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今日もテレビをみている
録画しておいた「NHKスペシャル 山口一郎 "うつ"と生きる」を観た。自分も、うつ時代があるので、共感する箇所が多かった。サカナクションの楽曲はずっと好んで聴いているが、この番組で山口さんとメンバーとの関係性を知ることができ、バンドとしても好きになった。
僕はテレビを観るほうだ。ジャンルとしては、ドラマとバラエティが好きだ。あとはドキュメンタリーも。
いまは、朝ドラの『虎に翼』と、大河ドラマの『光る君へ』、そして大河ドラマ再放送枠の『篤姫』をこつこつと録り、観ている。何が何でも絶対に観ると決めているのは今は『あちこちオードリー』くらいだが、割と何でもみるほうだ。
大体はスケジュールの都合がつかず、リアルタイム視聴ではないため、番組が評判になればなるほど、SNSとの接し方が難しくなっている。あらゆるドラマ関連のワードをミュートして、Xを乗り切っている。
無事にその週の作品を見たあとに、出演者や有識者のリストをおもむろに観に行くのがたのしい。
そして、かれこれ15年ほど、プレイステーションとtorne(ナスネ)の組み合わせでテレビ視聴をしている。触ったことがある人にはわかると思うが、サクサクと軽快にうごくあのインターフェイスはかけがえがなく、なくならないでほしいと思っているものの一つだ。
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torneのアプリ使用中にながれるBGMは15年ずっと生活の中にあり、もしこの先torneがサービス終了してしまうことになっても、サウンドトラックを出して欲しいと思っている。
この15年の暮らしでお世話になった家具・家電のMVPを決めるとするならば、乾燥機付き洗濯機をギリギリ交わして「テレビ+TV視聴アプリtorne」が1位に輝くだろうと思う。それくらい、日々に寄り添ってくれた。
いまは、録画しておいた朝ドラを観ながら、家族で晩ごはんを食べている。観ながら話しながら食べるのは、行儀がわるいとされるむきもあるが、まあよっぽど集中しちゃって食べる手を止めなければ、いいんじゃないか、ということになっている。
思えば、自分が小学校くらいの頃から、家にいるあいだはずっとテレビがついていた。
家族ともテレビの話をすることがよくあった。とくに母親は、週刊文春のナンシー関のコラムを読ませてくれて「あの芸能人はこういうところがあるよね」みたいな話をよくしたし、
亡くなった、名古屋に住んでいた母方の祖母とは『古畑任三郎』の本放送が終わる毎に、電話で感想を話し合った記憶がある。たのしかったなあ。
書いていてふと思い出したが、小学校の頃、一日の記録を出すように、という宿題があった。食事、遊び、睡眠、勉強、それぞれ何時間しているか、ということを書かねばならず、テレビの視聴時間を過少申告をしたのを覚えている。8歳かそこらだったと思うが、後ろめたさがあったのか。
いま、作業をしている自室にはテレビが無いので、幸いにも、四六時中点きっぱなしということにはなっていない。引き続き、うまく距離をとっていきたい。
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