江戸のメイルマガジン第157号 2020年2月14日、お届けします

江戸のメイルマガジン 157号 2020.2.14発行

暖かい日と寒い日が交互にあり、ついていくのが大変ですが、春が近づいています。休めるときは、ゆっくりされて、春の訪れを楽しみにしてください。


1. 日比谷図書館【講演会開催】新天理図書館善本叢書 第5期 刊行記念
2. 天理ギャラリー「天理図書館開館90周年」展覧会
3. 新国立美術館 古典×現代2020―時空を超える日本のアート
4. 皇居東御苑花だより 梅は開花中

5. 東京国立博物館 ミュージアムシアター 日本工芸の名宝
色絵月梅図茶壺・八橋蒔絵螺鈿硯箱
6. 江戸東京博物館 特別展「江戸ものづくり列伝-ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」
7. 國學院大學博物館 企画展「古物を守り伝えた人々―好古家たち Antiquarians―」
8. 三井記念美術館 三井家のおひなさま
9. NHK BSプレミアム 再放送 2/19 水「『奥の細道』への道-松尾芭蕉 俳聖と俗人・二つの顔」
10. 相国寺承天閣美術館 【京都】 茶の湯 禅と数寄
11. 江戸のくずし字講座のご案内 2020年 黄表紙が4月から火曜日に変更
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1. 日比谷図書館【講演会開催】新天理図書館善本叢書 第5期 刊行記念
第1回 芭蕉・蕪村 2020年5月16日(土)13:30-17:30予定(開場13:00)
【講師】井田太郎・大橋正叔・辻村尚子/牛見正和・清登典子・中野沙惠

第2回 連歌 2020年6月6日(土)14:00-17:00予定(開場13:30)
【講師】尾崎千佳・金子拓・玉蟲敏子

第3回 西鶴 2020年6月13日(土)14:00-17:00予定(開場13:30)
【講師】浅野秀剛・大橋正叔・中嶋隆・水谷隆之

〈会場〉日比谷図書文化館コンベンションホール
〈参加費〉各回1,000円
〈定員〉各回200名

◆お申込み方法
以下のリンクからフォームにご記入いただき、お申し込みください。
●講演会お申し込みフォームリンク● https://bit.ly/2SJXwY2
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2. 天理ギャラリー「天理図書館開館90周年仮称」展覧会
西鶴独吟百韻自註絵巻、芭蕉 奥の細道行脚之図、夜半亭蕪村句集など貴重書展示
〈会期〉2020年5月17日(日)から6月14日(日)
〈会場〉天理ギャラリー 千代田区神田錦町1-9 東京天理ビル9階

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3. 新国立美術館 古典×現代2020―時空を超える日本のアート
https://www.nact.jp/exhibition_special/2020/kotengendai2020/

2020年に、古い時代の美術と現代美術の対比を通して、日本美術の豊かな土壌を探り、
その魅力を新しい視点から発信する展覧会を開催。
江戸時代以前の絵画や仏像、陶芸や刀剣の名品を、現代を生きる8人の作家の作品と対に
なるよう組み合わせ、一組ずつ8つの展示室で構成します。古典側は曾我蕭白、尾形乾山、
円空、仙厓義梵、葛飾北斎ら誰もが知る巨匠の作品や、鎌倉時代の仏像、江戸時代の花鳥画、
刀剣の名品を選出。現代側は、川内倫子、鴻池朋子、しりあがり寿、菅木志雄、棚田康司、
田根剛、皆川明、横尾忠則ら、今の日本を代表するクリエイターたちの造形を選びました。

会期 2020年3月11日(水)-6月1日(月)
毎週火曜日 休館
◼︎ただし、5月5日(火・祝)は開館、5月7日(木)は休館
開館時間 10:00-18:00
◼︎毎週金・土曜日は20:00まで
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4. 皇居東御苑花だより
https://www.kunaicho.go.jp/event/hanadayori/hanadayori.html

開花状況 梅林坂 梅、開花中
梅林坂では63本のウメが開花し,早咲きの品種は花びらが舞い始めました。梅林坂全体が
紅白に色づいた写真を撮影なさる場合は,お早めの来苑をおすすめいたします。梅林坂や
二の丸雑木林ではフキ(フキノトウ)の蕾が多数出ています。緑の泉ではマボケも咲き
始め,野草の島ではアセビの開花も始まりました。
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5. 東京国立博物館 ミュージアムシアター 日本工芸の名宝
色絵月梅図茶壺・八橋蒔絵螺鈿硯箱
http://www.toppan-vr.jp/mt/
日本が誇る2つの名品をバーチャルリアリティならではの方法で鑑賞します。
2020年1月2日(木)- 3月8日(日)

鑑賞チケット引換券2枚一組 2セット ございます。ご希望の方は、メイルでおしらせください。応募多数の場合は、抽選にさせていただきます。
ご利用方法は、国立博物館の正門チケット販売所で、入館料をお支払いただき、その際にご提出、上映時間の予約となります。
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6. 江戸東京博物館 特別展「江戸ものづくり列伝-ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」
https://bit.ly/2TvwSUF

本展では、特色のある5人の名工たちを取り上げます。江戸が生んだ二人の蒔絵師・原羊遊斎と柴田是真、尾形乾山の陶法を継承し軍艦の建造をも手がけた鬼才の陶工・三浦乾也、葛飾北斎の弟子で絵師から金工の道に転じた府川一則、江戸の職人気質を受け継ぎ超細密工芸を究めた小林礫斎― 彼らは江戸東京で活動し、時代の空気を吸いながら、それぞれの道に精進し
新たな創造に挑戦し続ける人生を歩みました。

2020年2月8日(土)- 4月5日(日) 
休館日 毎週月曜日(ただし2月24日は開館)、2月25日(火)
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7. 國學院大學博物館 企画展「古物を守り伝えた人々―好古家たち Antiquarians―」
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2020_antiquarians.html

会期: 令和2(2020)年1月25日(土)- 3月15日(日)

 江戸時代中期以降、古器物に関心を寄せる人々が国学者や武家、町人など各層に広がり、彼らは総じて「好古家」と呼ばれました。本企画展では、近世から近代にかけて好古家と呼ばれた古物の研究、蒐集家に焦点を当て、彼らの果たした役割についてあきらかにします。
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8. 三井記念美術館 三井家のおひなさま
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index2.html
2020年2月8日(土)- 4月5日(日)

日本橋に春の訪れを告げる「三井家のおひなさま」展。今年も三井家の夫人や娘が大切にしてきたひな人形やひな道具を、一堂に公開いたします。
 
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9. NHK BSプレミアム 2/19 水「『奥の細道』への道-松尾芭蕉 俳聖と俗人・二つの顔」再放送 午前8時から9時 
https://www4.nhk.or.jp/heroes/

芭蕉の代表作『奥の細道』。芭蕉=隠密説の真相は?旅を通して芭蕉が到達した新しい俳諧の境地とは?“俳聖”以前の芭蕉に光をあてながら、謎に満ちた名作を徹底解剖!

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10. 相国寺承天閣美術館 【京都】 茶の湯 禅と数寄
https://www.shokoku-ji.jp/museum/exhibition/chanoyu/

日本文化を代表する、茶の湯。その歴史は禅とともにありました。禅の精神性は茶の湯には欠かせないもので、多くの禅宗美術のなかにその痕跡がうかがえます。相国寺の茶の湯も、時代と共に変化してきました。中世には室町将軍家の唐物賞翫の茶の湯がくりひろげられました。
戦国の世に移ると織田信長が相国寺で茶会を催し、その場に千利休も参加するなど、現在の茶の湯が形成される黎明期に相国寺は大きな役割を果たしました。そして江戸時代には後水尾院の文化圏で育まれた新たな茶の湯が相国寺やその山外塔頭である鹿苑寺で盛んになりました。

日時 Ⅱ期 2020年1月11日(土)ー3月29日(日)
 10:00ー17:00(入館は16:30まで)
 会期中無休
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11. 江戸のくずし字講座の新講座のご案内 

黄表紙 化物太平記 が4月から、火曜日に変更になります。
4/14 火曜日 が最初の日になります。予定にいれておいてくださいませ。

2019年から新しい講座が始まりました。『井原西鶴、好色五人女を読む』です。
http://www.madio.jp/ko/saikaku.html

『好色五人女』は17世紀に実際に起きた5つの恋愛事件を各5巻に配したもので、
登場人物たちの愛欲をめぐる心情や行動はもちろん、江戸時代前期の社会・風俗
についても、くずし字を読み解きながら楽しんでください。
今回は、京を舞台とした巻3「中段に見る暦屋物語」(“おさん茂右衛門”の話)から読み進めます。


見学コースもご用意していますので、気になる方は遊びに来てください。お待ちしています。

江戸のくずし字講座のご案内 2020年冬期コース
http://www.madio.jp/

冬期講座を募集中です。どの講座も初回は見学できます。
受講希望の方は、前日までにメイルでお申込みください。
http://www.madio.jp/

いずれも初心者を対象としていますので、
お気軽に見学にいらしてください。

【ご紹介者特典】
知合い、お友だちなどをご紹介くださった方に、ご紹介特典を付けました。
見学されたお知り合いが、入会した場合、入会金を半額の5000円に優待。
また、ご紹介くださったご本人には、次期古文書講座の一回分を無料にいたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。

■見学(一回に限り無料)もできますので、お気軽にお越しください。
2020年 3月4日(水)
19時から21時 「西鶴、好色五人女を読む」杉本和寛先生 
http://www.madio.jp/ko/saikaku.html

2020年 3月13日(金) 
19時から21時 「黄表紙を読む」光延真哉先生
http://www.madio.jp/ko/kibyoshi2.html

2020年 2月26日(水)
19時から21時 「芭蕉翁頭陀物語を読む」長島弘明先生
http://www.madio.jp/ko/takebe.html

■通信講座のご案内

2020年3月27日(金)から半年間
http://www.madio.jp/ko/basho1.html
「芭蕉の更科紀行」を読む
芭蕉の更科紀行を題材に、くずし字の基礎を学びます。お客様の理解度に
合わせて、教材をお送りしています。半年間でかなり読めるようになります。

次回は第158号 2/28 金曜日を予定しています。

なお購読を希望されない方は、office@madio.jp までお知らせください。
配信の停止をいたします。
よろしくお願いいたします。
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  株式会社マディオ 藤原真由美
  〒260-0854 千葉市中央区長洲1-10-13
  電話043-222-0179   FAX043-221-8083
  email: office@madio.jp

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