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難関試験に合格するために何か失うのか?

税理士試験受験生、不動産鑑定士試験受験生、その他各種資格試験の受験生の皆さん、こんにちは。税理士兼不動産鑑定士合格者の井上幹康です。

新型コロナもようやく落ち着いてきた感があり、受験生も少しは気分的に勉強に取り組みやすくなってきているかと思います。

また、今回の新型コロナで自宅待機期間が続いたこともあり、自分の人生を見つめなおして新たに資格試験の勉強を始めた社会人の方も多いのではないかと思います。

社会人の方が心機一転、難関資格の合格に向けて勉強を開始する場合、やはりどうしても勉強時間の確保という壁にぶち当たります。

一般に社会人の方が勉強時間を確保するためには、以下のような方法が挙げられます。

➀仕事を辞める。

②フルタイム勤務からパート勤務等に変える。

③寝る時間を削る(又は朝早く起きる)

④家族サービスしない、家族の時間を削る

⑤恋人にあわない、恋人との時間を削る

⑥友人、同期等からの飲み等の誘いを断る

こうしたことをやると、➀②お金を失い、③健康を害し、④家族を失い、⑤恋人を失い、⑥友人、同期等を失うリスクがあります。

私自身は、税理士試験や不動産鑑定士試験を通じて➀②以外は全部やりました。味覚障害になる癖がついてしまい健康は害しましたが、死ぬまでには至ってないのでOKです。また、恋人、家族、友人も失いませんでした。これはもちろん私がどうこうというよりも相手の器が大きいという部分がありますが。

難関資格の合格にはあれもこれも差し出し、失わないといけないと思う方が多いかと思いますが、意外に失うのは勉強以外に使えたであろう時間だけで、本当に自分に必要な周りの人たちは離れずに残ってくれると思います。

逆に周りの人が離れてしまう場合は、その人とそもそもご縁がなかったか、もしくは、あなた自身の勉強に対する姿勢が中途半端で相手の心にあなたの勉強に対する想いが届いていなかったのだと思います。

あくまでも実体験に基づく私見ですが、失うかもしれないものばかりに目を向けるのでなく、これから得るであろう将来を見ていきましょう。より鮮明に描く青写真は必ず実現します。


はじめまして。ご訪問ありがとうございます。開業税理士の井上幹康と申します。