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ミニマリスト

自分の人生を生きたいなら、まずは自分ではないものを剥ぐ作業が必要だ。
人のキャパシティなどたかが知れているから、自分ではない生き方をしながら自分らしさを深めていくことなどできない。理論的にはできるだろうが、自分らしい人生に行き着く前に寿命が尽きてしまう恐れがある。だから、あなたが今、自分の人生を生きていないことに気づき、自分の人生を生きたいと願っているなら、まずは「自分ではないもの」を手放す作業が必要だ。

とても具体的な話をするなら、
服は年間で20着程度まで減らし、
靴は3足、
鞄は5個、
家具は寝具と食卓、
鍋は3つ、
家電は冷蔵庫と洗濯機。
このくらいまで減らしても、文化的な最低限度を優に超えた生活ができる。
そして、嫌いなものは残してはいけない。
しっくりこない服を捨てた結果手元に残ったのが3着なら、その3着でまずは生活してみる。そして店に行くのでもネットを見るのでも無く、スケッチブックに欲しい服を描いてみる。色、素材、シルエット、袖を通した時の気持ちまで書き込む。そうして初めて、その絵にそっくりな服を手に入れる作業にかかる。

このくらい徹底的に自分にまとわりついたものを削ぎ落としてみないと、自分の本音は見えてこない。

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