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江戸のメイルマガジン第342号 2023年11月3日、お届けします

江戸のメイルマガジン 342号 2023.11.3発行

三連休の初日、お天気もすばらしく芸術の秋です。これまで
できなかったことが少しづつ再開して、どこに出かけようか
と迷いますね。11/2は、歌舞伎座の顔見世興行に行ってきました。
江戸が舞台で再現されて、そこに溶け込むように見ている人々。
歌舞伎座で大向こう(役者の屋号を声掛け合う)も飛び交っていました。
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1. SOMPO美術館 新宿 ゴッホと静物画ー伝統から革新へ
2. グッチ銀座 ギャラリー GUCCI VISIONS
3. 国立公文書館 「病と生きる―江戸時代の疫病と幕府医学館の活動―」
4. 相国寺承天閣美術館 京都 若冲と応挙
5. 東京都美術館 永遠の都ローマ展
6. 明治大学博物館 商品部門コラム展「ユーモラスにして辛辣 ことわざの表現さまざま」
7. 小石川後楽園 11/17-12/3「深山紅葉を楽しむ」開催のご案内
8. 小石川後楽園 「霜降(そうこう)」 10/24-11/7の見どころ
9. 山種美術館 日本画聖地巡礼―東山魁夷の京都、奥村土牛の鳴門―
10. サントリー美術館 激動の時代 幕末明治の絵師たち
11. 早稲田大学演劇博物館 没後130年 河竹黙阿弥―江戸から東京へ―
12. 東京国立博物館 特別展「やまと絵-受け継がれる王朝の美-」
13. 虎屋ギャラリー 虎屋文庫50周年記念!「和菓子の〈はじめて〉物語」展
14. 国立新美術館 イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
15. たばこと塩の博物館「芥川龍之介がみた江戸・東京」
16. 皇居東御苑 花だより
17. 江戸のくずし字講座の11月 宣伝です
18. 台東区ボランティアガイド フリーガイド(浅草・上野・谷中)のご案内
19. 「順徳院」書籍のご案内
20. 国文学研究資料館 くずし字を読む、国文研千年の旅
21. 江戸のくずし字講座のご案内 2023年11月オンライン授業のご案内
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1. SOMPO美術館 新宿 ゴッホと静物画ー伝統から革新へ
https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2023/gogh2023/

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)は何を学び、何を
伝えたのか…。本展覧会は17世紀オランダから20世紀初頭まで、
ヨーロッパの静物画の流れの中にゴッホを位置づけ、ゴッホが
先人達から何を学び、それをいかに自らの作品に反映させ、
さらに次世代の画家たちにどのような影響をあたえたかを探ります。

会期 2023.10.17(火)- 2024.01.21(日)
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2. グッチ銀座 ギャラリー GUCCI VISIONS
https://www.gucci.com/jp/ja/st/stories/article/gucci-visions

102年に及ぶグッチのクリエイティビティを遊び心たっぷりに
表現した、イマーシブなエキシビション。
フィレンツェの中心部に位置するグッチのギャラリースペースで
開催されるこのエキシビションは、100年以上にわたるグッチの
歴史をたどりながら、その革新的なスピリットを明らかにします。

会期:2023年10月19日-2024年春
会場:グッチ銀座 ギャラリー
住所:東京都中央区銀座4-4-10 グッチ銀座6-7階
開館時間:11:00-20:00 
料金:無料(予約不要)
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3. 国立公文書館 「病と生きる―江戸時代の疫病と幕府医学館の活動―」
https://www.archives.go.jp/exhibition/

本展では、江戸時代に流行した疫病(特に、流行り風邪・麻疹・疱瘡・
コレラ・梅毒)の流行状況や、その時々の社会や人々の対応・対処等に
ついて、当館所蔵資料からご紹介します。

会期 令和5年10月21日(土)-12月17日(日)
開館日時 月-日曜日 午前9時15分-午後5時00分
※期間中無休
※閲覧室の開室日時とは異なります。ご注意ください。
会場 国立公文書館 東京本館
入場料 無料

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4. 相国寺承天閣美術館 京都 若冲と応挙
https://www.shokoku-ji.jp/museum/exhibition/jakuchu-ohkyo/

本展覧会では、相国寺と伊藤若冲の関係を軸に、相国寺と相国寺塔頭所蔵の作品を公開いたします。
また、Ⅰ期は円山応挙の傑作、重要文化財《七難七福図巻》全三巻と画稿、
下絵を、Ⅱ期は伊藤若冲の傑作、重要文化財の《鹿苑寺大書院障壁画》五十面を一挙公開いたします。

会期  Ⅰ期 2023年9月10日(日)- 2023年11月12日(日)
 Ⅱ期 2023年11月19日(日)- 2024年1月28日(日)
休館日  2023年11月13日(月)- 2023年11月18日(土)
   2023年12月27日(水)- 2024年1月5日(金)
時間 10:00 - 17:00 (入館は16:30まで)
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5. 東京都美術館 永遠の都、ローマ展
https://roma2023-24.jp/

カピトリーノ美術館のコレクション
会期 2023年9月16日(土)-12月10日(日)

休室日 月曜日
開室時間 9:30 - 17:30
金曜日は9:30 - 20:00(入室は閉室の30分前まで)
特別動画 https://roma2023-24.jp/special/
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6. 明治大学博物館 商品部門コラム展「ユーモラスにして辛辣 ことわざの表現さまざま」
https://www.meiji.ac.jp/museum/news/2023/mkmht000000lt19r.html

このミニ展示では、館蔵の時田昌瑞ことわざコレクションから、
ことわざを集めた刷り物やことわざを題材とした絵画や彫刻、
生活用品に取り入れられたことわざの意匠をご紹介します。

会期 2023年9月28日(木)- 11月27日(月)
平日 10時00分-17時00分(入館は16時30分まで)
土曜日 10時00分-16時00分(入館は15時30分まで)
休館日 日曜・祝日 
料金 無料
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7. 小石川後楽園 11/17-12/3「深山紅葉を楽しむ」開催のご案内
https://www.tokyo-park.or.jp/announcement/030/detail/53481.html

琵琶湖を表現した「大泉水」の周辺や京都嵐山にちなんだ「渡月橋」、
「大堰(おおい)川(がわ)」の周辺など、紅葉スポットを巡りながら江戸
から京都への旅気分を味わってみては、いかがでしょうか。

【1】 秋を彩る箏と尺八の音-邦楽三重奏コンサート-
■内容:秋深まる田園風景の中、日本古来の和楽器演奏会を行います。
■日時:令和5年11月23日(木祝)
①11時30分  ②13時30分 (各回約30分)
■出演:寺井 結子氏(箏)、中島 裕康氏(箏)、黒田 鈴尊氏(尺八)
■場所:松原 ※雨天時は涵徳亭に変更。その際は定員が70名先着となります。
■参加費:無料(入園料別途)

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8. 小石川後楽園 「霜降(そうこう)」 10/24-11/7の見どころ
https://www.tokyo-park.or.jp/announcement/030/detail/53579.html

【小石川後楽園の二十四節気】
二十四節気はまもなく「寒露(かんろ)」から「霜降(そうこう)」に移ります。霜降は二十四節気の十八番目の節目で、秋も末になり肌寒い朝には霜が降りるころをいいます。
朝晩の冷え込みはこれからの紅葉に大切な要素。
園内のイロハモミジが綺麗に色づいてくれる日が待ち遠しいです。
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9. 山種美術館 日本画聖地巡礼―東山魁夷の京都、奥村土牛の鳴門―
https://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html

このたび山種美術館では、名だたる日本画家たちが実際に訪れ、描いた場所を「聖地」とし、美術館に居ながらにして「聖地巡礼」を味わっていただける展覧会を開催します。
会期 2023年9月30日(土) - 11月26日(日)
会場 山種美術館
作品リスト https://www.yamatane-museum.jp/exh/upload/list230930.pdf
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10. サントリー美術館 激動の時代 幕末明治の絵師たち
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2023_4/

江戸から明治へと移り変わる激動の19世紀、日本絵画の伝統を受け継ぎながら新たな表現へ挑戦した絵師たちが活躍しました。本展では幕末明治期に個性的な作品を描いた絵師や変革を遂げた画派の作品に着目します。
会期 2023年10月11日(水)- 12月3日(日)
休館日 火曜日
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11. 早稲田大学演劇博物館 没後130年 河竹黙阿弥―江戸から東京へ―
https://www.waseda.jp/enpaku/ex/18259/

没後130年を迎える今年、演劇博物館としては30年ぶりとなる大々的な黙阿弥展を、国立劇場との共催で行います。河竹黙阿弥の幅広い作品世界について、貴重な資料をもとにご紹介したいと思います。

会期:2023年10月2日(月)- 2024年1月21日(日)
開館時間:10:00-17:00(火・金曜日は19:00まで)
入館無料

「没後130年 河竹黙阿弥―江戸から東京へ―」関連イベント
「黙阿弥と寄席芸」 要申込 10/12-11/8まで、抽選制
六代目神田伯山師を招き、黙阿弥に所縁ある演目を口演
https://www.waseda.jp/enpaku/ex/18389/
こちらのページの緑のボタンから申込

図録 https://www.waseda.jp/enpaku/publication/18378/
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12. 東京国立博物館 特別展「やまと絵-受け継がれる王朝の美-」
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2580

本展は千年を超す歳月のなか、王朝美の精華を受け継ぎながらも、常に
革新的であり続けてきたやまと絵を、特に平安時代から室町時代の
優品を精選し、ご紹介するものです。

2023年10月11日(水) - 2023年12月3日(日)
開館時間 9時30分-17時00分
金曜・土曜は20時00分まで開館
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13. 虎屋ギャラリー 虎屋文庫50周年記念!「和菓子の〈はじめて〉物語」展
https://www.toraya-group.co.jp/news/20230929_2

10月1日(日)から、赤坂ギャラリーにて菓子資料室 虎屋文庫の資料展を開催
いたします。
和菓子には、心躍る「はじめて」が満載です。最初は「鶉焼(うずらやき)」
や「腹太餅(はらぶともち)」と呼ばれていた大福。カステラや金平糖など、
南蛮菓子のレシピが多かった、版本として日本初の菓子製法書。笹餅を
はじめて食べた夏目漱石の意外な感想……。

【会期】 2023年10月1日(日)-11月23日(木・祝)
【開館時間】10:00-17:00
【休館】10月6日(金)、11月6日(月)【料金】入場無料
【場所】虎屋 赤坂ギャラリー (とらや 赤坂店 地下1階)
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14. 国立新美術館 イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
https://ysl2023.jp/

1958年のディオールでの衝撃的なデビューから、引退する2002年まで40数年余りの間に発表された作品の変遷を網羅したオートクチュール*のルック110体のほか、ドローイング、写真、映像など貴重な資料を一堂に集めて紹介することで、イヴ・サンローランのデザイナーとしての人生とその創造の全貌に迫ります。

会期 2023年9月20日(水)- 12月11日(月) 毎週火曜日休館
開館時間 10:00-18:00
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15. たばこと塩の博物館「芥川龍之介がみた江戸・東京」
https://www.tabashio.jp/exhibition/2023/2309sep/index.html

日本を代表する文豪のひとりである芥川龍之介は、明治25年(1892)
に東京市京橋区に生まれ、少年期を東京下町(本所周辺)で過ごし
ました。大正5年(1916)東京帝国大学在学中に発表した「鼻」が
夏目漱石に評価され、文壇に登場、その後数多くの作品を残しました。
本展では、芥川龍之介の人生と作品とともに、彼が見たであろう変化
する東京の風景についても紹介します。

会期 2023年9月16日(土)- 11月12日(日)
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16. 皇居東御苑 花だより
https://www.kunaicho.go.jp/event/hanadayori/hanadayori-map.html
皇居東御苑の近況や皇居東御苑花だよりをはじめ、皇居東御苑で
観察できる野鳥・昆虫の情報を掲載しています。

開花状況
https://www.kunaicho.go.jp/event/hanadayori/hanadayori.html
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17. 江戸のくずし字講座の11月 宣伝です
http://www.madio.jp/ko/index.html

博物館で、浮世絵のわきに書かれている文字が読めたらいいなあと、思った
ことはありませんか。初心者向けの江戸のくずし字講座、
どの月からでも参加できます。
無料の見学コースがありますので、気になる方はどうぞ。
半年くらいでみなさま読めるようになります。江戸が大好きというひと、
くずし字にチャレンジしてみましょう。

オンライン講座ですので、どこからでも参加できます。夜間開催なので、
お仕事をさせている方にも最適。アーカイブで復習することもできます。
お待ちしています。
http://www.madio.jp/ko/juko.html

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18. 台東区ボランティアガイド フリーガイド(浅草・上野・谷中)のご案内
http://www.taitouboragai.com/freeguide.php

浅草:毎週土曜・日曜 上野:毎週土曜 谷中:毎週日曜
谷中フリーガイド
・歴史上の人物や有名人が眠る谷中霊園、寺の町谷中、昭和レトロの街
 谷中散策はいかがしょうか。
・受付場所は地図をご覧ください。日暮里駅北改札口をでて左側に曲が
 って西口に受付があります。

但し、受付時間内に応募者多数のため待機ガイドが出払った際には、受付
時間内 であっても対応しかねる場合がありますのでご了承ねがいます。
ガイド時間:約1時間(途中の離団はご自由です)
ガイド料金 無料
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19. 「順徳院」書籍と、電子書籍のご案内
http://www.madio.jp/sadono/juntoku.html
承久の乱から、800年に当たる2021年にこの本を編みました。鎌倉との戦に敗れ佐渡に渡ることになった順徳院は、そのまま都に戻されることなく、
佐渡でお亡くなりになります。そんな佐渡での24年間を描いてみました。
11月には隠岐の後鳥羽院の火葬塚もお参りしました。

電子書籍はアマゾンで発売しています。 定価650円税込み
https://www.amazon.co.jp/Juntoku-Japanese.../dp/B0BFCSLL96
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20. 国文学研究資料館 
くずし字を読む
https://www.nijl.ac.jp/koten/kuzushiji/
くずし字をよんでみましょう。初級編から上級編まで

国文研千年の旅
https://www.nijl.ac.jp/koten/kokubun1000/
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21. 江戸のくずし字講座2023年11月の後期講座のご案内 

後期講座のご案内です。すべてオンラインになります。
関西からの参加者もいます。夜ですので、海外の方もどうぞ。
参加される方は、インターネット接続環境があり、カメラ付きPC、
カメラ付きタブレットをご用意ください。初めての方には、
開通テストも実施しています。
受講希望の方は、定員がありますので、お早めにメイルでお申込みください。

1) 後期講座 夜間講座  月曜日
【江戸の黄表紙を読む】 オンライン授業 
2023年11/13
 月曜日 20時-21時半 実施

http://www.madio.jp/ko/kibyoshi2.html

黄表紙は江戸時代の中期に生まれた、滑稽や風刺を主眼とする
文学ジャンルです。全頁にわたって絵が掲げられ、絵の余白に
文章が配されるという体裁は、今日の漫画の原点ともいえるでしょう。

新講座では、恋川春町作の『鸚鵡返文武二道(おうむ
がえしぶんぶのふたみち)』を取り上げます。
黄表紙というジャンルの記念すべき第一作『金々先生栄花夢』
の作者として知られる春町。その春町が、盟友・朋誠堂喜三二
の手がけた『文武二道万石通』に呼応して、松平定信の文武
奨励策を揶揄したのが本作です。この作品のために春町は定信
に呼び出され、そして死へと至りました。そうした曰く付きの
作品のキーワードは「九官鳥」?!
初心者でもくずし字を丁寧に解説しますので、ごいっしょに
楽しみましょう。

2) 後期講座 夜間講座 【『仁勢物語』を読む】 
長島弘明先生 オンライン授業

江戸時代のはじめ、17世紀の前半に書かれた『仁勢物語』は、
『伊勢物語』を巧みにパロディ化した作品です。
http://www.madio.jp/ko/urashima.html

内容も、『伊勢物語』の王朝風の雅やかな色好みの話が、
江戸時代の思い切り卑俗な話に改められています。
思わず笑ってしまう、江戸時代のパロディ文学の傑作を、
一緒に読んでいきましょう。

後期講座 夜間講座  水曜日
2023年11/15
 水曜日 20時-21時半 実施

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いずれも初心者を対象としていますので、
お気軽に見学にいらしてください。

【ご紹介者特典】
知合い、お友だちなどをご紹介くださった方に、ご紹介特典を付けました。
見学されたお知り合いが、入会した場合、入会金を半額の5000円に優待。
また、ご紹介くださったご本人には、次期古文書講座の一回分を無料に
いたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。

■見学参加(一回に限り無料)もできますので、お気軽にご連絡ください。

■通信講座のご案内 初回説明会をオンラインで実施します
2023年11月24日(金)から半年間

http://www.madio.jp/ko/basho1.html
「芭蕉の更科紀行」を読む
芭蕉の更科紀行を題材に、くずし字の基礎を学びます。お客様の理解度に
合わせて、教材をwebからダウンロードしていただきます。半年間でかなり
読めるようになります。

次回は第343号 11/10 金曜日を予定しています。

なお購読を希望されない方は、office@madio.jp までお知らせください。
配信の停止をいたします。
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  株式会社マディオ 藤原真由美
  〒260-0854 千葉市中央区長洲1-10-13
  電話043-222-0179  
   email: office@madio.jp
  URL   http://www.madio.jp













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