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"バツイチ子持ち"の彼と結婚しました

こんにちは、みくも(@mikumo0930)です。

婚活10年、結婚して2年になります。実は私、バツイチ子持ちの方と結婚しました。私ではなく夫のパーソナルな話ということもあり、話すかどうか迷ったのですが、婚活を応援してくださった方を騙しているような、真実を隠しているような気持ちになり・・お話できる範囲で、自分語りをさせてください。

全てを知ってから始まる、結婚相談所での出会い

夫とは結婚相談所を通じて出会いました。結婚相談所での婚活は、プロフィールを見てからお見合いに臨むため、会う前に夫が「バツイチ子持ち」であることは知っていました。私は結婚相談所での婚活を一度やめた後、別の相談所に入り直したのですが、その際条件を見直してバツイチで子どもがいる方もお見合いしてみると決めていました。バツイチの方は前の相談所でも元々OKにしていましたが、その時は子どもがいない方を前提にしていたんです。理由は、バツイチで「子なし」の方はたくさんいて、正直「わざわざ子あり」の方を選択しなくても、お見合いできると思っていたから。実際お見合いはそこそこ組めたのですが、視野を拡げてみよう、ということで条件を変えてみました。その後、夫側からお見合いの申し込みがあり、「初めてバツイチ子持ちの方と会うなあ」と、ちょっとだけ緊張したのを覚えています。

離婚理由を聞かなかった理由

私は結婚経験がなく、バツイチの方とお付き合いした経験もありませんでした。以前、お見合いして長くデートを重ねたバツイチの方がいたのですが、その人にフラれてからちょっとバツイチに抵抗もあったくらいでした(笑)。ただ、その人と縁がなかったのは相手がバツイチだからどうこう、ではないよなあと冷静に考え、フラットに彼を見るように心がけました。離婚理由も気になったけれど、それ以前にお互いが惹かれ合わないと結婚なんて夢のまた夢。しっかりお相手を見て、離婚理由はその人柄を知ってからでもいいや(結婚したくなったからでもいいや)くらいに思っていたんです。
すると、2回目のデートの時に夫から「僕が離婚して子どもがいるの・・知ってるよね?気にならない?💦」と遠慮気味に聞かれて(笑)。あまりに私が聞かないから、「もしかしてこの人僕がバツイチ子持ちなこと知らないのでは」と思ったそうです。それはプロフィールに書いてあるのでもちろん知っています、と答えてお詫びしました。まずあなた自身のことが知りたいから、聞かなかったのだと。その時も結局じっくりは聞かず、後日夫から「真剣にお付き合いして欲しい」と言ってもらった時に、「聞いておかなきゃ」と思ったので、離婚の経緯も教えてもらいました。ただそれも、双方の話を聞かないとわからないよな〜とどこか冷めた自分がいて、「そうなんだ」とサラッと受け止めました。正直そんなに夫に惚れ込んでいなかったから、そう思えたのかもしれません。(我ながらひどい)

子どもがいてもなお、離婚するということ。結婚もしたことない私にとっては、もはや遠くて、どう聞いたらいいかわからなかったのですよね。正直今もわからない部分が多い気がします。

実際結婚してみて戸惑ったこと、泣いた日々

そしてそのまま私たちは結婚したのですが、夫がお子さんと会う時には私は家にポツンと一人。なかなか予定が決まらなかったり、日程が変更されたりすることもあり、私はイライラ。私は自分の子どもが欲しいと思っていたので、徐々に妊活もスタートしていたのですが、時には「子どもがいるあなたには、子どもがいない私の気持ちなんてわからない」とひどい言葉をぶつけたこともありました。でもこれが本音・・。夫も初婚だったら、子どもがいなかったら、分かり合えたかもしれない、少なくとも同じ状況だったのに・・となんだか負けたような、悔しいような、そんな気持ちになったんですね。子どもがいない、結婚経験もない自分がとっても惨めに感じて。結婚する前、あまり気にしてなかった自分はどこへ行ったんだろう、考えが甘かったな、と反省したりもしました。
でも考えたって、時は戻せない。それに、当時考え過ぎていたら結婚まで至らなかったかもしれません。慎重になりたい、でも不安が先行すると前に進めない。その時私はアクセルを踏む方を選びました。それは長期にわたる婚活での経験があったから、やっと出会えたご縁を大切にしたいから・・だったのかなと思います。もし離婚になっても一人に戻るだけだ、と自分に言い聞かせたり。幸せな気持ちももちろんあったけれど、心のどこかでちょっと冷静な、不思議な感情がありました。

あれから2年

結婚してからもう少しで丸2年になりますが、夫がお子さんと面会する日は友達との予定を入れたり、面会後に夫と合流してご飯を一緒に食べたり、義母に話を聞いてもらったり・・と、自分なりに工夫して過ごしています。何より、子どもが生まれ、その後に離婚を経験した彼しか私は知らなくて、その前に出会っていてもきっとうまくいかなかったし、この人の魅力に私は気づけなかったんじゃないかな、と思うんです。そう思うしかなかった・・とも言えるけど、今の人生をベストにすること、ベストだと思うことは自分の力でできるから。これからも2人で、もし叶うなら私たちの子どもも含めて、生きていけたらいいな、と願っています。
まだ夫のお子さんに会う勇気はないけれど、いつかそんな日が来るのかもしれないな、とぼんやり考えたりも。何よりお子さんの気持ちがもちろん最優先なのは、間違い無いです。
今不妊治療をしていて、泣くことも多々ありますが、自分の状況を悲観して泣くことは確実に減りました。少しは成長できたかな。

とりとめのない文章を、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。これからも迷いぶつかっていくと思いますが、なんとかやっていけたら、こんなに幸せなことはありません。


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