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閖上の酒蔵にバスで行ってみた。

タイトルを見て、どこに行くのだ?と思う人が多いかも、ということは重々承知で、誰か一人でも良いので、役に立ったらうれしいな、という気持ちで書いてみました。

まず、たぶん、読めないこの地名。

「閖上 = ゆりあげ」と読みます。
この閖上というのは、宮城県名取市にある地名。閖上地区には名取川という川が接しており、対岸はもう仙台市。

ちなみに、名取市というのは仙台空港があるところです。

そこに、以前もこんな(↓)記事でご紹介した酒蔵「佐々木酒造店」が、2019/10/1、東日本大震災後、初めて故郷である閖上に戻ってきたのです。

新しい蔵に併設された店舗では、試飲もさせていただける、というのですが、大半のお客さんが車で閖上まで来るため、飲めない、か、飲めても運転手の方は指をくわえて見ることに。(その分、家でいただくお酒がより美味しくなるかもしれませんが…)

そこで!「悔しい思いをしたくない!試飲をしたい!」と、公共交通機関を使っていってみました。そして、今後行かれる方がいたら、それがどんなもんか?をお伝えしよう、という記事です。(試飲をしながら買うと、お店の方との会話もより弾みます(そんな気がします)。)

この閖上には、「かわまちてらす閖上」という商業施設もあり、そこにもお寿司屋さんや居酒屋さんなど地元食材とお酒を楽しめそうなお店があるので、なおさら!

まずは名取駅へ

今回は、仙台空港から行きましたが、新幹線や電車などで仙台駅からでも、まずは「名取駅」へ。(美田園駅からの方法もあるのですが、選択肢が減るため割愛を。)

名取駅へは、JRの仙台空港アクセス線、東北本線、常磐線が通っています。

名取駅で電車を降り、二階の改札を出たら右手「東口」へ。

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エスカレーター、階段、エレベーターいずれかで地上へ降りると目の前に広がるロータリーの真ん中あたりにバスのりばがあります。(2019/12/6現在、1つなので迷わないかと)

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乗るべきバスは2路線

そして、そこで以下のどちらかの路線のバス「なとりん号」(上の写真右手に写るやつ)に乗るのです!

閖上線
・東部閖上循環線

どちらかというと、閖上線の方がシンプルな路線ですが、東部閖上循環線の方がより近くのバス停まで行ってくれます。

が、本数に限りがあるのでその時のタイミングで見極めを!

今回は、時間的に閖上線に乗りました。
なので、「閖上中央第二団地南」で下車。

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地図で言うと、この辺にあります。

降りて、バスの進行方向(地図でいう南東方向)にそのまま進むと、こんな看板がつけてあります。

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ここを左に。

そのまましばらくまっすぐ歩き、堤防に突き当たったところで左に曲がると売店の目の前に到着します!

なお、東部閖上循環線の場合、この青い閖上公民館の真ん前、その名も「閖上公民館前」で降りると5分もせず蔵に到着。

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左回りに乗ると公民館側、右回りに乗ると反対側に降りることになります。
一個ご注意いただきたいのは、閖上線でも東部閖上循環線右回りでも大人運賃200円(2019/12/6現在)なのですが、東部閖上循環線 左回りだと大人運賃250円に(その分乗る時間も長いことお察しください)。

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公民館を右に見て進んでいくと左奥の方に蔵の藍色の建物が見えてきます。

その川側にある白い外観の少し小さめの建物が店舗です。

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左手に暖簾がかかっていますので、ここから入ると趣が!ありますが、すぐ右手の営業時間が書かれた入口が売店直通ですので、一刻も早くお酒!という方は、そちらからどうぞ◎

最後に…

12月の今はまさしく、新酒の季節!

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ぜひ、くいっと試飲をして、お気に入りの一本をゲットしてください!

今なら、以前の記事でご紹介したライスワインも試飲できるかも?

なお、大事なことを最後に書きますが。
行きと同様、帰りのバスも限られておりますので、お食事をするか?買い物のみ?ゆっくりお茶まで?など時間に合わせて予定を組んでみてくださいませ!

バスをさらに乗り継ぎ、「みちのく潮風トレイル・名取トレイルセンター」や物産店や飲食店の入った「メイプル館」日曜日ならば「ゆりあげ港朝市」まで足をのばすのもオススメです。

【時刻表のリンク】
東部閖上循環線 時刻表
閖上線 時刻表

と書いてきましたが、名取市観光物産協会のホームページにかわまちテラス閖上へのアクセスのまとめ記事が!(笑)

もしかすると、時刻表は定期的に変わるかもなので、こちらもぜひご参照を。 


二拠点生活にトライアル中。 各地域のこと、暮らし方のこと拙い文章ですが発信したいなと思います。サポートは移動費のカンパとして活用させていただきます。