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離乳食初期:助産師が教えるすすめ方

さあ、赤ちゃんの準備が整っていたら、離乳食をはじめましょう!


離乳食初期の目標「食べることに慣れる」

*ちまたに出ているかみかみ期、ゴックン期などは、
とってもわかりづらい表現で参考になりません。
お母さんたちがイメージしやすいよう、ここでは、別の表現でお知らせしています。

①離乳食初期の形状

「ヨーグルト、ポタージュ」をイメージして、
はじめはさらさら状態から始めて、徐々にドロドロ感が出ている物を飲み込めるか、やってみましょう

おかゆ10倍がゆの上澄みから始めてください


②離乳食の食べさせ方


赤ちゃんをしっかりおすわりさせてください
(できればイスが良いですが、なければ縦気味に抱っこしながらでもかまいません)
*バンボなどは便利ですが、おすわりできない子を
強制的に座らせることができるので、時期に注意してください
姿勢が崩れて、飲み込めない、むせる、、後々の骨格に影響が出る可能性があります。

きちんと座ることができ、足が地に着いているなら、使用しても影響はすくないと思います。

 しっかり足が地につく椅子の方が、ゴックンする力が入りやすいです。


離乳食用のスプーンを使って半さじから与えましょう
スプーンは平らで、赤ちゃんのお口に入る小さめのもの、柄は長めの物がオススメです。


スプーンでの与え方
お口を触ってぺろぺろと舌が出てきたら、
舌の上にスプーンを優しくのせて、赤ちゃんが自分で口を閉じて食べ物を含めるようにしましょう。

*無理矢理スプーンにのっている食べ物を押し込んだり、
お口に入りやすいように傾けたりすると、
赤ちゃんのお口の大きさより多く入り込んでしまうので危険です。



③離乳食を食べる時間・タイミング

「午前中・皆と一緒に」

赤ちゃんは「まね」が大好きです
皆が食事をとる時間に一緒に離乳食の時間をとると、皆の食べる様子を見て食べることを学んでいきます。

始めて食べる食材はアレルギーなどの心配があるので、午前中が良いと言われています(何かあったとき、病院にいけます)

はじめの離乳食は午前中に、お母さんが朝ご飯を食べる時間や、
上の子の食べる時間に合わせるなどが良いと思います。

これまで、液体しか飲んでこなかった、赤ちゃんにとって、離乳食は大きな壁です。
あせらず、赤ちゃんのペースで離乳食をあげてみましょう。
お母さんも、赤ちゃんも、「練習」の時期なのです。


初期に良くある質問

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