一人で結婚式を挙げることにしました
★ごあいさつ★
楽しいことしかやりたくない!
徳光みくです。
神奈川県出身・在住の32歳。
この度一人で結婚式を挙げることにしました。
★何をするの?★
自分一人での結婚式を挙げます。
一般的な結婚式と同様、家族や友人を招待します。
結婚式の後は披露宴を行います。
自分一人で結婚する、自分自身と結婚することを、ここではセルフウェディングと呼びます。
その結婚式を、セルフウェディングセレモニーと呼びます。
日時:2024年7月27日(土) 時間未定
場所:神奈川県横浜市(予定)
1年以上先ですが、日にちだけ決めています。
この日にした理由は、①私がトランスジェンダーと自認して10周年、②私の誕生日、③土曜日だからです。
写真撮影もしたいのでいわゆるソロウェディングと似ていますが、違いを強調するなら以下です。
ソロウェディング
・写真撮影が主目的
・元々は旅行会社の企画(商業的な動機から)
セルフウェディング
・式と披露宴が主目的
・友達を招待したい
・親も招待したい
★なぜやるの?★
私は2023年3月現在、結婚しないという選択をしています。
その選択を、結婚するという選択をした人と同じように祝福したいし祝福されたっていいじゃん!
ということです。
こんな奴がいたっていいじゃん!
ということです。
私も32歳なので、今まで結婚式に招待されることが何度かありました。
大学時代の研究室の同期とか、20代後半から結婚する人が出てきて。
でも基本参加を断ってきたんですよね。
だって祝えないんですもん。
今まで結婚したくてもできない人達に出会ってきて。
同性カップルとか。
不公平じゃないですか。
なので自分の中で決めました。
結婚式には行かない。
いつか日本でも同性婚や選択的夫婦別姓が認められたら、そのときは行くと。
もう少し言うと、私は一夫一妻制にも疑問を感じていて。
なぜ恋愛も結婚も一対一でなければならないのかと。
一対多や多対多という選択肢もありえますよね。
なぜ浮気だ不倫だと非難したり、重婚罪という罪があるのかと。
そんなこんなで結婚なんて馬鹿らしいというか、ニヒリズム的態度を取っていたわけです。
以前の私は。
ただこれでは誰も幸せにならないことに気づきました。
私を結婚式に招待してくれた友人はもちろん、私自身も。
それに気づいたとき、セルフウェディングのアイデアが降ってきました。
他人の幸せを否定するのではなく、自分の幸せを全力で肯定することで、結婚にまつわる不公平をなくそうと。
結婚する人と同じように、自分の人生の選択を宣言し、身近な人達から承認してもらおうと。
私は結婚を(少なくとも今後数年は)せず、私の人生を生きていきますと。
まぁこれは気持ち的なものなので、実際に結婚に関する不公平がなくなるわけではありませんけどね。
現在進行形で同性婚や選択的夫婦別姓の実現に向けて運動していらっしゃる皆さん、応援しています。
私は目に見える形では何もしていませんが、心から尊敬しています。
★どうなってほしいの?★
セルフウェディングセレモニーを通して、実現したいことが3つあります。
①私自身の幸せ
自分のための結婚式なので、私自身が幸せな時間を過ごせたら満足です。
②家族・友人との絆
今まで育ててくれた両親や、友人たちに感謝を伝えたいです。
普段中々伝えないことを伝えられるチャンスなので。
③次世代へのロールモデル
結婚という選択をせずに幸せな人生を送っている方は、今でもたくさんいると思います。
私もそんな一人として、勇気を与えられたら嬉しいです。
結婚しない自由を当たり前に。
★今までの動きとこれから★
2023年3月にセルフウェディングのアイデアが降ってきました。
早速3月中にウェディングプランナーをしている友達と、EESa!(特定非営利活動法人日本セクシュアルマイノリティ協会)に相談をしました。
見切り発車でしたがとても前向きに応じてくれました。
そしてEESa!がウェディングプランナーとカメラマンを紹介してくれました。
2回のヒアリングで、私の思いとやりたいことを丁寧に汲み取っていただきました。
契約書類も私のためにアレンジしてくれ(契約者は新郎新婦ではなく私一人だけなど)、5月に挙式プロデュースの契約をしました。
その間にもセルフウェディングのことを何人かの友人に話したところ、みんな興味を持ってくれました。
素敵な友人たちに恵まれているなと改めて感じました。
今後はセレモニーの日時や場所、内容などを順次詰めていきます。
また会費を集金はクラウドファンディングで行うことにしました。
クラファンにする狙いは、①当日現金のやり取りをなくす、②参加できないけど応援してくれる人向けのプランの用意、③多くの人に知ってもらうことです。
開催が近くなったらまたこんな感じで書こうと思います。
読んでいただきありがとうございました。
今後どうなるか楽しみにしていてください。
★追記★
見返してみて言葉足らずだったというか不快な思いをさせてしまうかもなと感じたので追記します。
私は現行の婚姻制度に疑問を持っていますが、結婚という選択をした人を非難するつもりは全くありません。
現に私がこの世に生を受けているのも、両親が結婚して私を生んでくれたからです(当たり前ですが)。
その事実には感謝しています。
ただ私自身が結婚という選択をしていないということです。
また今までに私を結婚式に招待してくれた友人達へ。
招待を断っていたこと、その理由を伝えていなかったことを申し訳なく思っています。
私が間違っていました。
せっかく招待してくれたのにごめんなさい。
そして結婚おめでとうございました。
これからも幸せな家庭を築いていってください。
そしてもしよければ私の結婚式に招待させてもらえたらと思っています。
★追記of追記★
見返してみて追記部分でも言葉足らずだったというか不快な思いをさせてしまうかもなと感じたのでまた追記します。
問題の表現↓
現に私がこの世に生を受けているのも、両親が結婚して私を生んでくれたからです(当たり前ですが)。
未婚の母親から生まれた人もいますよね。
結婚→出産が当たり前のような書き方になっていました。
ごめんなさい。
きっとこれで全てではないので他にも不適切な表現があればコメントで教えてください。
そのうち訂正します。
基本的に通知見ないので反映には時間がかかります。
予めご了承ください。
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