【お笑い挑戦！関西人みこちゃん】ヒロシです……～デート編

今日も頑張っていくとです

１．

みこちゃんです

どの服にしようかと

デートの前にあれこれ悩んでいるうちに、約束の時間に１５分も遅れてしまいました

みこちゃんは言い訳で

「一番いいお洋服を選んでいるうちに時間が過ぎていたんだ」

かわいく笑ったつもりでした

そしたらひとこと

「どれでも同じだよ」

と言われました

「ごめんなさい」

デートが終わるまで、その日のワンピースの話は一度も出なかったとです

みこちゃんです...( U_U)

２．

みこちゃんです

服選びで化粧をする時間がなかったのですっぴんでした

居心地の悪い思いをしながら会う前に化粧だけしようと、
車内で口紅をつけようと思いました

慌ててポーチに入れたせいか、
口紅ではなくてリップスティックでした

唇は乾燥してません！

心はいつも乾燥しています…

みこちゃんです...( U_U)

３．
みこちゃんです

二人で高級レストランに入りました

一緒に入ったはずなのに、彼氏だけ

「お一人様ですか」

と言われました

私は受付の方に

おどおどした目で

自分の右手の人差指で自分を指しました

「お一人様ですか」

そんなに不釣り合いなんでしょうか

みこちゃんです...( U_U)

４．

みこちゃんです

食事を別のテーブルで一人ひとり終えて

別々に会計をしました

あまりにもひどいデートだと彼も思ってくれたのだとおもいます

「どこか行こう」

肩を抱いてやさしく言ってくれました

「どこがいい」

「動物園」

小声で言ったので伝わらなかったようです

博物館に連れて行かれたとです

恐竜の展示品が眩しかったです

死滅した動物

なんだか自分に涙しました

みこちゃんです...( U_U)

５．

みこちゃんです

「夜はどうしよう」

こう言われたので

心臓がドキンとしました

ホテルに泊まりたいとは言えません

「夜景が見たいな」

ホテルの窓から見たかったとです

タクシーでホテルのまったくない
レインボーブリッジに連れて行かれたとです

みこちゃんです...( U_U)

６．

みこちゃんです

結局彼もその気があったのか

その日はホテルに泊まりました

幸せなひとときでした

早朝に帰宅したとです

その日は町内会のお掃除の日でした

みこちゃんの家も当番でした

その時間に合わせて名残惜しかったけど早く返ってきたとです

始発電車で駅前から自宅に帰ってくるわたしを見て

町内会長の奥様が

自分ではオシャレだと思っていたワンピースを睨みつけて

「そんな格好で掃除はできない」

こう言いました

「着替えてきます」

こう頭を下げました

一言…

「どれでも同じだよ」

どこかで聞いた言葉でした。
町内会の掃除もできない女だと思われていたとです…。

みこちゃんです...( U_U)
みこちゃんです...( U_U)
みこちゃんです...( U_U)