見出し画像

産後はつらいよ。どこまでも?


こんにちは!心と体をゆるめるオンラインサロン「YURUMARU」のみきです。 

今日は、「産後って思っていたよりも断然つらいよね〜。」というお話しをしたいと思います。

この事実は、知られているようで、実はあまり知られていない事のようなのです。特に妊娠中は、妊婦さんの不安を必要に煽ってしまってはいけないので、産後の大変さについてはあまり語られません。

確かに。自分の妊娠中に、産後の恐ろしさを語られていたら、不安になってしまって胎教に悪いから…  やめてよ!そんな話聞きたくないわ!もっと幸せな話を聞きたい!と思ったと思います。

それもこれも、重々承知した上で。

産後うつで苦しむ女性や産後の不調を自分だけで抱えてしまっている方と多く接する度に、将来妊娠したいと考えている女性であれば、しっかりと産後の事実を認識しておく必要があると感じています。

高齢出産の定義

1991年までは、30歳以降の出産は高齢出産とされていました。母子手帳には「◯高」のスタンプが押され、妊娠中や出産に注意が必要とされていました。現在では、30歳以上で妊娠する女性が大幅に増えたため、35歳以上が高齢出産ということになりました。

もちろん、たった30年の間に私たちの体が「35歳までなら、なんなく出産できる」ように進化したわけではありません。みなさんご承知の通り、女性の社会進出や不妊治療技術の向上により、出産年齢がどんどん上がってきているという状況に合わせて、高齢出産の定義が更新されたのです。

もちろん医療技術の向上はめざましく、生まれてきた赤ちゃんの生存率は、今や99%(日本は世界一の赤ちゃん生存率を誇ります)。妊婦さんと赤ちゃんを取り巻く医療環境は、30年前と比べて大幅に進化していると言えます。

そんな中、医療現場から見落とされがちなのが「産後」です。

産後は、出産のダメージとホルモンバランスの急激な変化、自律神経の乱れにより、個人差はあれど体調がびっくりするほど変わります。

◯疲れやすい、疲れがとれない ◯髪が抜ける ◯頭が働かない ◯風邪をひきやすい ◯気分が落ち込む ◯やる気が出ない ◯体力がない ◯眠れない 

こんなのは序の口。

それまで、会社でバリバリキャリアを積んできた女性が、産後は急に「おむつ替えとおっぱいとミルクと寝かしつけ」の単調で刺激のない作業の繰り返しに追われます。Instagramや育児雑誌で夢見ていた赤ちゃんとのキラキラ生活とのギャップに、苦しむこともあります。

もちろん、赤ちゃんを産む選択をしたのは自分ですから!

「こんなのつまんない!」「もうやめたい!」

「なんでずっと泣いているのよ」「私だって泣きたいよ」

「コロナでママ友もできない」「相棒は携帯だけ…」

そんな泣き言はグッと心にしまって、みんな、はじめてのお母さんを懸命に頑張りすぎてしまうんです。 

産後の心身の不調は、放っておけばおくほど悪化してしまい、子供が成長してからもずっと付き合い続けなければならない心身の問題へと発展します。

がまんしちゃだめです!みんなつらいんだよ!

大丈夫!

完璧なんて目指さないで!

産後のつらさからやっと抜け出せた今だからお伝えしたいことは、大変なのはあなただけではないということ。結構つらいんだよ。産後って。ヘトヘトだよね。それが普通です。

産後の体の変化を受け入れ、育児を楽しむためには、それまでの準備がとても大切になります。育児をさぼるということではなく、お母さんの心身の調子を良い状態に保ち、楽しく育児をするため!そこに全力を注いで準備をするのです。

今日は長くなってしまったので、具体的な方法については、またの機会にお話ししたいと思います。

産後の身体を引きずって、がんばっているママへ。精一杯の応援を込めて。今日の記事を書かせていただきました。
















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?