歌舞伎町の今までこれから5

ニュースで
「警視庁が東京 歌舞伎町のホストクラブに一斉に立ち入りを行った結果、7割を超える店舗で料金表示などに違反が確認されたことがわかりました。」

とあったけどこれについて補足を。
まずシャンパン及び飾り(クリスタルのボトルに入ったブランデーはクリスタルとも呼ばれたりとか)は仕入値段が変動していてASK表示いわゆる時価が昔からでした。

高額な物程金額の変動が有ったりします。

コロナ以降にサプライズでドンペリオーダーしたら内勤さんが飛んで来て仕入出来るか確認しますって慌てたくらい入荷も少なくなっているらしい。

余談ですが歌舞伎町に幾つか中古の酒屋さんが有って需要有るのかな?と思って締め日に前を通ったら色々なお店の内勤さんが入れ替わり立ち代りでレアなお酒を探し求めていて店員さんが対応していました。
例えば最新のルイⅩⅢは入手出来なくても型落ちなら在庫を押さえられる。
(箱付きだけど開栓済かは不明)

コロナ前のグルダンの直営店のメニュー表だけど今はこの金額では到底卸せないかな?

照明が反射してみにくいけどコロナ前からドンペリはASKでした。
(担当にお願いしてメニュー表撮影したコロナ以前の時の物。同じくグルダン直営店)

タワーの代金がメニュー表に無いとの報道だったけどこちら側としては当たり前の事でもそうでは無い人は絶対分からない話ですよね。

何故ならタワーは

・形
昔は円柱とか台形とかだったけど最近はキャラクタータワーとか様々

・シャンパンの種類
・シャンパンの本数

これらで金額は桁違いって言葉通りになります。
例えば10段だったとしても5万円のシャンパンを10本でグラス半分を見栄えの良いリキュールにしたら小計50万円。
設置費は店舗によるがホスト負担は良く聞くけどスタンダードなのは5-10万円くらい。

大体が「オリシャン」と言うイベントの主役の写真がプリントされたイベント仕様の物を使う場合が多い。
(小計7-10が多い)

ただし以前にも書いたシャンパンバックが有る店舗はロジャーを使用する場合も。

なのでタワーはまあ30万円~ASKくらいしかメニューに記載出来たとしても発注する姫次第なのです。
過去歌舞伎町の駐車場貸切で数千万円タワーとかも有ったくらいだからメニュー表に明確な金額なんて有る訳が無いのだけど、歌舞伎町の常識は世間の非常識と言われるご時世ですから仕方がない報道です。

コンカフェに関しては歌舞伎町民も前々からいつか摘発されるよね、って言っていたジャンルだからまあ当たり前過ぎた。

私個人としてはホストクラブはとても楽しい場所で、中高女子校なのも有って共学高校の部活みたいな感じでした。
クソ高い部活だなーって良く言われたけど好きな先輩(担当)や友達(の様に接するヘルプ)との会話は自分が主役のリア乙ゲーですよ。
課金ありきの乙ゲーで予期せぬイベント(被りとの戦い)や店舗スケジュールのイベント。
参加するしないは自分次第だからNOボタン押せば良い。

乙ゲーライフについてはまた別に書きたいと思いますが、今後歌舞伎町がどう生き残るのかは見守り続けたいと思います。

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