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アメリカ留学にミネソタをおすすめする7つの理由

アメリカ留学といえば、ロサンゼルスやボストン、ニューヨークを想像する方が多いと思います。アメリカ中西部に位置するミネソタは知名度は低いですが、実は留学先としてとてもお勧めできる場所なんです。

私は大学院に行っていた2年間をミネソタ州で過ごしました。最初は聞いたこともない寒そうな場所に行くのが不安でしたが、2年住んでみるとミネソタ州が実は留学先としてとても魅力的だということに気付きました。

今回は、アメリカ留学を考えている方に向けて、ミネソタ州を紹介します。

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↑ツインシティ上空。(かの有名な)ミシシッピ川を挟んで左がミネアポリス、右がセントポールです。(ミネアポリスの方が都会ですが、州都はセントポールです)

【理由1】 日本やアメリカ各地へのアクセスが良い

ツインシティは知名度こそ低めですが、実は日本へのアクセスが非常に良い場所なんです!
ミネアポリス・セントポール空港はデルタ航空の中西部のハブなので、アメリカ各地へのフライトが多数出ていることに加え、1日1本ではありますが、羽田空港への直行便もあります。(現在はコロナウイルスの関係で停止中)
また、空港はミネアポリスの中心地から電車で30分ほどの場所に位置しており、市内へのアクセスも良好です。一時帰国や旅行の際に非常に便利です。

【理由2】 日本人が多すぎない

日本人の中で比較的知名度の低いミネソタでは、ロサンゼルスやニューヨークなどに比べ日本人留学生が少なめです。そのため、日本人だけの大きなグループがあったり、街を歩いていたらそこらじゅうで日本語が聞こえるなんてことはあまり起こりません。(少ないからこそ日本人が団結してるというケースもあると思いますが)せっかく留学に来たのだから留学先に日本人がいすぎるのはちょっとな…という方にはとてもいい環境だと思います!

【理由3】 アジアの食材が手に入りやすい

日本人の少ない場所への留学の最大の欠点として、日本食が手に入りにくい点があげられます。しかし、心配ご無用!ミネアポリスにはアジアスーパーがあります!
United Noodlesが最大のアジアスーパーで、日本の食材はもちろんアジア各国の食材が揃います。規模はカリフォルニアなど日本人の多い街のアジアスーパーには劣りますが、日本食やアジアのご飯を自炊するのに十分な食材が揃います。

【理由4】 訛りが強すぎない

日本でも方言があるように、アメリカにも地域によって独特のアクセントがあります。アクセントの多様性も言語の興味深さの一部ですが、慣れていないノンネンティブには聞き取りにくいアクセントもあります。個人的な感覚ではありますが、ミネソタの人はあまり強いアクセントがなく、私たち日本人が教科書で慣れ親しんだ英語に近いです。そのため聞き取りやすく、コミュニケーションがスムーズにできます。

ミネソタのアクセントについて知りたい方はこちらのサイトを参考にしてみてください。

【理由5】人が優しい

アクセントの弱さに加えて、ミネソタ人は優しい人が多いです!
Minnesota Niceという言葉があるくらい、ミネソタ人は優しいとアメリカ国内でも有名です。(嫌だと思っていても表に出さないという意味もあるとかないとか、、ですが)
アメリカ人は良くも悪くも大雑把で、サービスなどの質は正直日本と比べてしまうと月とスッポンです(笑)私もアメリカ国内の旅行先で何度も悪いサービスや態度の悪い店員さんに出くわしまし、ミネアポリス空港に帰ってきて人の優しさに触れてホッとしたことが何度もありました。
留学先で嫌な思いをするのは避けて通れませんが、ミネソタ人の優しさに助けられることは多かったです!

【理由6】 生活費が安い

アメリカの田舎代表のトップ選手、ミネソタはロサンゼルスやボストン、ニューヨークに比べて生活費が安いです。家賃はもちろん生活用品も比較的安めです。ミネソタ州では食料や洋服などの生活必需品に消費税がかからないので(2021年6月現在)滞在費が抑えられます。

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ミネアポリスにはアメリカ国内最大級のショッピングモールがあり、実はお買い物天国でもあったりします。

【理由7】 車がなくても大丈夫

アメリカといえば車社会。アメリカで暮らすなら運転スキルはほぼマストです。ただ、どうしても運転できないという人も、ミネアポリスなら大丈夫です。もちろん車のある人に比べて行動は制限されてしまいますが、ミネアポリス・セントポールの市街地はここ5−6年で電車が整備され、市内のアクセスがグッと強化されました。なので、市内の駅の近くにアパートを探せば、車がないから生活ができないなんてことはないと思います。

唯一の欠点は夏の暑さと厳しい冬

そんなミネソタ州の唯一と言っていいほどの欠点は、気候です。アメリカの冷蔵庫と呼ばれるミネソタ州の冬は非常に厳しいです。基本的に10月から気温が下がり始め、真冬は氷点下30度まで落ちることもあります。4月に雪が降ることも。夏は湿気があり気温もそこそこ高くなります。過ごしやすい春と秋は数週間で終わってしまいます。
たしかに気候こそ厳しいですが、人間の住める場所ではありますし(私は冬はスキーウェアのジャケットを着ていましたw)それを理由にミネソタを避けてしまうのは非常にもったいないと思います!


最近はミネソタツインズに前田健太選手が移籍するなど、日本での知名度でも少しずつ上がってきてるのではないかと思います。

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↑前田選手の所属するミネソタツインズのマスコットです!可愛い…です…ね?笑

アメリカ国内でも田舎と言われるミネソタですが、野球、バスケ、アメフトのチームもあり、バーやイベント、マラソン大会なども多く豊かなカルチャーのあるミネソタを滞在先の候補にぜひ加えてみてください!

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