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月命日

スピリチュアルカウンセラーの方が

「旦那さんは小さい頃からあまり両親に構ってもらえずに、寂しい思いをされてますね…」って言った時はあまりピンと来なかった。

先日、月命日の翌日に義母から不在着信があった。

初盆どうする?とかそんな話かな…

私が取り仕切らなきゃいけないのかな…

「〇〇(旦那の姉)がね、再婚したの。苗字も変わるのよ。一応報告しておこうと思ってね。お祝いとかは要らないからね。」

旦那の姉は数年前に離婚していたが、子供が成人するまでは前の旦那さんと住んでいた場所にずっと住んでいたようだ。新しいパートナーを見つけて再婚したそうだ。

良かった。悲しいニュースだけじゃなくて。

昨日まではそう思っていた。

でも今朝、旦那の写真を掃除してなでなでしていたら、月命日にお墓に供えた紫陽花の花の事をふと思いだした。薄い水色と紫と白のグラデーションが綺麗だったから旦那にあげようと思って買ったのだ。喜んでくれたかな?あんな感じのお花、好き?

あれ、お義母さん、紫陽花の事何も話してなかったな。きっと月命日とかお墓に行ってないんだな。そうか、お姉ちゃんの事で嬉しいんだな。

暗い話ばかりでネガティブにならなくていい事なんだけど、そうか、カウンセラーの方が教えてくれた寂しさってこういう事だったんだな。

昔からどちらかというと過保護に育った私には今まで知らなかった感情だったし、それを、死んだ後にも旦那は教えてくれた。


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