アメリカ大統領選がおもしろい?!〜どうか、バーニーをいじめないで!
アメリカ大統領選の民主党大統領候補選びのヤマ場、スーパー・チューズデーは、ジョー・バイデンが躍進。
MikkoとMamiが愛するバーニー(サンダース)は、伸び悩みという結果になりました。
ブルームバーグも降りてしまい、ウォーレンも「考え中」のようなので、第2回の投票が行われる可能性はほとんどなくなりました。
ブルームバーグがバイデン支持を表明して、ますますバーニーには逆境です。
ウォーレンは、、どうなるかな。
政策的には圧倒的にバーニーよりで、バーニーを支持してくれたら嬉しいけど、ウォーレンはバーニーのフレネミー的なところがあるので、、。
Mami「おはよー、みっこ!たくさん情報、本当にありがとう✨✨中道派たちで結束ね。バーニー、苦しいね。これで最終的にバーニーが勝ったら、本当に本当に奇跡だね」
「Ponさんはね、日本の報道では、バーニーさんのことは、ただ左派って感じだけ。バイデンさんはオバマさんと一緒にやってきた中道派と。そのくらいの紹介の仕方で、バーニーさんがなぜこれだけ支持されているのか、詳しく説明されていないって言ってる。」
「アメリカでは二極化されているから、どうな報道がされているんだろう。バーニー叩きはマスメディアでもあるのよね?バーニーをあげるマスメディアもあるの?」
やっぱり、どの情報を耳に入れるかで、全然見え方が違うね。
私だって知ったから、バーニー!バーニー!とか言っているけれど、知らなかったらだれがいいのかわからない。
そういう意味では、露出による効果って、ものすごい影響なんだなぁ。
Mami「お仕事から帰ってきたPonさんの感じが、世の中はバイデンムードだったって。しょんぼりしちゃった」
アメリカはメディアに中立性の規制がないから、もうまっぷたつ。
選挙だけじゃなく、コロナウィルスについてさえまっぷたつだから!
パラレルワールドだよ〜。
いわゆる大手のテレビ局では、バーニーを応援するところは(な)(い)です(!)
あからさまな反バーニー。
新聞だとあるかもしれない。
ネットニュースみたいなところは、バーニー応援も沢山あると思います。
Mami「まっぷたつじゃさ、何を指針にすればいいのか、わからないね。自分で情報を取りに行く時代だね」
そうなの。
だから、ニュースを見るときも、必ずどういうバイアスがかかってるかを意識しながら見るよ。
たとえば、何かがはっきりわかっている場合があるじゃない?もう証拠のあるまぎれもない事実みたいな。
そういう時に、誰がどういう発言をするかを聞いていると、その人がどういう意図をもって話しているかがわかってくるの。
だいたいニュースに出てくる人って決まっているから、だんだんわかってきます。
でも、いきなり見たら、本当に何が事実なのか、わからなくて混乱すると思う!
もしくは、最初に聞いた情報を信じちゃうよね。
Mami「すごくいい見方だね!!メディアリテラシーを習得してるね!」
それでも大統領選が本格化してからの”バーニーおろし”にはビックリしたよ。
これまで反トランプの一面しか見てなかった人たちが、反バーニーでもあった!
Mami「そうなんだ。反バーニーさんが多いのは、注目されている証拠だと思いたい。でも、そこまで反バーニーさんなのが、感覚としてわからないなぁ。素晴らしいと感じるのだれど、Mikkoが以前言っていたように、私達は世間一般の考え方の中でマイノリティなのかなぁ。でもいつも、世界はこちらの方にいつか来ると思ってるのだけれど。」
私も「なんでそこまでバーニーが嫌いなんだろう」って思うんだけどね。
テレビに出ている人たちはみんな良い医療保険にも入っているし、現状に困ってないんだろうね。
テレビ局は企業だから法人増税を宣言してるバーニーには反対だろうし。
ABCのテレビ番組ですごいバーニーバッシングをしていて、なんでかなと思っていたら、バーニーはABCの親会社のディズニーの最低賃金を引きあげろー!っていう運動をして、実際に引き上げさせたからかな、、とかさ。
想像だけど。
アメリカでは、半数を超える人が5万円の緊急事態に対応できる現金がないんだって。バーニーはそういう人の味方だから。
Mami「メディアの反バーニーの主張って、実際になんなの?」
激しい反バーニーだとバーニーを共産主義者みたいに言ったり、逆にナチスに例えたり。
一番多いのは、同じことをしても、バーニーだけ批判されるとか。
(例えば、他の候補がバーニーを批判するとコメンテイターもそれに同意するけど、バーニーが他の候補を批判すると「民主党を分裂させている」って言うとか。バーニーは、一番他者への批判が少ないし、政策批判はしても、決して人格批判はしないのに、他の候補はバーニーの人格を批判するようなことを言ってもみんなOKみたいな。
あとは、バーニーはもう何年も両党の上院議員100人のなかで、地元の支持率ずっと1位(!)なのに「バーニーは地元でもひどい政治家だ」とか。
Mami「ますます疑問。みんな本当にそう思っているのか、バーニーにならないように策略的にそう伝えているのか。。。バーニーに主張を見ていたら、そんなことないと気づきそうなものなのに。」
2016年の予備選でヒラリーに負けたあと、バーニーはヒラリーのために42回も応援ラリーをしたの。(four)(two)回だよ!
その期間にヒラリー自身が行ったラリーの回数よりも多い!
(ちなみに、ヒラリーは2008年の予備選でオバマに負けた時、オバマのために16回しかラリーをしなかったのに)
それなのに、ヒラリーがトランプに負けたのは、バーニーがヒラリーをまったく支援しなかったからだとかさ。これは、ずーーーーっと言われ続けてる。
Mami「何それー!ますますわからない。。。」
あとは、バーニーの支持率がどんなに高かろうと、「誰がトランプに勝てるか」という世論調査でいつもバーニーはトランプに勝てるって出てても、「バーニーでは絶対にトランプに負ける」って言い続けているから、視聴者はバーニーに投票するのがこわくなるよね。
Mami 「マインドコントロール。反復の法則。しかも、ヒラリーは、反バーニーなんでしょ。事実はそれだけ手伝ってくれた人なのに。んー、わからない」
バーニーは「上位1%の人だけでなく、みんなのためになる世なのかにしよう。自分と違う人たちのために戦おう。お互いの家族のために戦おう。男でも、女でも、ゲイでも、貧しくても、白人でも、黒人でも、ラティノでも」って言っているのに、とにかくバーニーはアメリカを分裂させる、と。
実際、バーニーを応援していてヒラリーに投票しなかった人はたくさんいるらしいの。でもバーニーはできるだけのことはしたんだから、仕方ないじゃない?
それに、2008年にヒラリーを応援していて、総選挙では共和党候補に入れた人のほうがもっと多かったんだって。
そういうことは、ちっとも知れ渡らない。
それに、バーニーサポーターがヒラリーに投票しなかったって、あれだけ責められているのに、ヒラリー自身は「バーニーを好きな人なんて誰もいない。バーニーが候補になったら、自分は支援できるかわからない」とまで公言してる。
あとはバーニーは反女性のカルチャーを作っているとか。
バーニーは反女性どころか、1970年代からもっと女性の政治家が必要だ、女性の賃金も男性と同じにするべきだって言い続けているのに!
ある時は、MSNBCのコメンテイターが「バーニーを見ると鳥肌がたつ。理由はわからないけど、彼は反女性だと思う」とかさ!なんで〜〜〜〜????
Mami「不思議だぁー。めちゃくちゃじゃない。なんの根拠でそんな。すごく不思議だ。。普通に主張を聞けば、分裂ではなくunitedの方向なのは感じるよ。それでも、支持者か多いのは、ちゃんと見ているひとがいるからかな。あぁ、不思議だー!
バーニーは自分を「民主社会主義者」って言っていて、それ自体がアメリカでは「分裂」なんだろうね。アメリカ人のなかには社会主義に拒否反応を示す人が多いから。
ウォーレンも同じような政策なんだけど自分のことを「まぎれもない資本主義者」って言っているの。似た政策でも、かたや自分を「社会主義者」かたや「資本主義者」って呼ぶ。
みんな社会主義っていう言葉が嫌いなんだから、バーニーも「思いやりのある資本
主義」って呼べば?とか言われるんだけど、それをしないのがバーニーなんだよねぇ。もどかしい
Mami「思いやりのある資本主義、とてもいい!そちらの方があってるね。もどかしいー」
もどかしー(笑)
あ、あと、さっきバーニーを応援するテレビ局はないって書いたのだけど、個人レベルでは「反バーニーじゃない(中立)」の人や「わりにバーニーに好意的な人」もいます。
たまにバーニーを応援している人もゲストに呼ばれたりします
MikkoとMamiは、まだあきらめていない、、、続く、、、
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