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ミラクルモーニング:朝の活用術 by Hal Elrod

Hal Elrodという人がいる。『Miracle Morning』の著者だ。20歳のときに飲酒運転のトラックに正面衝突され、心臓が停止し昏睡状態に陥るものの、奇跡的に生還。医者には二度と歩けないと言われるが、可能性を信じてトレーニングをし、ウルトラマラソンに出場するまで回復する。

その後ビジネスを立ち上げるが、リーマンショックで大半の顧客を失い、失意のどん底に。そこで、成功した人の行動パターンを調べてみると、朝の有効利用が大切だとわかる。では朝に何をすべきかと考えていた際に、成功者のルーチンを全部取り入れればよい! とひらめく。

そして編み出されたのが「ミラクルモーニング」。朝一時間早く起きて、瞑想、自己暗示、可視化、エクササイズ、読書、メモ書きを全部やるというものだ。ミラクルモーニングを続けるうちにビジネスが上昇軌道に乗るが、その最中に白血病が発覚する。余命わずかと言われるなか、化学療法やホリスティック療法を取り入れ、奇跡的に回復する。現在は、執筆活動や講演もこなし、外から見れば、健康的なビジネスマンとしか見えない。

Halはとにかく明るい、そしてポジティブだ。現状を受け入れ、できることに集中する。恨んだり、妬んだり、責めたりして人生を過ごすのか、希望を持って生きるのか、すべては個人の選択であり、自分でコントロールできると言う。

ミラクルモーニングを初めて数ヶ月。調子が少しずつ上向きになっている気がする。現状を受け入れる。変えられることに集中する。Growth Mindsetを持つ。あきらめない。人間には無限の可能性があることに気づかせてくれるHal Elrod。これからもミラクルモーニングを続けつつ、応援していきたい。


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