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療養12日目【酒屋の女将失格かもしれないわ】


こんにちは、あるいはこんばんは。mikoです


突然にもほどがありますが、

私はボランティア活動が好きです!

誰に聞かれたわけでもないんだけど


今からその不純な動機を説明します←せんでえぇ

①日頃、自分自身が抱える課題から一時的に目を背けることができる(自分の心配より他人の心配)

②ボランティアならお金を頂く仕事とは違うから相当なことがない限りは責任を負うこともない(ボランティア保険に入ってればある程度はなんとかなる)

③人助けをすることによる社会的評価が上がる(これは数値化できるわけでもないので自己満足の世界)

何も動かないでいる人達よりはよっぽどマシだと思って生きています。

ただ、助けを求めている人達にとって迷惑になるようなことはしない。これだけは守りたいと思っています。 




子宮筋腫核出術に向けての療養12日目。


療養と言いつつ少しでも時間があるのなら、と

石川県災害対策ボランティアに登録しました。
さっそく募集が開始されるのですが、毎回すぐ定員に達してしまいます。

今回の震災に関しては特に、単独行動のボランティアは招かれざる客として報道されているため安易に動けません。

もどかしいけど私が今できる復興支援。それは

被災地のお酒を知る・買う・飲む

令和6年の元旦に、壊滅的な被害を受けた奥能登の酒蔵。

蔵や店舗が崩れ落ちた映像をニュースなどで見るたびに本当に心が痛むため、最近は見ないようにしています(報道されている内容が全てだと思ってしまうと、正しい手助けができないから)

杜氏さんたちにとっても、ちょうど造りの時期だっただけに精神的なショックは計り知れません。

「能登の酒を止めるな!」を合言葉に、全国の若手醸造家が再建支援プロジェクトをとっくに始めていました。知らなかった。酒屋の女将失格や・・・

酒蔵が再建されるまでの数年間、被災蔵のレシピを基に各地の酒蔵と共同醸造するとのこと。

銘柄が市場から消えないよう守り抜こうという想いから生まれた企画に胸が熱くなりますね。。

お米をつくる農家・酒を醸す杜氏・飲む人の3者がいてはじめて成り立つお酒の文化。

とてもシンプルだけど、その一滴に全てが詰まっているのが日本酒なのだと思います。


夫婦で飲んだ宗玄の味


宗玄酒蔵が位置する能登半島突端部珠洲市周辺は、能登杜氏の出身地の中心地。その発祥もこの蔵だといわれているそうです。

つまり、奥能登最古の酒蔵です。

オマチストというほどではないのですが、雄町の日本酒が好きな私達(特に主人)

優しくて芳醇な味わいが特徴ですが、燗にするとさらに複雑味が増すところに惹かれました。

復興のために何もできていないもどかしさを抱えつつも、少しでも歴史を繋いでいくためのお手伝いをするために

日本酒をいただくことで想いを届けられたらいいなと思います。


今回の震災で亡くなられた方のご冥福と
1日でも早い復興を心よりお祈りしております。

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