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江戸のメイルマガジン第345号 2023年11月24日、お届けします

江戸のメイルマガジン 345号 2023.11.24発行

今、隠岐に来ています。米子駅から七類港への連絡バスに乗って、フェリー。三時間あまりで、海士町菱浦港に到着です。今日は四メートルの波で日本海は荒れ模様。フェリーの中では毛布を借りて贅沢なお昼寝タイムにしました。寝ていると揺れも心地よく感じます。天候は曇り、昨日の出雲大社の20度に較べて平年並みの暖かさです。観光の途中で立ち寄った隠岐の名水をペットボトルにつめて、ホテルでコーヒーを入れました。旅の楽しみですね。よい週末をお過ごしください。
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1. 国立歴史民俗博物館 陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくる-
2. 国立歴史民俗博物館 総合展示第三展示室 近世
3. 山種美術館 【特別展】癒やしの日本美術―ほのぼの若冲・なごみの土牛―
4. 太田記念美術館 深掘り! 浮世絵の見方
5. 出光美術館 青磁 ─世界を魅了したやきもの
6. SOMPO美術館 新宿 ゴッホと静物画ー伝統から革新へ
7. グッチ銀座 ギャラリー GUCCI VISIONS
8. 国立公文書館 「病と生きる―江戸時代の疫病と幕府医学館の活動―」
9. 相国寺承天閣美術館 京都 若冲と応挙
10. まもなく終了 東京都美術館 永遠の都ローマ展
11. 小石川後楽園 「小雪(しょうせつ)」 11/22~12/6の見どころ
12. まもなく終了 サントリー美術館 激動の時代 幕末明治の絵師たち
13. 早稲田大学演劇博物館 没後130年 河竹黙阿弥―江戸から東京へ―
14. まもなく終了 東京国立博物館 特別展「やまと絵-受け継がれる王朝の美-」
15. 国立新美術館 イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
16. 皇居東御苑 花だより
17. 江戸のくずし字講座の12月 宣伝です
18. 台東区ボランティアガイド フリーガイド(浅草・上野・谷中)のご案内
19. 「順徳院」書籍のご案内
20. 国文学研究資料館 くずし字を読む、国文研千年の旅
21. 江戸のくずし字講座のご案内 2023年12月オンライン授業のご案内
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1. 国立歴史民俗博物館 陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくる-
https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/index.html

陰陽師とはどのような存在だったのでしょうか。この展示では、あまり知られていない陰陽道の歴史とそこから生み出されてきた文化をさまざまな角度からとりあげて考えてみます。
開催期間   2023年10月3日(火)-12月10日(日)

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2. 国立歴史民俗博物館 総合展示第三展示室 近世
https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/regular/room3.html

この展示室では、近世(16世紀末~19世紀半ば)の人びとの生活や文化
を紹介します。徳川氏が将軍の地位を独占し、江戸に幕府を開いた時期
(江戸時代)とほぼ重なります。

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3. 山種美術館 【特別展】癒やしの日本美術―ほのぼの若冲・なごみの土牛―
https://www.yamatane-museum.jp/exh/2023/healing.html

日常が大きく揺らぎ、不安定な世界情勢が続く今、「マインドフルネス」、
「ウェルビーイング」、「チル」といった心の動きを意識する言葉が時代
のキーワードとなっています。その背景として、自分自身の内面と向き合い、心を癒やすことが求められているといえるでしょう。

会期 2023年12月2日(土)-2024年2月4日(日)
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4. 太田記念美術館 深掘り! 浮世絵の見方
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/fukabori

本展では、まずは押さえておきたい初歩的な視点から、浮世絵マニア向け
のディープな視点まで、さまざまな浮世絵の見方を深掘りします。
浮世絵をもっと深く楽しみたいという方、ぜひご覧ください。

2023年12月1日(金)- 12月24日(日)
12月4、11、18日は休館。 
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5. 出光美術館 青磁 ─世界を魅了したやきもの
https://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/

若草色、碧緑色、天青色、橄欖(かんらん)色。青磁の色の違いを表す
これらの言葉は、つくられた場所や時代の特徴を表しており、一言で
青磁といっても実に多様です。
本展では、青磁の誕生前夜の灰釉陶器から、漢時代に成熟し始める
越州窯、日本人が愛してやまない龍泉窯青磁など、中国における青磁
の展開を中心に取り上げながら、高麗や日本、さらには東南アジア
などの青磁も紹介し、世界の人々を魅了した青磁の魅力に迫ります。

2023年11月3日(金・祝)- 2024年1月28日(日)
休館日:毎週月曜日(ただし1月8日は開館)、1月9日(火)、12月25日-1月4日(年末年始休館)

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6. SOMPO美術館 新宿 ゴッホと静物画ー伝統から革新へ
https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2023/gogh2023/

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)は何を学び、何を
伝えたのか…。本展覧会は17世紀オランダから20世紀初頭まで、
ヨーロッパの静物画の流れの中にゴッホを位置づけ、ゴッホが
先人達から何を学び、それをいかに自らの作品に反映させ、
さらに次世代の画家たちにどのような影響をあたえたかを探ります。

会期 2023.10.17(火)- 2024.01.21(日)
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7. グッチ銀座 ギャラリー GUCCI VISIONS
https://www.gucci.com/jp/ja/st/stories/article/gucci-visions

102年に及ぶグッチのクリエイティビティを遊び心たっぷりに
表現した、イマーシブなエキシビション。
フィレンツェの中心部に位置するグッチのギャラリースペースで
開催されるこのエキシビションは、100年以上にわたるグッチの
歴史をたどりながら、その革新的なスピリットを明らかにします。

会期:2023年10月19日-2024年春
会場:グッチ銀座 ギャラリー
住所:東京都中央区銀座4-4-10 グッチ銀座6-7階
開館時間:11:00-20:00 
料金:無料(予約不要)
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8. 国立公文書館 「病と生きる―江戸時代の疫病と幕府医学館の活動―」
https://www.archives.go.jp/exhibition/

本展では、江戸時代に流行した疫病(特に、流行り風邪・麻疹・疱瘡・
コレラ・梅毒)の流行状況や、その時々の社会や人々の対応・対処等に
ついて、当館所蔵資料からご紹介します。

会期 令和5年10月21日(土)-12月17日(日)
開館日時 月-日曜日 午前9時15分-午後5時00分
※期間中無休
※閲覧室の開室日時とは異なります。ご注意ください。
会場 国立公文書館 東京本館
入場料 無料

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9. 相国寺承天閣美術館 京都 若冲と応挙
https://www.shokoku-ji.jp/museum/exhibition/jakuchu-ohkyo/

本展覧会では、相国寺と伊藤若冲の関係を軸に、相国寺と相国寺塔頭所蔵の作品を公開いたします。
また、Ⅰ期は円山応挙の傑作、重要文化財《七難七福図巻》全三巻と画稿、
下絵を、Ⅱ期は伊藤若冲の傑作、重要文化財の《鹿苑寺大書院障壁画》五十面を一挙公開いたします。

会期 Ⅱ期 2023年11月19日(日)- 2024年1月28日(日)
休館日  2023年12月27日(水)- 2024年1月5日(金)
時間 10:00 - 17:00 (入館は16:30まで)
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10. まもなく終了 東京都美術館 永遠の都、ローマ展
https://roma2023-24.jp/

カピトリーノ美術館のコレクション
会期 2023年9月16日(土)-12月10日(日)

休室日 月曜日
開室時間 9:30 - 17:30
金曜日は9:30 - 20:00(入室は閉室の30分前まで)
特別動画 https://roma2023-24.jp/special/
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11. 小石川後楽園 「小雪(しょうせつ)」 11/22~12/6の見どころ
https://www.tokyo-park.or.jp/announcement/030/detail/53801.html

【小石川後楽園の二十四節気】
二十四節気はまもなく「立冬(りっとう)」から「小雪(しょうせつ)」に移ります。小雪は二十四節気の二十番目の節目で、
雪が降り始めるころではあるものの、積もるほどではなく、
ときおり気温が上昇し小春日和になることも。
とはいえ、朝晩の冷え込みは少しずつ深まってまいりました。
どうぞ寒暖差にお気をつけてお過ごしください。
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12. まもなく終了 サントリー美術館 激動の時代 幕末明治の絵師たち
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2023_4/

江戸から明治へと移り変わる激動の19世紀、日本絵画の伝統を受け継ぎながら新たな表現へ挑戦した絵師たちが活躍しました。本展では幕末明治期に個性的な作品を描いた絵師や変革を遂げた画派の作品に着目します。
会期 2023年10月11日(水)- 12月3日(日)
休館日 火曜日
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13. 早稲田大学演劇博物館 没後130年 河竹黙阿弥―江戸から東京へ―
https://www.waseda.jp/enpaku/ex/18259/

没後130年を迎える今年、演劇博物館としては30年ぶりとなる大々的な
黙阿弥展を、国立劇場との共催で行います。河竹黙阿弥の幅広い作品世界に
ついて、貴重な資料をもとにご紹介したいと思います。

会期:2023年10月2日(月)- 2024年1月21日(日)
開館時間:10:00-17:00(火・金曜日は19:00まで)
入館無料
図録 https://www.waseda.jp/enpaku/publication/18378/
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14. まもなく終了 東京国立博物館 特別展「やまと絵-受け継がれる王朝の美-」
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2580

本展は千年を超す歳月のなか、王朝美の精華を受け継ぎながらも、常に
革新的であり続けてきたやまと絵を、特に平安時代から室町時代の
優品を精選し、ご紹介するものです。

2023年10月11日(水) - 2023年12月3日(日)
開館時間 9時30分-17時00分
金曜・土曜は20時00分まで開館
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15. 国立新美術館 イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
https://ysl2023.jp/

1958年のディオールでの衝撃的なデビューから、引退する2002年まで40数年余りの間に発表された作品の変遷を網羅したオートクチュール*のルック110体のほか、ドローイング、写真、映像など貴重な資料を一堂に集めて紹介することで、イヴ・サンローランのデザイナーとしての人生とその創造の全貌に迫ります。

会期 2023年9月20日(水)- 12月11日(月) 毎週火曜日休館
開館時間 10:00-18:00
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16. 皇居東御苑 花だより
https://www.kunaicho.go.jp/event/hanadayori/hanadayori-map.html
皇居東御苑の近況や皇居東御苑花だよりをはじめ、皇居東御苑で
観察できる野鳥・昆虫の情報を掲載しています。

開花状況
https://www.kunaicho.go.jp/event/hanadayori/hanadayori.html
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17. 江戸のくずし字講座の12月 宣伝です
http://www.madio.jp/ko/index.html

博物館で、浮世絵のわきに書かれている文字が読めたらいいなあと、思った
ことはありませんか。初心者向けの江戸のくずし字講座、
どの月からでも参加できます。
無料の見学コースがありますので、気になる方はどうぞ。
半年くらいでみなさま読めるようになります。江戸が大好きというひと、
くずし字にチャレンジしてみましょう。

オンライン講座ですので、どこからでも参加できます。夜間開催なので、
お仕事をさせている方にも最適。アーカイブで復習することもできます。
お待ちしています。
http://www.madio.jp/ko/juko.html

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18. 台東区ボランティアガイド フリーガイド(浅草・上野・谷中)のご案内
http://www.taitouboragai.com/freeguide.php

浅草:毎週土曜・日曜 上野:毎週土曜 谷中:毎週日曜
谷中フリーガイド
・歴史上の人物や有名人が眠る谷中霊園、寺の町谷中、昭和レトロの街
 谷中散策はいかがしょうか。
・受付場所は地図をご覧ください。日暮里駅北改札口をでて左側に曲が
 って西口に受付があります。

但し、受付時間内に応募者多数のため待機ガイドが出払った際には、受付
時間内 であっても対応しかねる場合がありますのでご了承ねがいます。
ガイド時間:約1時間(途中の離団はご自由です)
ガイド料金 無料
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19. 「順徳院」書籍と、電子書籍のご案内
http://www.madio.jp/sadono/juntoku.html
承久の乱から、800年に当たる2021年にこの本を編みました。鎌倉との戦に敗れ佐渡に渡ることになった順徳院は、そのまま都に戻されることなく、
佐渡でお亡くなりになります。そんな佐渡での24年間を描いてみました。
今年11月には隠岐の後鳥羽院の火葬塚、そして隠岐神社を正式参拝します。

電子書籍はアマゾンで発売しています。 定価650円税込み
https://www.amazon.co.jp/Juntoku-Japanese.../dp/B0BFCSLL96
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20. 国文学研究資料館 
くずし字を読む
https://www.nijl.ac.jp/koten/kuzushiji/
くずし字をよんでみましょう。初級編から上級編まで

国文研千年の旅
https://www.nijl.ac.jp/koten/kokubun1000/
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21. 江戸のくずし字講座2023年12月の後期講座のご案内 

後期講座のご案内です。すべてオンラインになります。
関西からの参加者もいます。夜ですので、海外の方もどうぞ。
参加される方は、インターネット接続環境があり、カメラ付きPC、
カメラ付きタブレットをご用意ください。初めての方には、
開通テストも実施しています。
受講希望の方は、定員がありますので、お早めにメイルでお申込みください。

1) 後期講座 夜間講座  月曜日
【江戸の黄表紙を読む】 オンライン授業 
2023年12/4
 月曜日 20時-21時半 実施

http://www.madio.jp/ko/kibyoshi2.html

黄表紙は江戸時代の中期に生まれた、滑稽や風刺を主眼とする
文学ジャンルです。全頁にわたって絵が掲げられ、絵の余白に
文章が配されるという体裁は、今日の漫画の原点ともいえるでしょう。

新講座では、恋川春町作の『鸚鵡返文武二道(おうむ
がえしぶんぶのふたみち)』を取り上げます。
黄表紙というジャンルの記念すべき第一作『金々先生栄花夢』
の作者として知られる春町。その春町が、盟友・朋誠堂喜三二
の手がけた『文武二道万石通』に呼応して、松平定信の文武
奨励策を揶揄したのが本作です。この作品のために春町は定信
に呼び出され、そして死へと至りました。そうした曰く付きの
作品のキーワードは「九官鳥」?!
初心者でもくずし字を丁寧に解説しますので、ごいっしょに
楽しみましょう。

2) 後期講座 夜間講座 【『仁勢物語』を読む】 
長島弘明先生 オンライン授業

江戸時代のはじめ、17世紀の前半に書かれた『仁勢物語』は、
『伊勢物語』を巧みにパロディ化した作品です。
http://www.madio.jp/ko/urashima.html

内容も、『伊勢物語』の王朝風の雅やかな色好みの話が、
江戸時代の思い切り卑俗な話に改められています。
思わず笑ってしまう、江戸時代のパロディ文学の傑作を、
一緒に読んでいきましょう。

後期講座 夜間講座  水曜日
2023年12/13
 水曜日 20時-21時半 実施

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いずれも初心者を対象としていますので、
お気軽に見学にいらしてください。

【ご紹介者特典】
知合い、お友だちなどをご紹介くださった方に、ご紹介特典を付けました。
見学されたお知り合いが、入会した場合、入会金を半額の5000円に優待。
また、ご紹介くださったご本人には、次期古文書講座の一回分を無料に
いたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。

■見学参加(一回に限り無料)もできますので、お気軽にご連絡ください。

■通信講座のご案内 初回説明会をオンラインで実施します
2023年12月22日(金)から半年間

http://www.madio.jp/ko/basho1.html
「芭蕉の更科紀行」を読む
芭蕉の更科紀行を題材に、くずし字の基礎を学びます。お客様の理解度に
合わせて、教材をwebからダウンロードしていただきます。半年間でかなり
読めるようになります。

次回は第346号 12/1 金曜日を予定しています。

なお購読を希望されない方は、office@madio.jp までお知らせください。
配信の停止をいたします。
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  株式会社マディオ 藤原真由美
  〒260-0854 千葉市中央区長洲1-10-13
  電話043-222-0179  
   email: office@madio.jp
  URL   http://www.madio.jp

















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