#はまった沼を語らせて 銀魂編

きっかけ

私には33歳の息子がいる。
彼が子供の時,少年ジャンプを毎週読んでいて,はじめは,るろうに剣心と,BLEACHと,ONE PIECE目当てで読んでいた。
ある時,新連載の漫画が始まって,読みはじめたら大好き💖💖💖になったのが,「銀魂」。
「銀魂」とは,空知英明さんが少年ジャンプで連載していた,幕末パラレルワールド,シリアスあり,ギャグあり,なんでもありの少年漫画。

一番好きなのは,やっぱり,真撰組動乱編かな?トッシーと銀ちゃんの絡みも良いし,将軍さまも楽しそう。
近藤さんと,土方とのエピソードも,ああ,男同士のこういうの良いなと思う。

実写版銀魂

漫画と,アニメだけでも充分泣けるが,実写版で,伊東鴨太郎の役を,三浦春馬君が演じている。
鴨太郎の役柄は双子の兄と子供の頃から比べられ,努力して努力して自分の居場所を作ってきた彼は,ずっと孤独な役だった。
春馬君自身が演じる時,どんな思いで演じていたのかと。
ただただ,素の自分をそのまま愛してくれる人がいてくれたら,という思いが二重に心に迫ってくる。 

新撰組→銀魂真撰組

元々新撰組が好きで,京都や五稜郭にも行くくらいのファン。
童門冬二や子母沢寛で育った,幕末会津側寄りの新撰組ファン。小さな時にマカロニほうれん荘も読んでいた。

銀魂も好きなシーンが多すぎて,一回では書ききれないが,スタンド使いの幽霊の出る旅館の話や,銀さんと土方が入れ替わる話,紅桜編,お登勢さんの若い頃の話,沖田のお姉さんミツバの話,間者ヤマザキの話,シリアスもギャグもどちらも好き。

時代物が好きで,「峠の群像」「壬生の恋歌」「鬼平犯科帳」「仕掛人梅安」「剣客商売」「御家人斬九郎」「居眠り磐音」などよく見てた。「隠し剣鬼の爪」「秘太刀馬の骨」など,理不尽な不幸せにあっても負けない人達が出てくる藤沢周平は大好きだ。

空知先生も,いろんな事知った上でのパラレルワールドで銀魂を描いてくれてるので,面白いし,深みがある。

空知先生の,銀さんみたいに醒めてるような目をして,
中に熱いものを隠している漫画のスタンスが好きだ。


backnumber  大不正解

真撰組動乱編の映画の主題歌が,backnumberの「大不正解」なんだが,この歌詞がまた良い。

縁が目に見えりゃきっと腐ってる

地獄の果てでもと言ったけど
ほんとにつれてくんなよ。

backnumber
大不正解 抜粋より

銀さんが,桂を呼ぶ時,
「おい  ヅラ!」

「ヅラじゃねぇ桂だ!」
いつもは,お互いに相手をボロクソに言うけど,絶対何かある時には助けにくる。
銀さんは桂だけじゃなくて,他の登場人物みんなそうなんだけど,特に,松陽塾の仲間は松陽先生の事でみんな繋がっていて,最終回を読んだ時,やっぱり最後まで,銀魂読んでいて良かったと思った。

ワンピースもBLEACHもいいんですけど,もしお時間ありましたら,銀魂も読んでみてください。ある程度漫画読まれたら,実写版銀魂も観て頂けたら嬉しいです。

時代劇好きな方は特におすすめします。


最後まで,記事を読んで頂きありがとうございました😊また,もし良かったら,遊びに来てくださいね!