ギネスに載っている楽器"オーボエ"
おはようございます🌞
今回は、私が演奏する楽器
「オーボエ」
について✨
私は学生時代吹奏楽部でして、
"ダブルリードパート"と呼ばれる中の
"オーボエ"という楽器を担当していました。
最近は楽器触れてませんが…私は学校のではなく自分の楽器ですので、大人になってからも
社会人楽団に参加させていただくことがあります☺️
オーボエって意外と知らない人が多いんですよね。面白いのが、何の楽器やってるの?と聞かれオーボエですと答えると、
なぜかみんな知ったかぶりをする🤣
「あ〜わかるわかる!あの大きいやつでしょ!
あの低い音のやつか!」と(笑)
何の楽器を想像されているのかはわかりませんが、みなさんきっと「オーボエ」という語感から想像して、"大きいやつ"とか"長いやつ"とか、そういうイメージをするんだと思います。
ただ、語感から想像するんだとしたら、そんな間違いをするのはきっと日本人だけですよね😂
そもそも海外の方は大抵みんなoboeを知っています✨オーボエやってるというと、
「oh!i love oboe🤩」的な感じになることが多かったりします♪
知らない人が多いですが、オーケストラでは必要不可欠な花形の楽器なのですよ😎
オーボエを知らない皆さんぜひ!
オーボエのことを覚えてってください!
まずはそうですね、オーボエの姿。
↑こんなんです。
クラリネットはなんとなくわかりますか?
クラリネットより少し短く、少し細いという感じですね(笑)
ただ、見てわかるように、
キーが多い!!!
そうです。オーボエって実はすごく難しい楽器なんですよ。
音を鳴らすこと自体が難しいことと、運指が難しいことで、なんと!
ギネス世界記録に認定されている楽器
なんです!
※ちなみにホルンも認定されてます🤓
向いてる人がやるとそんなに難しさは感じないとは思うので、オーボエしかやっていない私からすると、他の楽器がすごく難しそうに感じます(笑) ですから難しいかどうかは人によると…私は思うのですけれどね。
オーボエの起源は、チャルメラが原型といわれています。
15~16世紀頃にフランスで改良が加えられ、「オーボエ」と呼ばれるようになったのは
17世紀に入ってからだそうです。
ちなみにフランスでは「Hautbois」と表記されるそうです。
オーボエのその美しい音色は
天使の歌声
とも言われ、先ほども言いましたが、
オーケストラでは必要不可欠な
花形の楽器です✨
初心者のころはそれこそチャルメラみたいなペラペラな音がしてましたが、だからこそ、音色を育てていくのが楽しいのです。
人によってぜんぜん音色が違ったりするので、
自分だけの美しい音色をゲットできれば、
ホールを包み込むような真っ直ぐしたその音色が、演奏にツヤを与えます。
そして大抵、美味しいソロはオーボエが持っていっちゃいます😋(白鳥の湖や、こうもり序曲、韃靼人の踊り、アルメニアンダンスや天国の島、シバの女王ベルキスなんてどうでしょう!)
ですから私も、部活ではオーボエは私1人でしたので、3年間ソロざんまいでした🤩
その分、プレッシャーもありますけれどね。
オーボエのソロでその団体のレベルがわかるくらいやと私は思っています。
おっと、話しすぎました。
オーボエの特徴として、音色はもちろん、奏法にも特徴があります。
最初の方に書いていた"ダブルリード"パート。
このパートに属するのは、オーボエとファゴット、イングリッシュホルン等です。
これらの楽器の共通点は、
リード(吹き口)の部分です!
まず、ダブルリードには属さないクラリネットやサックスの仲間たちは、楽器本体に「リード」と呼ばれる薄い木の板を取り付けて、
楽器本体とリードを振動させて音を鳴らします。
一方、オーボエやファゴットなどのダブルリード楽器のリードは、2枚の薄い木の板(ケーンを削って作ったもの)を合わせたものです。
それを楽器に取り付けて、リードを振動させて音を鳴らします。
なんとリードの先端部分は薄さわずか0.03ミリほど!! 少し扱いを間違えたり、奏法を間違えるとすぐにダメになります🙅♂️
ちなみにリードは、プロの方は作る人が多いですが、販売もあります。1本約3000円〜くらいにするんですよ😱 大体毎日練習していると、1ヶ月に1〜2本は消費します😭
私は既存のリードを購入して、自分で先端を削って調整しています。
言うなれば、被子植物と裸子植物みたいな感じでしょうか😂
口の形がなかなか難しく、「え」と「あ」の間ぐらいの口で、「む」です………
この説明はもうやめておきます。(笑)
リードだけでもこんなに気をつかうのですが、楽器本体もとても繊細です。
寒さや湿度で木が割れてしまったり、外になんて出してしまうと砂埃でもう素人には手入れできません😂
ちょっと持ち方を間違えるとバネが外れて特定の音が鳴らなくなったり。
ですから、私は自分の楽器をゼッタイに他の人に触らせませんし、楽器を持って外に出るときは絶対に目を離しません。
信頼できるのは同じオーボエ奏者のみです🥺
学校で使うリコーダーと同じような感覚の人も多いみたいですが、全然違いますからね😱
ちなみに重さは、種類にもよりますが1キロ前後です。 ずっと持っているとなかなか鍛えられますよ♪
なんだかこの説明だと、オーボエって扱いや手入れが面倒そうだな…と思われそうですが、
本当に面倒です。(笑)
でも!その分自分の楽器にすごく愛着が湧きますし、他のオーボエを吹いても違和感があったり音すら鳴らなかったり。
本当に、パートナーのような存在になります✨
ぜひ、自分だけの天使の歌声を育ててみてください!そして、癒しのオーボエの音色をぜひ聴いてみてくださいね☺️
これは長いこと書いてしまいました🤣
ここまで読んでくださりありがとうございました!ご質問等ありましたらお気軽にお声掛けくださいませ🌟
それではまた!