micu3 | 愛知と宮城の二拠点暮らし終了

地元・愛知と宮城の2つの二拠点暮らしを2018年4月から2022年3月までしていました。二拠点暮らしで見えた地域との関わり方や、ほしい暮らしのつくり方、関係人口って?を考えたり実際にやってみたり。プロジェクトのコーディネーターや、担い手のインタビューなどライターをしています。

micu3 | 愛知と宮城の二拠点暮らし終了

地元・愛知と宮城の2つの二拠点暮らしを2018年4月から2022年3月までしていました。二拠点暮らしで見えた地域との関わり方や、ほしい暮らしのつくり方、関係人口って?を考えたり実際にやってみたり。プロジェクトのコーディネーターや、担い手のインタビューなどライターをしています。

最近の記事

いちご煮デビュー

約10年、東北・宮城で暮らす中で、仙台の駅や空港のお土産屋さんでいつも気になっていた存在 ーーーーー いちご煮 八戸市や階上町などの太平洋沿岸に伝わる郷土料理で、ウニとアワビの吸い物という高級食材ばかりを使った贅沢な料理。その昔、漁師らが潜って捕ったウニやアワビを浜で豪快に煮たのがはじまりという。大正時代に料亭の料理として、お椀に美しく盛り付けて供されるようになった。「いちご煮」の名前は、椀に盛り付けたとき、アワビなどのエキスによって乳白色に濁った汁に浮かぶ黄金色のウニが

    • まちの広場がつくった景色から受け取ったバトン

      我がまちの、私にとってのリビングのような存在。 (は、正直幾つかあるのですが、そのうちの一つ)とよしばが2023年3月末、3年7カ月の実証実験期間を走り切りピリオドを打った。 最後のひと月には、とよしばという場所を慕う人たち、とよしばを運営してきたこいけやクリエイトとゾープランニングのみなさんを慕う人たちが次から次へと足を運び、イベントをしたり、この場所でこの人たちと過ごす日常を最後まで楽しむぞ!という風景が連日広がっていた。 その中には、3年7カ月という期間の中で、紡が

      • ポートフォリオ的なもの -ライター編-

        おかげさまで、色々な機会、経験をいただき今にいたる私ですが、その反面困るのが自己紹介。 というか、そもそも大学生のときの就職活動の時に気がついたのですが、お恥ずかしながら自己紹介、自己PRがとことん苦手なのです。(自慢の友人知人を紹介するのは得意です!) とはいえ、半ばフリーランスの私が自己紹介もなく生きていくのも難しく、また「二拠点暮らしの人」という、周りから見るともはやアイデンティティ的な暮らし方も2022年3月をもってピリオドを打ったので、ここらで改めて自身での振り返

        • 2021 二拠点移動のまとめ

          2018年4月からスタートさせた愛知県豊田市と宮城県石巻市の二拠点生活。 4年目の今年は、コロナ禍が継続する中で、いろいろと悩みつつも人との接触を最低限に抑えたり、検査キットや感染予防を活用しつつ自走での二拠点暮らしに試みました。おかげさまで、感染したり、感染させてしまうことはなく、健康に1年を過ごせたこと、またこのような暮らしをご理解いただき、支えてくださったみなさんに改めて感謝申し上げます。 というわけで、未来の何かの役に立つのか?今年も(自分の振り返り、反省、一部後悔

          伝え方グランプリのフレーズの背景を調べてみた

          本日12/15まで投票を受け付けているという伝え方研究所さんの「伝え方グランプリ2021」。ひょんなことからページを見てみると、それらにノミネートされている言葉の背景が気になったので調べてみました。 伝え方グランプリとは 参考のリンクは、出展元かな?という記事をできるだけ一次情報、見つからなければそれに近そうなものを私の視点で見て選ばせていただいております。なので、もしかすると伝え方研究所さんが元にされた記事などとは異なる場合もあるかもしれませんが、ご了承くださいませ。

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          トンネルの向こう「稲武」でワーケーションのススメ

          概要 2021年12月、トライアルでワークスペースとして、かつて商工会や役場として使われていた建物が限定オープンします🙌 川の流れをBGMに、豊田にいても意外と出会わないT社や他社のみなさん、フリーランスの方々とお話ししたり、地元・稲武の皆さんも。 遠いようで意外と近い稲武で、ゆるやかにかもしれませんが、輪が広がったり、稲武の、豊田の新たな発見ができるのでは?と。もちろん、自分の仕事や暮らしの新たなヒントも見つかるかも? 昼休みやそのまま翌土曜日まで1泊して、ハイキングや自

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          おばあさんとの1分の思い出

          うちのおばあさんの90歳になったその日の約1分のこと。 忘れたくなくて、でもいつまで覚えておけるか不安だから、ここに記しておこうと思う。  2021/5/8、うちのおばあさんが90歳になった。 それから2日後の今日5/10の朝、彼女が息を引き取ったと、祖母の娘である母からの連絡が。 年々、体が小さくなったなぁとは感じていたし、コロナ禍で会う頻度やタイミングを見計らうのを葛藤しながらも、会いにいった別れ際には、もしかしたらこれが最後かな?なんて少し思うことはあった。そんな覚

          おばあさんとの1分の思い出

          2020 二拠点移動のまとめ

          2018年4月からスタートさせた愛知県豊田市と宮城県石巻市の二拠点生活。 3年目の今年は、コロナ禍で一気に状況が変わり、県をまたぐ移動、公共交通機関を使用した移動のハードルがググっと上がり、一気に様相が変わりました。が、そのような中、どれだけ移動したのだろう、と(自分の振り返り、反省、一部後悔…のため)今年もカウントしてみました。 ちなみに、2018年はこちら。 そして、2019年。 で、本題の2020年。 移動回数 4月以降、ググっと移動する機会は減り、約半分が3

          自分を主語にして生きる違和感

          日々、いろいろな機会や出会いをいただき、不満が募るわけではないけれど、どこか自分が満たされなかったり、不良品(という表現が適しているかはさておき)に感じてしまうことも。 そんな私は、今年の1月1日。こんなnoteを書き残した。 ふと思い出して読み返し、「人のために頑張る」という理由ではなく、「自分がどうしたいか」「自分がどうしたら心地よいか」を理由に行動を珍しくしてみた。 人一倍、人のことは見えても自分が見えない人だということは自覚があったけれど、なんだか自分を軸にした

          自分を主語にして生きる違和感

          8年半前はすぐそこだった

          2010年の10月。 今からちょうど10年前のこと。私は、初めてバングラデシュに降り立った。 言葉もあいさつ程度にしかできず、前情報は物乞いやスリに気をつけて。お腹も壊してしまうかもしれないよ、と。 そんな不安の中、振り返れば、人の温かさと美味しいものの思い出しかないあの国での記憶。 そこには彼がいるから、この国では大丈夫(Shomosha nai)、そう感じさせてくれる人の存在があった。 時には厳しい目と振る舞いで、予定通りにことが進まないのがデフォルトなあの地で、物事を

          人間関係のカタチ

          なんだか大仰なタイトルをつけてしまった気もするけれど、最近考えること。 それをより明確に思ったのは上記のgreenz.jpさんの記事を読んだこと。筆者は私と同じ名前の「みく」ちゃん。なんなら父方は瀬戸だと思うと同じルーツの同世代なのです。 今年6月、Uターン2年を迎えた私は、南くんと結婚しました。日々を一緒に駆け抜けていくなかで、公私ともにパートナーになることを決めました。ひとりで生きていくことは、本当に大変です。足りない部分を補い合って、生き抜いていくパートナーができた

          美容オンチが手作りシャンプーリンスをつくった話

          8月29日。 測ったり、混ぜたり、シャカシャカ、グルグルしながら、生まれて初めてシャンプー&リンスをつくりました。 食べることは好きだし、料理も好きだし、素材が何で、なんならどんな方がつくった素材なのかも気になる私ですが、コスメとか美容に関する類はめっぽう疎く、かろうじて「ノンシリコンのシャンプーリンスがいいんでしょ?」というくらいの気にし具合。 ですが、今回友人に誘われて宮城・松島にある交衣室 mege.さんで行われたmori-to-kiさんのワークショップに参加をし

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          #PrideMonthを私が支持するわけ

          6月は「Pride Month(プライド月間)」。 例年であれば、世界各地でレインボーをあしらったフラッグなどを掲げて、LGBT+へのサポートを伝えるようなさまざまなイベントが行われる。 ただ、今年はどんな権利を主張する企画だろうが、命には代えられない。圧倒的に縮小されている。でも、だからこそ、オンラインやできる範囲で何かできたら良いのでは?という動きもあるように感じている。 そんな中で、なんだか悲しいかな目に留まったニュースがこれ。 判決を下した側にもいろいろな思慮や

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          「ふだん食べてるお米でお酒を造ったら」を勝手に振り返る

          突然ですが。いい日本酒といえば…  お米をしっかり削ったやつ!  飯米(いつも食べているご飯)は雑味が出るから、酒米!  きれいなお酒! というのが従来のイメージだったかなぁと(少なくとも私は)思っていたのですが、じわじわと増える低精米の日本酒。 「本醸造」の精米歩合は70%以下。いつも私は混乱するのですが、70%を残して30%以上を削ったお米。そして、「吟醸/純米吟醸」は60%以下(40%以上サヨナラ!)、「大吟醸」は50%以下(半分以上サヨナラ!!)となります。

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          全国のテイクアウトまとめサイト(随時更新)

          緊急事態宣言が出た地域はもちろんのこと、全国で広がる飲食店のテイクアウトサービス。新しいお店に入るのはなかなか…という方も、この機会にテイクアウトなら気軽に新しいお店に訪れたりもできるのかな?とも。 それゆえ、「自分の地域のお店も発信したい!」と思ったのですが、どうしたら?ということで全国のテイクアウトサービスのまとめサイトを集め出しました。が、一人で見てても仕方がない…し、誰かに見てもらえる方が集めるモチベーションにもなるので、随時集めたものをこちらに並べていきたい、とい

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          クラウドファンディングと挑戦できる地域をつくる

          2020/2/14に仙台市であった令和元年度「新しい東北」交流会に行ってまいりました。 その中の一つのプログラム。 クラウドファンディングでもっと広がる! 東北の未来の可能性 ● パネリスト エフライフ株式会社 代表取締役 小笠原 隼人氏 佐々木酒造店 蔵人 立川 哲之氏 株式会社スリーピークス 代表取締役 及川 武宏氏 ● モデレーター 一般社団法人RCF 社会事業コーディネーター 杉山 大樹氏 クラウドファンディングの活用をテーマに、復興庁クラウドファンディング

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