とある雪の日のこと
その日は前日の夜から雪がしんしんと降っていて、この土地にしては珍しいくらいの量が積もっていました。
翌朝、目が覚めて窓の外を見てみると、近くの畑や林に積もった雪が、朝日を浴びてきらきらと輝いていました。
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雪の日で思い出した。
こどもの頃、親に買ってもらった「スノーマン」という絵本。
その物語中には会話などの言葉が一切書かれていません。けれどもそれがより一層想像力を高めてくれて、絵本を開くたびにスノーマンの世界に引き込まれていくようでした。
お話の最後はちょっと切なくなったのを覚えています。
私は雪が好きです。
白くて、ふわふわとしていて。ニュースで見るような豪雪地帯の大変さを経験したことがないから、そう簡単に言えるのかもしれないけれど…。
雪の結晶はひとつひとつ異なる形をしていて、肉眼でもよ~く見てみると確認することができます。また雪が降ったときにはじっくり観察してみたいな。
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雪の積もった日の朝、服を着替えてコートを羽織り、わくわくとした気持ちで外へ出ていきました。
梢に雪がふんわりと乗せられています。
空の青と白い雪のコントラストが美しい。
辺り一面、雪景色になりました。
この後は日中よく晴れた天気だったので、降り積もった雪はほとんど溶けて無くなってしまいました。
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