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子連れ移住で気を付けたいこと

子供がいるときは将来のことまで考えよう

前回の記事で、地元民との軋轢の話をしました。

知り合いや友達がいない地元でない場所への移住。
私も母も鋼のメンタルだったせいもありますが、順応力が高かったり人懐っこい性格だったかげで乗り切れた部分は大きいと思います。

地方移住を33年。そして海外移住を25年間経験してみて、オトナだけでなく子供の性格や性質によっては、いくら親が移住を続けたくてもあきらめねばならないこともあることをたくさん見てきました。

子連れ移住の場合、どこに注意をするのか?
をポイントに書いてみたいと思います。


子連れ移住で気を付けること

私は大阪から実家の移住に伴って、2歳の長男を連れて地方へ移住しました。
当時長男は、2歳半。
まだ何もわからない状態で、親がいれば何でもOK!の年齢でしたので、幼児の場合は場所についてはあまり関係はないと思います。

ただ問題になってくるのが、就学年齢になってからです!

都会にはない問題について

我が家が引っ越しした場所は、とある村のはずれでした。
その地域には町立の保育所が1か所。小学校が1校。中学校が1校ありました。

保育所や小学校は各村々にありますが、中学校は町全体で2校のみ。
私学はないので、公立校一択です。

我が家から保育所や学校がある村の中心部までは車で5分ほど。
中学生はまだしも、幼児や小学生ではとても歩ける距離ではありません。
登下校に必ず送り迎えが必要な場所です。

村の中心部に住んでいれば、徒歩でも行けるので送迎の心配はなくなりますが、よほど近い家でない限り車での送迎がほとんどで、子供が自ら歩くことはあまりありませんでした。(だから田舎の子の方が足腰は弱いです。苦笑)

車は必要不可欠

大阪時代はいらなかった自動車免許を取ることになったのも、車がないと買い物に行くにも、子供の送迎にも問題があり

普通の日常生活ができない!

ことからでした。

地味に大変な子供の通学問題

都会でも私立校に通ったり、高校になるころには電車やバスでの通学になると思いますが、1時間に1~3本しかない駅行きのバスの時間を考えると、駅に行くのも親の送り迎えが必須になります。

子供の学校送迎は海外では当たり前ですが、これやってみると地味に大変!涙
当時、私は働いていなかったので問題はありませんでしたが、働いている人はどうするのだろう?と思いますよね?

この学校送迎問題!
田舎では親との同居も結構当たり前だったので、祖父母のお迎えがデフォルトな感じでした。(今もそうなんだろうか??)

高校から下宿する地方の子供たち

そしてもっとびっくりしたことですが、同じ校区の公立高校に時間的な問題で自宅から通えないため、高校1年から下宿させている家庭がたくさんあったことです。

大学からの下宿は都会でもよく聞くことですが、さすがに高校で下宿とは地方移住するまで聞いたことがなかったので驚きました。

高校時代の3年間。
授業料のみならず下宿代が掛かること、都会では私立のよほど遠いところに行かせないかぎり考えなくてもいいことだと思います。

経済的なことを考えると
「ある意味、みんなお金持ちなのね!?」
なんて思ったものでした。

さいごに

ところ変われば品変わる!

本当に同じ日本でも、都会と田舎ではこれだけいろいろなことが違うことにびっくりしました。

―続くー


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