ちょっと珍しい病に罹りました
【事のはじまり】
先月のとある日のこと。腹痛で目が覚めてお手洗いに行くと、あらびっくり。血も一緒に出ているではありませんか。今月のレディースデイは終わってるし…しかも同時に吐き気も催しており、何か変な物でも食べたっけなあと思いつつ、また布団の中へもそもそと戻りまして、検温をしてみると発熱もしている。
その後同じことを7~8回は繰り返していたので「これは病院に行った方が良さそうだな…」と、近くの内科へ行くことに。発熱していたので、電話を一本入れてからにしました。
「もしもし、あの発熱外来を受診したいのですが」
「はい。ではお熱の方は何度ですか?」
「37.8度です」
「他には症状はありますか?」
「今朝から血便が出ていて…」
「え!?……少々お待ちください!」
保留のメロディーが流れます。
電話の方、明らかに驚いてたなあ…
しばらくすると、ドクターが直々に電話口に登場しました。経過をお伝えすると、多分流行りの感染症ではなさそうなので、普通に来て大丈夫ですよとの有難いお言葉をいただきほっとひと安心。重たーい体を引きずるようにして病院へ向かいました。普段であれば10分くらいでたどり着けるような場所なのに、倍以上の時間がかかりました。
【腸炎ではなさそうだけれど…】
なんとか病院へたどり着き、受診してみると胃腸炎のような症状みたいだということで、腹部のCTを撮ることになりました。
数十分後。
「mikunaさ~ん、診察室へどうぞ」
もそもそと重い腰を上げて診察室のドアをあけます。
するとドクターから「2点お話があります」と告げられたのでした。
1点目は、急性胃腸炎の可能性は低いでしょうとのことでした。CTの画像を見ながら丁寧に説明してくださいました。
2点目なのですが・・・と、柔和な笑顔をされつつもドクターが話を切り出しました。同じ画像を見せてくださりながら「膵臓の尾っぽの部分に嚢胞らしきものがある」と・・・。
(次回に続く)
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