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誕生日

今日は誕生日だ。24になった。

美味しいものを食べたかったけれど顎のリンパ節が腫れてそれどころではない。口を開けるのも痛いんだもん!!多分ストレスだな今週はハードだったからな、、、
前に腫れたのは去年3か月間毎日通った職業訓練の頃だったか。引きこもり生活からいきなり毎日通学&7時間授業の生活へと変化したからだろう。


毎年誕生日にはなぜかプレッシャーを感じる。何も変わらないまま年を重ねることに焦るのだ。
この1年で特に新しいことも出来なかったなとか、精神年齢はそのままに体だけが老いに向かっていっているな、とか考えてしまう。親に聞かれたら「20代なのに何を言ってるんだ」と怒られそうだ。

リンパ節にイラついているせいか勢いあまって「何も変わらないまま」と書いたけれど、一つ変わったことがある。
4月から働き始めたことだ。去る8月で5か月を迎えた。この数字は革命的である。なぜならわたしの職歴(ここでは学生時代のアルバイトを含めることにする)において最長記録を更新したからだ。
日々同僚や顧客とコミュニケーションをとり、スケジュールをこなし、突発的なトラブルに対応している。わたしを取り巻く環境は大きく変化した。

大学を卒業して1年、職業訓練以外は自分から行動出来ずにいた。職業訓練に関しても今思えば「逃げ」だったなと思う。就職するための機関なのにハナから諦めていたし。社会に出るの怖かったもんね。「無職だけど何もしてない訳じゃない」と言いたいだけの選択だった。
実際に仕事を始めてみて、早く社会に出て経験を積んでもよかったのかなと思う。わたしにとっては「場数」というものが何より必要だと実感したからだ。前もって調べて準備するよりも、実践して仕事に慣れていくという経験こそ自分を前に進めてくれる気がするのだ。
わたしは非常に怖がりだ。昔から小心者でビビりなチキンだ。だからこそ就職活動に足が向かず、家という安全地帯で自分を守っていた。業務で人の前に立つことは勿論怖いし、電話の着信音にさえ心臓が跳ね上がるくらいなのだ。そんな自分が、怖がる気持ちをいなして毎日仕事をしている。抑えられずパニックになり相手を困らせたり、トラブルが起きたり失敗したりすることもある。退勤後にそれがフラッシュバックして死にたくなることもある。時に連携が上手くいったりいい仕事出来たなって思う瞬間もある。気持ちの浮き沈みを繰り返し5か月間頑張ってきた。毎日生きてきた。純粋に、凄いなって思う。今日という日は、自分が不安や恐怖を抱きながら働いて、失敗しても次頑張って重ねてきた時間の延長線上にある。その時間こそが「経験」で「場数」

、、、、まだ慣れないしちょっとツラいし新しい問題も次々起こるから自信満々には言えないけれど^^;
とにかく、大きな変化があったこの1年よく今日まで踏ん張って生きてきたな。本当に頑張った。このことが今わたしを生かしているなって思う。

何かあるとすぐ逃げ出す自分にとっては、投げ出さずに頑張っていることがとっても感慨深い。笑  褒めてあげたいホントに。なでくりまわしたい。

仕事のことだけになっちゃったけど、これからプライベートでも楽しい経験を沢山したい。



明日には顎、治るといいな。

そして美味しい食事を噛みしめよう。



読んでくださった方に感謝申し上げます。
2023.9.9 ミカ


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