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『運動を学習する仕組み』

運動をする際には、運動野から筋肉に指令を出して身体を動かします。

同時に運動の指令を出すときには、結果的にどのような感覚が得られるかという予測もできています。

そして、動いた結果が、視覚や聴覚、体性感覚を通じて返って来ます。

例えば、リフティングをしたら、ボールは自分の目の前で弾むはずだと思って蹴り上げます。

ところが、初めてのときにはまだ下手なので、ボールは思ってもいない方向へ飛んでいったりしてしまいます。

それが、脳の予想と、結果として返ってきたフィードバックの誤差です。

脳にはその誤差を計算する機能があり、予想に反したフィードバックが来たときには、筋肉への指令を少し変えて調整を試みます。

そうして、予測とフィードバックとを比べ続けることで改善していくと、予測と実際の運動が徐々にあってきて、その運動ができるようになります。

脳は、一度何かを学ぶと余計な物を捨てたがる性質があります。

運動の学習モデルがとてもよく出来上がっていて、筋組織への指令が出るときに正しい予測がきちんと立っている時は、フィードバックとの誤差がない状態です。

すると脳はあまりフィードバック情報を重要視せずに、運動の指令をストレートに送るだけで完結するようになります。

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