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入院6日目【退院後が本当の闘い】


こんにちは、あるいはこんばんは。mikoです

子宮筋腫核出術のための入院6日目。

朝から採血と診察を受けて、特に問題がないとのことだったのでお昼を食べたら退院しましょうということになりました。

この日は地元のマラソン大会が開催されており、午前中は病院周辺が車両通行止めとなっていたのです。



【退院準備も一苦労】

退院予定時刻に主人がお迎えに来てくれる予定にはなっていましたが、少しでも荷物をまとめておこうと立ち上がって作業してました。

3分しか活動できないウルトラマンの如く、あまり長いこと立っていられません。
お見舞いでもらったものなども持ち帰る必要があったので、来た時よりなんだか荷物が多くなっているような気がしました。

本当にこんな状態のまま帰宅したらどうなってしまうんだろうと不安になりつつ、看護師さんから退院についての説明を受けました。


【退院後に注意すること】

①食事について

・やわらかい食事をとりましょう

「病院食は大して柔らかいものばかりじゃなかったじゃないかー!!」というツッコミはおさえつつ、腸が活発に動く必要が無さそうなものを選ぶと子宮の痛みも軽減されます。

ゼリー・プリン・茶碗蒸し・煮麺・お味噌汁・具材を柔らかく煮込んだ煮物・柔らかい果物(バナナやイチゴ、缶詰のフルーツなど)がよかったです。

・ナマモノに注意!!

知人の管理栄養士が教えてくれたのですが、よく快気祝いにお寿司やお刺身などを食べる人が多いのですが免疫力がかなり低下している状態なので食中毒になりやすいそうです。。

たしかに、ジャンキーな食べ物は避けようと思っていてもお魚は大丈夫と思ってしまいそう!!

魚に限らずですが、ナマモノは避けるようにしました。

・揚げ物は駄目だよ

お馬鹿じゃなければ、退院してすぐ唐揚げとか天ぷらとか食べる人はいないと思いますが想像してる以上に内臓への負担がかかります。

私は退院してから3日後の日中に、勇気を出してフライドポテトをつまみましたが...やはり胃が痛くなりました。まだ早かった・・・

②お風呂について

入院中は術後3日目から『シャワー浴びていいですよ』とは言われたものの。。

病棟のシャワーは予約制で使用できるのは1回につき30分間が目安。

ナマケモノのような速度でしか動けない私にとって、使ったことのない病棟のシャワーを30分以内に済ませられる自信はなく。。シャワーを浴びれないまま退院しました。

・浴槽に入るのはNG

退院後も、入浴はしばらくシャワーのみです。傷口から細菌感染することを防ぐためです。

・傷口のテープはつけたまま浴びる

テープはつけたままシャワーを浴びて、出た時はタオルで軽く抑えるようにして拭いてください。と看護師さんから言われました。


・寒い日は日中に入るのがベスト

私が退院したのは3月でしたが、まだまだ寒い日が続いていたのでシャワーだけではなかなか身体が温まらなかったり、疲れがとれません。

なるべく浴室や脱衣所を暖かくしておいたり、シャワーの温度を普段より少しだけ上げてみたりするなどしましたが

やはり夜にシャワーを浴びる気にはなれなかったので昼間に浴びました。

また、熱めのお湯を少しだけ浴槽に入れて足湯をしたりしました。

③運動について

・最低1ヶ月は安静に!
体力を回復させるために歩いたほうがいい!と思い、退院日には早速主人とスーパーへ食材の買い出しに向かったのですが。。

歩行速度は、例えて言うなら歩き始めてまもない1歳児並み。外見からは身体の具合が全くわからないので、周囲にいる他のお客さん達からは不審がられました。(身につける病み上がりマークみたいなの欲しいなぁww)

結局、大して広くもないスーパーを一周する前に具合が悪くなり、買い物終了。。

外に出るのが怖くなりました。
しばらくは自宅の中でトレーニングしたほうがよさそうです。

・お腹に力をいれないように!

重い物を持たない、排便時に踏ん張らない、車の運転はしない・自転車は無理のない範囲で。。

『走ったりなんて絶対しちゃ駄目ですからね!』と言われたけど、安心してください。

どんなに元気でも走るのは苦手ですwww


【術後2週間が肝心】

確率は低いながらも、手術が原因で起こりうる合併症のほとんどは2週間以内に発生するそうです。

逆説的に言うと、2週間を過ぎて発生した身体の異常は手術が原因ではないと判断されるそう。

腹腔鏡手術は特に高度な技術が必要となり視界も悪い中で行うので、手術の時に他の臓器を傷つけてしまっている可能性もゼロではないとのことでした。

突然の激しい腹痛や、38℃を超える発熱が続いたり、性器出血の量が多かったり、便秘や排尿時に異常を感じた時は

次回の診察を待たずに病院に連絡してほしいと説明を受けました。

初めての手術ということもあり、だいぶビビる私。

こういう時は心配しすぎると引き寄せてしまうから、他人事として考えるように意識しました。


【駆けつけてくれた人達】

帰宅して早々に、仕事に戻るため家を出て行った主人。

それからまもなくして義理の両親が差し入れを持って訪れてくれました。

スーパーで完全に体力を失っていた私は横になっていたのですが、インターホンが鳴ってから応答するまで、それはそれは時間がかかりました。

入院中は主人だけで暮らしていた部屋になっていたので、お世辞にも綺麗とはいえない状態。

万が一部屋まであがってきたらどうしよう。。という不安が頭をよぎる。

しかし玄関先だけでしたので少し安心。優しいご両親で本当に良かったです・・・!!!


夜になると今度は私の妹が大量の食材を買い込んで現れ、料理をし始めました。

ものすごい速さで惣菜4品の作り置きとお味噌汁を完成させお米を炊いてくれたうえに洗い物まで完了してくれました。。

そう、彼女は現在、調理業務を生業とした管理栄養士。

妹のファインプレーのおかげで、私たち夫婦は退院後の健康的な食事に困ることなく暮らせたのでした。

お母さん、優しくて優秀な妹を産んでくれてありがとうな・・・・

周りの人たちに心から感謝した1日でした。

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