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今年の税理士試験で合格をさらうには。

すでに多くの国家資格の試験延長が決定しており、いまだその実施時期が不明なものも多いですね。

税理士試験は今のところ8月で予定通り開催のようですが、どうなるかやや不透明な感もあります。

試験で一番大事といってもいい本試験の日程がぼやけている中、本試験という強敵と戦い合格をさらうにはどうしたらいいか。。。

私が税理士試験受験生の時にちょうど東日本大震災がありました。確か震災直後は専門学校の自習室はかろうじて開いていたものの、授業は一時停止してWeb配信になり、あっという間にGW明けの直前期(答練期)に突入しました。直前期は震災前よりもやはり人は減りました。

東日本大震災の時は、試験こそ延期はならなかったものの、東京会場かと思っていたのがまさかの横浜アリーナ会場に変更になりました。横浜アリーナの床一面に長机を大量に並べ、試験開始の合図とともに電卓で地鳴りのような振動があったのを今でも覚えています。おそらくあのアリーナ会場の雰囲気は普段の答練では感じることのない異様なものだったので、それに圧倒されて本来の力を発揮出来なかった方もいたでしょう。

今回の新型コロナウイルスの影響で税理士試験が延期されるか否かは不明ですが、横浜アリーナのような大規模イベント会場への変更は十分にあり得るのではないかと思っています。小さい会場で密集させるより、大きな会場で距離を保ってやる可能性はあり得るかなと思います。

ということで、現状で今年の税理士試験に関する直接的な不安要素としては以下2つが考えられると思いますが、受験生的には、やるべきことは1つであり、それは「勉強を続ける」というシンプルなことに尽きます。

➀試験が延期になる可能性があること

➁試験会場が大規模イベント会場になる可能性があること

専門学校の自習室が閉鎖されたり、カフェなどの飲食店も休業であったりして自宅しか勉強する場所がない方が特に多いかと思いますが、何とか勉強を継続しましょう。勉強する場所含め、勉強を続ける方法を常に模索し続けましょう。

今年はコロナで勉強できないから試験はあきらめるという選択をするのは簡単ですが、年に1度の試験です。来年は来年で何が起きるかわかりませんよね。ぼんやりとでも今目の前にチャンスが見えているなら全力でそれをつかみに行きましょう。




はじめまして。ご訪問ありがとうございます。開業税理士の井上幹康と申します。