おべんきょ

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2220 亀田製菓
売上高-4.2%、営業利益-49.5%、前年比経常利益-28.3%。
めちゃくちゃ営業利益率悪くなってる。

「国内米菓事業については、猛暑による需要の下押しが見られましたが、外出型消費の回復により総じて需要は底 堅く推移しています。」
→米菓事業って暑いときは需要が減るんだ…別に暑いときにも寒い時にも食べるイメージなかったけど……。だからこそ、暑いときは冷たいものに流れた分、減るってことなのかな。

「営業利益については、単体米菓事業における価格改定・規格変更に加え、重点4ブランドの成長に向けたセール スプロモーション活動や生産能力増強によりプロダクトミックスの改善に取り組むとともに、販売促進費の効率的 な執行、商品の絞り込みや外部生産委託の活用など生産効率の向上に継続的に取り組みましたが、前年同四半期の 急速なシェア拡大に伴う増益の反動減を吸収しきれませんでした。また、百貨店向け商品や土産物用商品を製造販 売するグループ会社は、コロナ禍からの正常化に伴う市場回復効果もあり増益となりましたが、単体米菓事業の減 益により、国内米菓事業全体では前年同四半期比で減益となりました。」
→今回が前年度より減っている部分の理由を、前年度が伸びすぎたからという理由になっているけどいまいち理解できず。売上高も減るならわかるけど、単純に営業利益率だけ悪くなってない?
→そもそも、なんで昨年度はそれだけシェア拡大できた?昨年度のIRを見る限りでは、海外事業が2021→2022で+49.7%。理由としては「アジアエリアの堅調な販売状況に円安影響が重なり、大幅な増収」と記載。
→それで、なぜ今年度がそれだけ落ち込む?2022年度は売れて、2023年度に売れない理由がある?
→そもそも2021→2022年度も国内米菓は売上高上がっているけど、営業利益は-25.4%。原材料、エネルギー価格高騰の影響を受けている。海外事業も売上高が49.7%上がってるのに営業利益が下がっている。「オーガニック原材料高、調達難、人材確保難などのオペレーションの混乱により業績悪化」との記載。

そもそも数年単位で見ればここ3年は営業利益も経常利益も右肩下がり。中長期計画としての構想はあるみたいだけれど、現時点では海外事業の収益改善の目途が立っていない。

あと自分が米菓好きじゃないし、安心して持ってられないので見送り。

2440 ぐるなび
名前は有名だからとりあえず見てみたけど、ここ営業利益赤字なのか……昨年度より大幅に改善とはいえ、いまだに経常利益0.
なんでこんなに赤字なんだろう?コロナの影響だった?とするとこれから黒転して買い時?
「当社サービスの対象である外食産業においては、消費者の外食支出やインバウンド需要が回復基調にありますが、原材料価格の上昇や人材不足等、 経営環境には厳しさや先行き不透明感も見られます。」
→ふむ。
→強みで、「楽天エコシステムにおける外食のプレゼンス向上」って書いてあるけど楽天エコシステムって何。楽天って外食にそんなアドバンテージあるの?ポイント改悪のニュースばかり見るし、強みとしてあげられてるのが楽天だとちょっと心配。
→あとやっぱ飲食店経営は全体的に円安が厳しいんだなぁ。

売上高の内訳はストック型サービスは+7.3%。スポット型が-20.9%.
ストック伸びているのはいいけど、全体的にデリバリーとかスポット系は大きな減少。原材料高騰だけでなく、庶民のお財布も厳しいよなぁ。

以前調べたときに、居酒屋、繁華街は会社の機動力もあるのか回復が遅いという話だったが、ぐるなびの今回の資料ではそこも改善傾向でコロナ禍前を上回る。(だとするとこれ以上伸びしろないのでは?)

売上原価下げるために工夫してるのは別にいいんだけど、そういうのってもっとしっかり利益出してるところがやってるイメージだったな。経常利益0のところが、コスト削減頑張ってもたかが知れてるのではと思ってしまう。

評価できるのは今のところ知名度ぐらいかなぁ。中長期計画で2025年度ぐらい黒字化目指してるみたいだけど、まだ今買う必要性が感じられない。

今日はここまで。



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