みくり

今年で21歳の大学生。書くこととは思考すること。毎日ちょっとずつあれこれ考えていこうと…

みくり

今年で21歳の大学生。書くこととは思考すること。毎日ちょっとずつあれこれ考えていこうと思います。

最近の記事

滴る五月雨のように

 昨日まで何の縁もゆかりもなかったバディー・リッチのドラムを聴きながら布団の上で久々に文章を書く。  ゴールデンウィークが始まり世間は旅行やらバーベキューやらで盛り上がっているなか、相変わらず大学では粛々と講義が行われている。少なくない数の学生が、ゴールデンウィーク、その上雨であるにもかかわらず出席している。おまけに図書館で勉強をしているものまでいる。  一方で、僕はというと、そんなのはお構いなしに家で本を読んだり、ゲームをしたり、ゴールデンウィークということで泊まりに来

    • 「MARCHを第一志望校にするやつはカス」なのか。 〜学歴主義と進路決定〜

       私には、今年の春高校三年生になった弟がいる。その弟が今日私に向かって「MARCHを第一志望にするやつはカスだ」と言ってきた。きっと精神的に追い込まれつつあるんだろう。当時の自分を思い出し言葉の裏にある気持ちを察する。  私もそうだったが、高校三年生になった途端、受験がより一層間近に感じてくるのだ。私立や中高一貫の学校なんかは大体二年生の秋頃には学年全体が受験モードになるみたいだが、田舎の公立高校はそれが遅い。確かに、二年生の秋頃から科目選択や文理選択で「ジュケン」というも

      • 結局、結果だよね。

         いつ頃からか結果主義の悪い側面をよく聞くようになった。「結果ばかりを見ていると、かえって生産性が落ちる」だの、「結果ではなく、成長をみるべきだ」だの、結果が論議として上げるとき、それはいつも悪者のように扱われてしまう。  確かに、結果、あるいは成果には悪い側面もある。例えば、結果は競争を産む。競争の勝者はいいとして、競争に負け、土俵からこぼれ落ちた人たちは、社会的敗者として身を縮めて生きていかねばならない。また、時に競争は、目的達成のための手段を残酷な、卑劣なものにする。

      滴る五月雨のように