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令和3年度不動産鑑定士短答試験(鑑定理論)を解いてみました。

不動産鑑定士受験生の皆さんこんばんは。税理士・不動産鑑定士の井上幹康です。

今回は、令和3年5月10日に令和3年不動産鑑定士短答試験の問題・解答が国土交通省HPにアップされましたので、試しに鑑定理論だけ解いてみました。以下感想や結果をざっくばらんに書きましたので、興味のある方はお読みいただければと思います。

国土交通省HPリンク(令和3年不動産鑑定士短答試験の問題・解答)

得点は38点/40点

2問間違えました。間違えたのは、問26,36です。

時間は1時間ちょうど

解くのにかかった時間はちょうど1時間でした。

難易度は簡単

正直簡単かなと思います。

問40の計算問題について

解答は、積算法の基礎価格を更地価格として正常実質賃料を求め、最後に支払賃料を求めるときに権利金の償却額・運用益を控除し、月額支払賃料770,000円となっています。

一方で、基礎価格を底地価格(更地価格ー権利金)として正常実質賃料を求めれば、月額支払賃料777,500円となります。

基礎価格を更地価格にするか、底地価格にするかは鑑定実務上の1つの大きな論点で、実務修習の基本演習第4回(継続地代)でも取り上げられたテーマでした。

ちなみに私は底地価格派です。


はじめまして。ご訪問ありがとうございます。開業税理士の井上幹康と申します。