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古い考え? 新しい考え?

今の40代から年上ぐらいの世代

今の30代ぐらいの世代

今の10代ぐらいの世代

は、それぞれインディゴチルドレンだとかクリスタルチルドレンだとかスターチルドレンだとか、詳しくないので分からないが、生きる上での考え方が違うらしい。古い魂だとか割りと新しい魂だとか。

私は40代になり、割りと古い方の考え方をしがちなんだという事が分かった。

先日、どうぶつの森をしていた娘が、ラコスケにホタテをあげた後に言う名言?を見せてきて笑ってしまった。

『自由研究をやるかやらぬか 決める自由はない』

本当にそうだった。夏休みにやりたくもない研究の為に図書館に行ったな…と思い出す。私の娘は、小学校を転校して今3つ目の小学校になるが、それぞれの小学校で夏休みの宿題に関する決まり事も全く違った。教科書も同じ学年なのに全国共通じゃない。ラジオ体操をする場所もあったが、さすがに最近はラジオ体操カードを配られるだけになったようだ。(私が子供の頃にラジオ体操をしたな…とか夏休みの宿題沢山あったな…とか、夏祭りのあの遠くで夜にザワザワしている感覚とか、お揃いの思い出がある事はすごく幸せな事だけれど)

ところで私は、娘が前にいた小学校で、PTAの副会長になってしまった。転入してきて1年後、組織の事も何も知らないし、兄弟が沢山いたわけでもなく娘一人だったのにだ。『子供一人につき1回はPTAの役員をする事になっています』そんな理由で役員になってしまったのだが、役を決めるという日、私はその日に大学病院に精密検査をする日だったし、旦那が足の爪を切りすぎた部分が化膿してしまい(巻き爪注意⚠)、蜂窩織炎になり、入院する事になった日でもあった。私も旦那もバタバタしていて役を決めるジャンケン大会なんて何の役でもいいから現役員の会長さんに、代理でジャンケンしてもらって、それで決まった役でいいです…と伝えた。1年生から6年生までで学年で1名ずつ計5名(1年生はまだ入学していない時だった為)を

「会長」1名

「副会長」1名

「書記」2名

「会計」1名

づつ選出したうち、書記と会計は、やりたいと言い出した人がいてそれぞれ先に決まったが、会長と副会長だけ決まらず、私が欠席裁判みたいに会長になったら可哀想だと思ってくれた一人の方が、私と話し合いで会長をやるか副会長をやるかというのを決めてくれるために、待っていてくれた事がある。結局その方が会長をしてくれる事になり、私が副会長をする事になったのだが、何が言いたいかと言うと、こういう時にその人の本質がみえてくるなぁと思ったのである。

4月になって実際に活動し始めたら、校長先生を筆頭にPTAを改革していこうという動きになり、皆がイヤイヤやるのではなく、やりたい人が気持ちよくやって行くサークルのような活動にして行くため、校長先生や近隣の学校と相談しながら、全校の会員に改革アンケートをとろうという事になった。そんなアンケートを集計しつつ、運動会の準備等も行った。副会長の仕事はほとんど無く、卒業生の卒業証書を入れるバインダーを発注する事と、PTA主催行事をする事ぐらいだった。1年で改革するのは無理だと思っていた為、バインダーは消費税が10月から値上げとなる前に発注し、納品は2月にする事にした。主催行事に何を行うのがいいか、案を出したが、今までが低予算だった上に参加者が10人しかいない等の理由で主催行事自体を辞める方向に話をすすめた。

すすめて行くと、反対勢力が必ずいる。

無駄を省いてその予算を生徒の為に使う事に回そうというと、今までのやり方だから勝手に変更するなんて許せない…と前役員の方がいう。(勝手じゃなくてちゃんと規約どおりに委員会で決めている)

私の旦那が亡くなり、転校する事になったのでPTA改革が途中になってしまったのだが、役員決めのときに私を待っていてくれた会長さんと、1年生から会計として入ってくれた方、もう1人の会計の方は改革アンケートの集計を手伝ってくれ、私の体調をすごく心配してくれた。書記のうちの1人は、役員のグループLINEに私が「旦那がくも膜下出血で脳死になってしまったので次回の会議以降、申し訳ないけど欠席させて下さい」と伝えると、「私の母も、私が高校の時くも膜下出血になり、手術をし、大変でした…」とその手術までのいきさつをグループLINEに記してあった。

いや、あなたの母は今回復したのだね?私の旦那は脳死なんだよ。あなたが大変だったのはよく分かったから…

と思ってしまった。(毒)

転校した後で会長さんに聞いたのだが、学校全体で改革する事に決まったのに書記の方は会長さんが勝手に改革を進めているんだと他のお母さん達に言って回ったりしていたそうだ。そしてやっぱりそういう方に限って、自分で先に書記という役を真っ先に選んでおきながら、書記は大変だから嫌だと文句を言うのだそうだ。

改革アンケートの集計をしてみて驚いたのは、今まで役員をした事があると答えた人が、1番改革に反対していて、その理由が、自分は役員をして大変な思いをしたのだから、自分より後の人が楽をするのはズルいという理由なのである。

自分が大変な思いをしたのだから、後に続く人はそんな辛い思いをしませんように…と、機械だってAIだって発達してきたのだから、電子レンジで楽して作ったご飯だって素敵だし、お掃除ロボットにお掃除してもらったっていいし、ネットでお買い物したっていいじゃないの。

先輩達の苦労を元に発達して生まれた時間を、本当に自分がやりたい事に費やす事は間違いじゃないと思うのだ。生きるという事は時間なのだから、その時間を有意義に使うのは悪い事ではないと思うんだけどなぁ。


古い考え方かしら?

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