「地域の物語」を、スリリングに語り続ける劇場。【美術館再開日記・番外編2】
1986年にできた世田谷美術館の地域密着度はかなりのものだが、1997年にオープンした近隣の劇場、世田谷パブリックシアターも、長年地道な教育活動を続けている。学校に演劇公演の出前をしたり、劇場で長短さまざまな日程で、いろいろな方を対象にした演劇ワークショップをしたり。
美術館で長くいっしょにワークショップをつくっている柏木陽さん(NPO法人演劇百貨店代表)は、このパブリックシアターでのキャリアも長い。3月はいつも「地域の物語」というワークショップ・シリーズのファシリテーター