魂の抜け殻 第6章

実家に到着


話を戻そう。

僕は夜8時頃実家に到着した。警察から帰宅した母と同時刻。少しの差で姉が到着。母の話によると、丸1日警察に居たそうだ。暑い日だった。父の遺体からは異臭がしたそうだ。父の遺体は検査後、葬儀屋の保管室に移送されたそうだ。この時期、家にも連れて帰る事ができない状況だった。

母と兄、伯父の3人で警察に向かった。兄と伯父が父の遺体と対面した。兄は泣き出したそうだ。顔中心に白い帯、上下は真っ青だったそうだ。

死因は窒息死、いわゆる首吊り。


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