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平衡感覚系(前庭覚)ネットワークのしくみと働き


三半規管や耳石器により電気信号となった情報は、脳の中の『受け止める回路(入力側)』で交通整理された後、出力側にある3つの回路に引き継がれていきます。

※出力=脳から動く為の指令を出すこと

■前庭-動眼系
眼球運動の回路➡️眼を動かす筋肉

体を回転させると目が回りますが、このとき眼振という、眼球が左右に揺れる反応が現れます。
これが前庭-動眼系の回路の反射によって起こります。
この回路を基本にして、目の前のものを注視したり、動いている物を追視したりといった眼球の『動かし方』が発達していきます。

■前庭-脊髄系
姿勢調節の回路➡️全身の筋肉

日常生活の中で無意識のうちに『筋緊張』を調整して姿勢を維持していますが、主にその調整をすり役割があります。
例えば、体が右に傾いたとき、そのズレに合わせて、左側の筋肉の緊張を上げて、頭を垂直に保つようにします。

■前庭-自律神経系
自律神経の回路➡️内臓機能など

自律神経は交感神経と副交感神経という2つの相反する機能で成り立っています。
自律神経の働きは、消化・発汗、血圧・体温の変化機能に関係し、その活動生のバランスを調整しています。
また、心理的機能である情緒・情動がありますが、この回路で快・不快の情緒も生じます。
ほぼすべての感覚は、自律神経との繋が
りがありますが、中でも平衡感覚は自律神経との繋がりが深い感覚

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