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移住先の不動産について

地方の不動産事情

地方移住のメリットの1つとして、不動産価格の安さがあります。

地方中小都市の不動産価格は、賃貸にせよ購入にせよ大都市の半分から3分の1程度ですむため、持ち家率も高く、駐車場数台置ける大きさの土地も普通だったりします。(駐車場が取れない小さい土地は売れない)

例えば賃貸でも、家賃が安く広い物件を借りることができます。

賃貸については、何も問題がないので置いておいて~資産としての不動産を買う場合には注意が必要です。


資産としての不動産

これは地方都会関係なく、日本の家屋は新築時が一番高く、年数がたつにつれて家自体の価格は下がり、土地の価値のみとなります。
 
東京など一部の大都市では、買った時よりも売るときの方が高くなる物件もありますが、地方の場合、元から安いものが高くなることはほぼあり得ません!

土地価格自体、1坪当たりの単価が数千円のような場所もあるので、土地自体にもほとんど価値がないことも多かったりします。
その上、新たに住む人も少ないので、買い手や借り手もほとんどつかないものだと心得ておきましょう。


不動産は本当に資産なのか?

売れるものならば間違いなく資産ですし、売れなくてもずっと一生涯同じ場所に住んだり、子供や孫が住むならそれも資産です。
 
ただ現実の話。
地方の不動産は、子供たちにとって負動産になることも多く
 
·         使わない家に固定資産税
·         売りたくても売れない
·         無料で空き家バンクに登録しても借り手やもらい手もない
·         家屋を取り壊し更地にするにもお金がかかる
 
などもよく聞きますし、2023年の法改正で、今まで放っておかれた土地(誰のものなのかわからない?)も税金を払わなければ罰金対象になる。なんてのも聞いています。

持っていても資産にならない土地家屋がある現実!

実際に実家の周りでも、親世代がいなくなった後にこの問題は発生していて、子供や孫世代は頭を痛めているようです。


笑えない我が家の負動産の話

負動産については、我が家も決して他人事ではなく考えるべき問題でした。
そう遠くない将来、母亡き後には誰も住むことはなくなるので
 
更地にして置いておく
いくらであっても売れるのならば、叩き売る
 
のどちらかを選ぶことになるはずだったのですが・・・
急展開を迎えることになります。

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