い」の世界をどうぞ。江戸時代の「宴」をイメージした陣幕で「和」の軽食や温かいお飲み物も
ご提供します。
【開催日時】 令和6年1月12日(金)-1月21日(日) 18時-21時(最終入園20時30分)
【入園方法】入園には特別チケットが必要です。

◆夜間特別観賞券(前売り) 800円 オンラインのみ
◆夜間特別観賞券(当日) 1,000円 オンライン及び窓口 ※窓口での販売は18:00から東門にて現金のみ
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10. 丸紅ギャラリー 企画展 源氏物語 よみがえった女房装束の美
https://www.marubeni.com/gallery/exhibition/

会期:2023年12月1日(金)-2月28日(木)
2023年12月から2024年2月にかけて、丸紅ギャラリーでは、平安時代の女房装束と桃山時代の小袖を連続した形で展覧いたします。いずれも専門家グループによる厳密な時代考証を経て一流の職人の手により再現ないし復元されたものです。
前半の展覧会は実践女子大学の全面的な協力のもとに12月1日から28日まで
実施いたします。同学は、私立大学研究ブランディング事業「源氏物語研究
の学際的・国際的研究拠点の形成」の一環として、『源氏物語』「若菜 下」
の六条院の女楽に登場する明石の君の装束の再現を5年の歳月をかけて行いました。
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11. 伊勢神宮参詣きっぷ 近畿日本鉄道
https://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/Ticket/sanpai/

伊勢神宮参拝と伊勢志摩エリアを便利にお得に楽しめるきっぷ
三重交通バスの指定区間を、二見・朝熊エリアにも拡大いたします。

前売限定、インターネット通信販売あり
関西発(大阪難波・京都・近鉄奈良などから)
おとな(中学生以上)7,100円 小児(小学生)3,550円

東海発(近鉄名古屋-近鉄蟹江から)
おとな(中学生以上)6,200円 小児(小学生)3,100円
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12. 山種美術館 【特別展】癒やしの日本美術―ほのぼの若冲・なごみの土牛―
https://www.yamatane-museum.jp/exh/2023/healing.html

日常が大きく揺らぎ、不安定な世界情勢が続く今、「マインドフルネス」、
「ウェルビーイング」、「チル」といった心の動きを意識する言葉が時代
のキーワードとなっています。その背景として、自分自身の内面と向き合い、心を癒やすことが求められているといえるでしょう。

会期 2023年12月2日(土)-2024年2月4日(日)
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13. 出光美術館 青磁 ─世界を魅了したやきもの
https://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/

若草色、碧緑色、天青色、橄欖(かんらん)色。青磁の色の違いを表す
これらの言葉は、つくられた場所や時代の特徴を表しており、一言で
青磁といっても実に多様です。
本展では、青磁の誕生前夜の灰釉陶器から、漢時代に成熟し始める
越州窯、日本人が愛してやまない龍泉窯青磁など、中国における青磁
の展開を中心に取り上げながら、高麗や日本、さらには東南アジア
などの青磁も紹介し、世界の人々を魅了した青磁の魅力に迫ります。

2023年11月3日(金・祝)- 2024年1月28日(日)
休館日:毎週月曜日(ただし1月8日は開館)、1月9日(火)、12月25日-1月4日(年末年始休館)

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14. まもなく終了 SOMPO美術館 新宿 ゴッホと静物画ー伝統から革新へ
https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2023/gogh2023/

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)は何を学び、何を
伝えたのか…。本展覧会は17世紀オランダから20世紀初頭まで、
ヨーロッパの静物画の流れの中にゴッホを位置づけ、ゴッホが
先人達から何を学び、それをいかに自らの作品に反映させ、
さらに次世代の画家たちにどのような影響をあたえたかを探ります。

会期 2023年10月17日(火)- 2024年1月21日(日)
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15. グッチ銀座 ギャラリー GUCCI VISIONS
https://www.gucci.com/jp/ja/st/stories/article/gucci-visions

102年に及ぶグッチのクリエイティビティを遊び心たっぷりに
表現した、イマーシブなエキシビション。
フィレンツェの中心部に位置するグッチのギャラリースペースで
開催されるこのエキシビションは、100年以上にわたるグッチの
歴史をたどりながら、その革新的なスピリットを明らかにします。

会期:2023年10月19日-2024年春
会場:グッチ銀座 ギャラリー
住所:東京都中央区銀座4-4-10 グッチ銀座6-7階
開館時間:11:00-20:00 
料金:無料(予約不要)
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16. 相国寺承天閣美術館 京都 若冲と応挙
https://www.shokoku-ji.jp/museum/exhibition/jakuchu-ohkyo/

本展覧会では、相国寺と伊藤若冲の関係を軸に、相国寺と相国寺塔頭所蔵の作品を公開いたします。
また、Ⅰ期は円山応挙の傑作、重要文化財《七難七福図巻》全三巻と画稿、
下絵を、Ⅱ期は伊藤若冲の傑作、重要文化財の《鹿苑寺大書院障壁画》五十面を一挙公開いたします。

会期 Ⅱ期 2023年11月19日(日)- 2024年1月28日(日)
時間 10:00 - 17:00 (入館は16:30まで)
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17. 小石川後楽園 「小寒(しょうかん)」 1/6-1/19の見どころ
https://www.tokyo-park.or.jp/announcement/030/detail/54067.html

【小石川後楽園の二十四節気】
二十四節気はまもなく「冬至」から「小寒」に移ります。
二十三番目の小寒は寒さが極まるやや手前の頃をいいます。ここ
から節分(立春の前日)までを「寒(かん)」といい、冷え込み
が厳しい時期が続きます。

とはいえ、凛と張り詰めた空気の中を歩くのも気持ちが良いもの
です。葉を落とした木々も清々しく見えるでしょう。しっかり
と防寒なさって、散策をお楽しみください。
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18. まもなく終了 早稲田大学演劇博物館 没後130年 河竹黙阿弥―江戸から東京へ―
https://www.waseda.jp/enpaku/ex/18259/

没後130年を迎える今年、演劇博物館としては30年ぶりとなる大々的な
黙阿弥展を、国立劇場との共催で行います。河竹黙阿弥の幅広い作品世界に
ついて、貴重な資料をもとにご紹介したいと思います。

会期:2023年10月2日(月)- 2024年1月21日(日)
開館時間:10:00-17:00(火・金曜日は19:00まで)
入館無料
図録 https://www.waseda.jp/enpaku/publication/18378/
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19. 皇居東御苑 花だより
https://www.kunaicho.go.jp/event/hanadayori/hanadayori-map.html
皇居東御苑の近況や皇居東御苑花だよりをはじめ、皇居東御苑で
観察できる野鳥・昆虫の情報を掲載しています。

開花状況
https://www.kunaicho.go.jp/event/hanadayori/hanadayori.html
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20. 江戸のくずし字講座の2024年1月 宣伝です
http://www.madio.jp/ko/index.html

博物館で、浮世絵のわきに書かれている文字が読めたらいいなあと、思った
ことはありませんか。初心者向けの江戸のくずし字講座、
どの月からでも参加できます。
無料の見学コースがありますので、気になる方はどうぞ。
半年くらいでみなさま読めるようになります。江戸が大好きというひと、
くずし字にチャレンジしてみましょう。

オンライン講座ですので、どこからでも参加できます。夜間開催なので、
お仕事をさせている方にも最適。アーカイブで復習することもできます。
お待ちしています。
http://www.madio.jp/ko/juko.html

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21. 台東区ボランティアガイド フリーガイド(浅草・上野・谷中)のご案内
http://www.taitouboragai.com/freeguide.php

浅草:毎週土曜・日曜 上野:毎週土曜 谷中:毎週日曜
谷中フリーガイド
・歴史上の人物や有名人が眠る谷中霊園、寺の町谷中、昭和レトロの街
 谷中散策はいかがしょうか。
・受付場所は地図をご覧ください。日暮里駅北改札口をでて左側に曲が
 って西口に受付があります。

但し、受付時間内に応募者多数のため待機ガイドが出払った際には、受付
時間内 であっても対応しかねる場合がありますのでご了承ねがいます。
ガイド時間:約1時間(途中の離団はご自由です)
ガイド料金 無料
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22. 「順徳院」書籍と、電子書籍のご案内
http://www.madio.jp/sadono/juntoku.html
承久の乱から、800年に当たる2021年にこの本を編みました。鎌倉との戦に敗れ佐渡に渡ることになった順徳院は、そのまま都に戻されることなく、
佐渡でお亡くなりになります。そんな佐渡での24年間を描いてみました。
今年11月には隠岐の後鳥羽院の火葬塚、そして隠岐神社を正式参拝しました。いまは後鳥羽院の物語を書いています。

電子書籍はアマゾンで発売しています。 定価650円税込み
https://www.amazon.co.jp/Juntoku-Japanese.../dp/B0BFCSLL96
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23. 国文学研究資料館 
くずし字を読む
https://www.nijl.ac.jp/koten/kuzushiji/
くずし字をよんでみましょう。初級編から上級編まで

国文研千年の旅
https://www.nijl.ac.jp/koten/kokubun1000/
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24. 江戸のくずし字講座 2024年1月の後期講座のご案内 

後期講座のご案内です。すべてオンラインになります。
関西からの参加者もいます。夜ですので、海外の方もどうぞ。
参加される方は、インターネット接続環境があり、カメラ付きPC、
カメラ付きタブレットをご用意ください。初めての方には、
開通テストも実施しています。
受講希望の方は、定員がありますので、お早めにメイルでお申込みください。

1) 後期講座 夜間講座  月曜日
【江戸の黄表紙を読む】 オンライン授業 
2024年1/15
 月曜日 20時-21時半 実施

http://www.madio.jp/ko/kibyoshi2.html

黄表紙は江戸時代の中期に生まれた、滑稽や風刺を主眼とする
文学ジャンルです。全頁にわたって絵が掲げられ、絵の余白に
文章が配されるという体裁は、今日の漫画の原点ともいえるでしょう。

新講座では、恋川春町作の『鸚鵡返文武二道(おうむ
がえしぶんぶのふたみち)』を取り上げます。
黄表紙というジャンルの記念すべき第一作『金々先生栄花夢』
の作者として知られる春町。その春町が、盟友・朋誠堂喜三二
の手がけた『文武二道万石通』に呼応して、松平定信の文武
奨励策を揶揄したのが本作です。この作品のために春町は定信
に呼び出され、そして死へと至りました。そうした曰く付きの
作品のキーワードは「九官鳥」?!
初心者でもくずし字を丁寧に解説しますので、ごいっしょに
楽しみましょう。

2) 後期講座 夜間講座 【『仁勢物語』を読む】 
長島弘明先生 オンライン授業

江戸時代のはじめ、17世紀の前半に書かれた『仁勢物語』は、
『伊勢物語』を巧みにパロディ化した作品です。
http://www.madio.jp/ko/urashima.html

内容も、『伊勢物語』の王朝風の雅やかな色好みの話が、
江戸時代の思い切り卑俗な話に改められています。
思わず笑ってしまう、江戸時代のパロディ文学の傑作を、
一緒に読んでいきましょう。

後期講座 夜間講座  水曜日
2024年1/17
 水曜日 20時-21時半 実施

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いずれも初心者を対象としていますので、
お気軽に見学にいらしてください。

【ご紹介者特典】
知合い、お友だちなどをご紹介くださった方に、ご紹介特典を付けました。
見学されたお知り合いが、入会した場合、入会金を半額の5000円に優待。
また、ご紹介くださったご本人には、次期古文書講座の一回分を無料に
いたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。

■見学参加(一回に限り無料)もできますので、お気軽にご連絡ください。

■通信講座のご案内 初回説明会をオンラインで実施します
2024年1月26日(金)から半年間

http://www.madio.jp/ko/basho1.html
「芭蕉の更科紀行」を読む
芭蕉の更科紀行を題材に、くずし字の基礎を学びます。お客様の理解度に
合わせて、教材をwebからダウンロードしていただきます。半年間でかなり
読めるようになります。

次回は第353号 1/19 金曜日を予定しています。

なお購読を希望されない方は、office@madio.jp までお知らせください。
配信の停止をいたします。
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  株式会社マディオ 藤原真由美
  〒260-0854 千葉市中央区長洲1-10-13
  電話043-222-0179  
   email: office@madio.jp
  URL   http://www.madio.jp



















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