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感謝のアーシング

氏神様に感謝のお礼参りをする事が大切だという話を聞いた。これまで、色々な場所に住んだ結果、その時住んでいる場所の氏神様に初詣に行く事はあっても、晦日詣でに行く事は無かった。自分の居場所、本当の帰る場所がどこだか分からなかったからだ。

産土神社と氏神様が同じだと気づいて、昨日娘とお礼参りに行った。とても小さな神社だが、小さい頃によく遊んだ児童館が隣にあり、とても懐かしい。

まだ初詣の準備も出来ていないその神社にお参りして、今年1年この場所で生活できた感謝を伝えた。そしてこの1年で知った事が沢山あった事に気づいた。

大きなイチョウの木の幹に触ると、イチョウが地面で地球と繋がっていて、一瞬で地球中の色々な人や者にアクセス出来るような気がする。自然はインターネットなのかもしれない。娘がブランコを漕いで、学校であった面白い話をしてくれた。父親が急に死んで、知り合いが1人も居ない学校に放り込まれて、どれだけ不安で悲しかっただろう。それが、学校で起きた楽しい1場面を話して共有してくれる。何て幸せな事だろう。

私の背よりも大きな椿の木があって、幹に触ってみると真っ赤な花が幾つか私を見下ろして、幾つかお日様を見上げていた。

テレビのニュースでは相変わらず感染者数が何人とか、政治家や芸能人が不祥事をしたとか、どこどこで事故があったとか、不安を煽るような事ばかり報じている。高齢の父と母は、ご飯を食べる時、そんなニュースばかり見ては、テレビに向かって文句を言っている。

先日、秋の花粉症がある私は、鼻水が止まらなかった時に、いつもリビングで父と母と娘と4人で食事をしているのだが、私だけ台所で食事をしようとすると、娘も一緒に台所で食べてくれて、娘が謎の妄想トークをはじめて楽しくてゲラゲラ笑っていた。傍らのリビングでは父と母がテレビへわざわざネガティブなニュースを取りに行き、感染症が怖いとか、政治家の文句とかを言っている。

それ以来別々の場所で食事をするのが習慣となった。

そして思い返してみれば私も今まで父と母のように、ネガティブをわざわざ取りに行っては、旦那に対してやPTAに対してや、ママ友に対しても文句ばかり言ってたかもしれないと思った。目の前に幸せが沢山あるのに

こういう事に気づけたのもTwitterやnoteで私の話を聞いてくれるあなたがいたから。私はどうやらこうしてアウトプットする事によって、やっと腑に落ちるみたい。

今年1年こうして最後まで話を聞いてくれて本当にありがとうございます。よいお年をお迎え下さい!

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