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【ウェビナー聴講】あなたの仕事が劇的に変わる!? チャットAI使いこなし最前線

 日々進化を続けており、毎日の様に技術進歩が取り挙げられるAI分野。
 その中でChatGPTについて、note主催の気になるウェビナーがあったため、流れる様に受講。そして久しぶりにスケッチノートを取りました。


ウェビナー内容説明 >> noteプロデューサーの徳力基彦タイムラインに流れてきた今話題のチャットAI「ChatGPT」をマスターできる!noteに集まった最新事例とともに、チャットAI黎明期から活用しているnote CXOの深津が解説します。AIは人の仕事を奪うものではなく、人の可能性を拡張する道具です。このイベントを通して、楽しく便利にAIを使いこなすためのノウハウを学びましょう!
https://peatix.com/event/3491005/view


2023.2.9 #ChatGPT

 徳力基彦氏の初心者側に寄り添ったファシリテートと、深津貴之氏の解説は聞き心地が良く、1時間がアッという間。半年前に投稿された以下のnoteを読んでいたので、深津節を聞くことができて良かった。

 ウェビナーの中で最も刺さったことは、確率の場所をコントロールすることで、無限の知識のコントロールが可能であるということ。
 今後求められるものは「検索能力」…というよりかは言うなれば、「可能性空間限定能力」、「要件定義設定能力」というスキルになるのか。

※ さらに検索のコストを下げるには英語を学んでおかないといけない…ということも同時に痛感した。確かに世の中の情報の圧倒的なシェアを誇るものは英語であるし、いくら翻訳AIが発達したとしてもやはりその変換の一手間には勝てないことは明白であるため。

 逃げ道をなくす様な質問をし、言葉によって惑星の本棚からの可能性を切り取る(無限の可能性空間を破壊する)ことで、得られる答えを変容させることができる、ということを認識したのが今回のウェビナーの収穫。

 計算は純粋にサイコロを振っているだけ、突拍子も無いアイデアを求める際は、果たして自分が集合分布から外れた質問をできているのか…そこを顧みることも重要。

 なお、配信中チャット欄に「AIを問うとき、AIもまたこちらを問うているのだ」という深淵的発想を目にしたときは笑ってしまった。

 今はまだ無き追加検索機能も、ここ最近急激に繰り広げられているMicrosoft Bing (ChatGPT)とGoogle(Bird)の覇権争い等によりChatGPT4,5,6…へと技術進歩がなされるならば、また実装されていくだろうということにも期待が高まった。

 ウェビナー終盤では、AIの進歩によるニンゲンの存在感に対する漠然とした不安ついててどう向き合うかを議論。深津氏が述べたことは・・・
 "何をやるか、何をやらないか決めるのは芸術の本質。我々は何をするのか、何を目指すのかを決める。"

 「最終決定をすること」、そして「責任を持つこと(謝罪は任せろ!)」という、入り口と出口に関与するのがニンゲンの役割であって、AIには苦戦するところを手伝ってもらう。

 秘書…アシスタント…コパイロット…優秀な壁打ち要員…色々な表現はあれど、絶対的な回答を求めるのではなく、良き相棒と捉えることがこれからのAIとの付き合い方であるということが分かった。


 そうこうしている内にAI × デザインのツール「Galileo AI」(テキストからUI生成)、「Genius by Diagram」(Figmaのアシスタント)なりが次々とリリースされる変革の世の中真っ只中。

 そんな世界に取り残されないためには、食わず嫌いしない俄(にわか)であり続けることが重要なのかなと感じた。
 「好奇心が猫を殺したとしても、可能性を無視するよりは幾分マシだ」、とアグネスタキオンも言っていたことだしね。

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