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祖母への報告と、母からもらった「私の母子手帳」

こんにちは、みくも( @mikumo0930 )です。

妹と一緒に、数日実家に行ってきました。
2ヶ月ほど前に夫とは一緒に帰省していたので、今回は私のプライベートな休暇…という体で、ひっそりと帰省。主な目的は、母方の祖母のお墓参りでした。

祖母が亡くなったのは、まさにコロナ禍。感染者数も日々増えており、帰省できるような状況ではなかったため、お通夜もお葬式も、お墓参りもできないまま約3年。その間に私は、長き婚活を経て結婚。母の日の直前に、祖母のお墓にやっと、結婚報告をすることができました。

私の妹が先に結婚したこともあり、私のことを心配していた祖母。気遣いのある優しい祖母でしたが、病で体も弱り、感情もある意味素直に表現するようになり「みくもちゃん(私)は、結婚まだなの?」と悲しそうな顔で言われたことは、今も覚えています。

ごめんね、おばあちゃん。生きているうちに結婚報告できるように頑張るね…

しかし、残念ながらそれは叶わず、祖母はその約3年後に亡くなりました。

墓前で、こう伝えました。

「遅くなってしまったけど、おばあちゃん、私結婚したよ。おばあちゃんの言葉で頑張れたよ。これからも、見守っててね。」

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実家では、また別の出来事が。
母から、母子手帳を見せてもらったのです。いよいよ甥っ子が今年中に生まれるため、そのような話題になったのでしょう。

母子手帳には、私が生まれた時の記録がたくさん手書きで書いてありました。

はじめておもちゃが握れるようになった日。両手が合わせられるようになった日。指しゃぶり、バイバイをした日。

離乳食を開始した日や、どんな言葉を話し始めたかも、第一子ということもあり事細かく書いてありました。特に、「やっと寝返りをした」という言葉に「なかなか寝返りをしないなぁ」と心配する母の表情が想像できて、なんだかジーンときました。

両親も必死に子育てして、私自身も、頑張って生きてきた。生かしてもらったし、生きてこられたんだな…と涙が出ました。命の誕生、育み、成長、そして巣立ち。両親は、特に母はどんな想いだったのかなあと。

私にはまだ子どもがいないけど、こうして記憶や記録をつないでいくことも、命をつなぐ一つの動作なのかなあ〜なんて。

誰かが、子どもがいて時短勤務の人の仕事を引き継いでやる事も、子育てに関わっているということって呟いていて、すごく素敵だなあって。

甥っ子が生まれたら「おばさん」になる私。未来を楽しみにしながら、今を精一杯生きようと思います。

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