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_音声_獣骨破砕文化における禁忌の考察

天道巳弧
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※試聴版。オリジナル版(04:19)は購入後に視聴可能。

狩猟民族には獲物の骨を砕き骨髄を食べる習慣があります。
しかし中にはそれが禁忌とされる動物がいることも…。
今回はそんな禁忌に迫ります♪

内容を一部公開!

「樺太アイヌには北海道同様、狩猟で得た動物の骨髄を食べる習慣があり、特にジャコウジカとトナカイが最も美味しいとされた。
もちろんそれ以外にもウサギなどの小動物の骨髄も食べられた。
樺太で骨髄を食べたのは長老たちと女性・子どもであり、男性は既婚者でも食べることを禁じられた。
そして食べた骨はカバノキ属の木の樹皮で作った容器に入れ屋内の壁際に保管し、やがて屋外の所定の場所に集める儀礼習慣があった。
しかし熊の骨髄だけは、決して食べることを許されなかった。」

続きは本編でお楽しみください♪

ZIPファイル:音声、台本(メモ帳)、サムネイル
音声時間5分
参考文献(敬称略):「獣骨粉砕禁忌。北方先史学に関する土俗考古学的新問題」渡辺仁

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