2020年もホテルは新規開業続々!個人的に気になっているホテル7選
新年明けましておめでとうございます。
昨年は同じ業界の多くの方とお会いすることができました。やはり宿泊業界の方々、自然と今気になっている宿泊施設の話になります。
などなど、2019年に新規開業したホテルはたくさんありました。個人的には
大阪・北浜の「THE BOLY OSAKA」に泊まることができ、アーバンブティックホテルを体感しました。(また泊まりたい…)
弊社のHOTEL SHE, KYOTOも新規ではありませんが、リニューアルオープンを行い、新たな国内外のゲストにたくさんご宿泊いただいた1年でもありました。
2020年も続々と新しいホテルができます。下記のサイトを確認していただくとわかるのですが、全国各地で新規開業が予定されています。
この中から気になっているホテルを7つ選ばせていただきたいと思います。あなたの今年の旅先候補になれば嬉しいです〜〜。
1. キンプトン東京新宿
言わずと知れた、ブティックホテルの先駆けであるキンプトンブランドがとうとう日本にやってきます!1981年にアメリカでブティックホテルをスタートさせて世界各地に画一的ではないデザイン・思想のホテルができていったきっかけとなったと言っても過言ではないブランドです。
客室数は162、3つの宴会場とレストラン・バー、チャペルを備えたフルスペックホテルです。客室はもちろんの事、キンプトンの特徴でもあるレストランがどのようになるかが大注目。
インテリアデザインは「ロックウェル・グループ」とのことなので、ギラついたホテルになるんだろうな〜〜と思いつつも"日本初キンプトン!"を楽しみにしたいと思います。
2. SHIROIYA HOTEL
2008年に廃業した前橋の老舗旅館「白井屋旅館」が、新たに「白井屋ホテル(SHIROIYA HOTEL)」として開業。何が興味深いって、この事業に関わる人たちが豪華…!田中仁財団の活動の一環で開発されたのですが、この財団は株式会社ジンズの創業者で代表取締役社長の田中仁さんが運営。
全体のデザインと設計を建築家 藤本壮介さん(!)が手がけ、アルゼンチン出身の現代アーティスト、レアンドロ・エルリッヒ(金沢21世紀美術館の「スイミング・プール」を作った人…)をはじめとする国内外のさまざまなクリエイターが集まっています。客室数は25とコンパクトながらどのような空間になるのか待ちきれないです。
3. MALIBU HOTEL
まず、Webサイトをご覧いただきたいのですがパッと開いただけで「おっっ〜〜!」となるようなホテル。
これってイメージ写真ですかね?実際だったらこのテイストのホテルは日本でまだまだ少ないのですごく嬉しいです。50㎡~93㎡全室スイートの11室と個人的に好きな規模感です。なんせサイトの写真の使い方が上手い。
4. エースホテル京都
京都のホテルで働く身としては絶対に訪れたいホテル。キンプトンといい、エースといい王道ブティックホテルがオリンピックイヤーに開業するのは熱い。建築デザインは建築家の隈研吾さんが監修、インテリアデザインはロサンゼルスを拠点に活動するデザイン・スタジオ「コミューン・デザイン」。
Ace Hotel Chicagoや DTLAなどすでにAce Hotelのデザインを手掛けており、シンプルで温かみのあるデザインが好きです。キンプトンと対極なのが面白いね。(この多様性こそ、ブティックホテル!)
・どんなスタッフさんなんだろう?
・どんなゲストが来るのだろう?
・Instagramどんな投稿になるんだろう?
とめちゃくちゃ気になっています。
5. 宝塚ホテル
私、宝塚出身でしてそれはもう小さい頃から宝塚ホテルにはお世話になりました。祝い事があったり特別な日は家族が連れて言ってくれたんですよね。(初めてレモンの入った水を飲んだのも宝塚ホテルでした…!)
だから色んな思い出が詰まったホテルだったのですが営業開始してから93年間という月日を経た今年に移転オープンします。正直物寂しいです。建物も今の新築ホテルにはない味があって、この廊下とか天井が高くて窓も大きくて好きなんですよね〜〜〜
移転後、客室数は129室から200室へと増え、バイキングや日本料理などを楽しめる3つのレストランと、アフタヌーンティーやお酒を楽しめるラウンジを併設予定とのことで”新たな宝塚ホテル”を体験したいと思います。
6. ホテル アンテルーム 那覇
HOTEL SHE, KYOTOのご近所さんでもあるホテル アンテルームが那覇にもできます!ティザーサイトでは建設中の映像が流れており、プロジェクトが進んでいっている感じが伝わります。
とサイトには書いてあるのですが、アンテルームが那覇を舞台にアートとカルチャーをキュレーションするとどのようになるのか楽しみです。アンテルーム京都に行ったことがある方は分かると思うのですが、空間の使い方が絶妙。居心地いいし、交流しやすいし、でも余白や余裕があって、朝食美味しいし、、、とそんな体験を那覇でも再現されるんだろうな〜〜
部屋数は126、国内外で活躍するアーティストとコラボレーションしたコンセプトルームも計画されているということで要注目です。
7. THIRD(サード)石垣島
最後の一つは”サードプレイス”をコンセプトに「THIRD(サード)」の第1号ホテルとして、全28室の 「THIRD石垣島」です。
とある通り、今までカフェやパブが一般的なサードプレイスだったのですがホテルにおいてもサードプレイスの場として機能させる新たな試みです。CEOの佐々木さんの記事ではTHIRDを始めるに至った経緯やどのようなホテルにしていくかを知ることができますのでぜひご覧ください。
「サードプレイスにかえる」という表現がどのような宿泊体験に実装されるのか、非日常でもあるホテル空間がサードプレイスとしてなりうるのか、そういった観点でも気になるホテルです。
終わりに
今回選んだホテル以外にも魅力的なホテルがたくさん、2020年に開業されます。ぜひ、みなさんの注目ホテルを教えてください!
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