見出し画像

入学式や就活で履くパンプス

初めて履くパンプス

「社会人として行事に参加する時に、キチンとした靴が必要なんです。痛くないように履ける靴を見てもらえませんか」恵那市のKさんは今年成人式を迎えられ、初めて履くことになるパンプスのご相談にお母様と来店されました。

パンプスはスニーカーのような履き心地では履けません。

小学校低学年から三喜屋とお付き合いして下さったKさんは学生時代もずっとスニーカー生活に慣れ親しんできました。
歩くために作られたスニーカーは、クッション性のある底材を使っています。効率よく歩けることを一番に考え作られているので、長時間歩いても疲れません。
一方、パンプスはかかと部に3㎝5㎝といった「ヒール」を取り付けシンプルに見えるよう靴底も薄めに仕上げてあります。タイトにフィットさせないと履けないので足の締めつけ感があります。
このため同じ条件下で履いた場合、履き心地に大きな違いがでます。パンプスはスニーカーと同じように楽々には履けないのです。では、どうしたら少しでも快適に履けるのでしょう。

快適に歩けるパンプス選びのポイント

①足のタテ寸法、幅、お肉付きと合っていること。
②指先のシルエットに合ったデザインを選ぶこと。
③プレーンパンプスではなく、ストラップ等留具がついたものを選ぶこと。

最近の若い方の足は「肉つきが薄く細い」という特徴があります。「ラクに履きたい」と幅のゆったり目のパンプスを選ぶと足が前滑りしてカカトがブカブカになってしまいます。また、指先が靴のカベにあたって折れ曲がったり、外反母趾を招いてしまうことがあるので気をつけたいですね。
Kさんもとても細くて華奢な足なので、かかと周りでしっかり留まり、ストラップ(ベルト)で前滑りを防ぐタイプでお勧めしました。

履き心地をグッと高める一工夫

足幅の広さタテ寸法の長さ甲の高さ等々右左でサイズが異なるのがヒトの足です。これを中敷や革を微調整することで履き心地が向上することがあります。Kさんにもパンプスに一工夫加えることで、足の運びがよくなりました。

足に合ったパンプスがあると安心

スニーカーのように楽ちんには履けないパンプスですが足のことを考え作られたパンプスは足の負担が少なく履けます。

「実は私はお悔みごとがあった時、急場しのぎに買ったパンプスが合わなくてつま先は痛いし、かかとはブカブカで辛い目に合ったことがあります。この子にはそんな辛い思いをさせたくなくて」とおっしゃるお母さん。
Kさんの試し履きする姿を見て安心されたようです。
「今日オーダーすれば入学式には間に合うので、助かります」
来店はいつも二人の仲よし母子。
いい思い出の残る入学式になりますように…

入進学の季節はもうすぐです。就活、入社式、入学式。ここぞ!という時のパンプス選びはお早めに!

コチラのサイトでセミオーダーパンプスのご案内をしています。
詳しく知りたい方はどうぞご覧下さいね。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?